鎌倉の円覚寺にある、もう一つの国宝である大きな梵鐘【神奈川旅行記⑱】

神奈川旅行記2020年秋-⑱

 旅行期間:2020年11月24日~27日(3泊4日)
(The large temple bell, another national treasure, at Engakuji Temple in Kamakura [Kanagawa Travelogue 18])

意外と綺麗な・・・?!

鎌倉という場所は中世の頃に鎌倉幕府の中心地が置かれていた場所なので、関東の古都という歴史を感じる街並みや歴史ある寺などが魅力的な土地でもあります。そんな歴史ある寺が多い鎌倉の中でも”鎌倉五山”の1つにも数えられる円覚寺の見学を引き続き行っていきます。

 

【臨済宗:円覚寺】

住所:神奈川県鎌倉市山ノ内409
営業時間: 8時~16時30分頃
電話番号:0467-22-0478
拝観料:大人500円/小・中学生200円

 

 

 

佛日庵にて

そしてさっき行った黄梅院に向かう途中にあって、先程は一旦無視した「佛日庵(ぶつにちあん)の前に戻ってくる。この佛日庵という場所の中には円覚寺を建立した、鎌倉幕府の8代執権:北条時宗の霊廟が造られている場所でもある。

 

そんな北条時宗の霊廟はこちらの看板に見られるように、『開運』『幸運』『学問』『厄除け』などに御利益がある場所ともされているようだ。ただしこの佛日庵に入るには円覚寺の拝観料とは別に、追加で100円支払わないといけない。なのでたった100円だけど、お金を払ってまで入る程に思えない中学生達は、前を通り過ぎるだけであった。。

 

ただたった100円というワンコインを支払うだけで入れるようなので、せっかくなので入場する事にした。そしてその中の中心地に見えているこちらの建造物が「開基廟」という名前が付けられている、北条時宗の霊廟である。なおこの開基廟の建物自体は入場料を支払わなくても、この手前の門の場所から眺める事が出来るので、それもあってわざわざ100円を支払ってまで入ってくる人が少ないのかもしれない。

 

寺の入口で拝観料を支払ったのに、また途中で別に追加でたった100円だけど支払うなんて、ちょっと不合理にも思える。それであれば「最初から拝観料に含んでおけばいいのに・・・」とも思うけど、寺側にも色んな事情がある事だろうし、何事にも理由があってそうなっているので、嫌なら入らなければいいだけ。。

オカン
オカン

いちいち文句が多いんや!(怒)

 

敷地に入って左側にある建物内には、こちらのパネルに写真がある地蔵菩薩像が安置されている。ただし建物内は写真撮影が禁止されているので、その菩薩像の様子はこのパネルの写真だけしか無いのである・・・。

 

この佛日庵の敷地内には茶店も用意されていて、500円で抹茶やコーヒーなどを楽しむ事も出来るようだ。このような観賞用に手入れされた中庭で、ゆっくり抹茶と鳩サブレーを味わうと、より一層鎌倉気分を味わえる事だろう。

 

さっき黄梅院で木の幹に仏像が彫られたのを目にしたけど、ここではこのようにカラーコーンに可愛らしい地蔵菩薩が模られて埋め込まれているのを発見する。どうも見る限りは量産品ではなく、この円覚寺オリジナルで作った地蔵菩薩入りカラーコーンのように見える。。

朋ちゃん
朋ちゃん

これ、めっちゃカワイイ!!

 

佛日庵の敷地内は別途100円の入場料が必要という事もあって、このような苔庭など手入れされた綺麗な庭になっている。なお手前には「林家木久蔵(初代)作」と表示されているが、今は林家木久扇と名乗っている人気番組『笑点』でもお馴染みの落語家がデザインした庭となっている。

 

現:林家木久扇(初代:林家木久蔵)は落語家として有名だけど、実は落語家になる前はプロの漫画家だったり、仲良しだった故:横山やすしと共に”全国ラーメン党”を立ち上げて「木久蔵ラーメン」なるラーメン屋を全国展開したりと、多才な才能を持つ人物でもある。

 

【いやんばか〜ん】林家木久蔵1978年

また林家木久蔵が歌う『いやんばか〜ん』という1978年に発売された曲は、10万枚以上を売り上げるヒット作ともなっている。

出川ちゃんの充電旅でも、度々耳にする曲ですね!

 

 

そんなアーティストとしても活動している林家木久扇は、この円覚寺の佛日庵で落語公演も行っており、度々訪れているようだ。なお最近は『笑点』を見る事も無くなったけど、80歳を超えながら未だに出演を続けているようだ。

小さい頃は『吉本新喜劇』と『笑点』は、毎週欠かさずに見てましたね!

 

この開基廟は鎌倉時代にモンゴル帝国からの2回に渡る、日本侵略を防いだ時の最高権力者であった北条時宗のお墓である。鎌倉時代の最高権力者というと征夷大将軍かと思ってしまうけど、源家の征夷大将軍は①源頼朝 ⇒ ②源頼家 ⇒ ③源実朝で途絶えてしまって、その後の実権を握ったのが北条氏が務める”執権”という役職だったのである。

 

その”執権”という役職が実質的に権力を握っていた理由は、実は北条氏が征夷大将軍に成れなかったからである。昔から日本では血筋が重要視されていて、将軍などには摂家や皇族など天皇家の血縁関係がある人物しかなれなかったのである。源家が滅びながらもその後の実権を握った北条氏は成りたくてもなれない征夷大将軍は諦めて、その代案として幼い藤原氏の血筋の子供を征夷大将軍に推薦し、その征夷大将軍が幼い為に後見人になるという名目で”執権”として権力を握り続けていたようだ。

鎌大仏君
鎌大仏君

人間は下手に血筋を重要視する文化があったんダね!

 

この開基廟には北条時宗の遺体が地下に埋葬されているが、それと共に9代執権:北条貞時14代執権:北条高時も合わせて埋葬されている。そして開基廟内にはそれぞれの像が置かれているのが見える。

 

その真ん中に鎮座している像が北条時宗であるが、当時世界で全盛を誇ったモンゴル帝国からの侵略を防ぎきれていなければ、日本も今とは全然違った国になっていた事だろう。

 

この佛日庵にある茶室では、川端康成や立原正秋の小説にも登場するという茶室のモデルにもなっているという。またその茶室前に植えられている枝垂桜は、神奈川県出身の小説家「大佛次郎(おさらぎ じろう)の奥さんから寄進された木だそうだ。

 

この佛日庵はたった100円だけど別途入場料が必要な場所だけあって、風情たっぷりな雰囲気の場所となっている。何気ない階段だけど、このような湾曲している感じに風情を感じれる。

 

ここの苔庭をデザインした林家木久扇(初代:林家木久蔵)はボクが小さい頃に『笑点』の大喜利を見ていた頃から出演していたが、今では既に80歳を超えている。久しく見ない間に新顔に入れ替わっている『笑点』の大喜利だけど、80歳を超えながら未だに林家木久扇の懐かしい顔をテレビで見れるのは嬉しく思う。

 

こちらがその川端康成などの小説に出てくる茶室のモデルともなった、「烟足軒(えんそくけん)という茶室。この茶室は鎌倉時代ではなく、北条氏が滅亡した後の室町時代末期に造られた建物だそうだ。

 

この茶室内部は立ち入り禁止となっているが、このように内観はとても綺麗に管理されている。現代の日本人の多くは茶室ではなく、「スタバ」に憩いの場を求めているが、昔はこのお茶という文化が風流人の象徴として流行っていたのだ。

 

このように100円という入場料が必要な佛日庵だけど、入ってみると色んな事を発見できたりするので、個人的には料金を支払ってまで入る価値がある場所だったと感じる。しかしボクはブログ用の色んな写真を撮る為に旅行をしているのもあるが、普通の人でそんなに写真を撮らなかったりすると、ここの場所にそこまで興味を抱けないかもしれないが。。

 

そしてこの円覚寺にはさっき見た舎利殿以外に、もう一つ国宝がある。そんなもう一つの国宝は「洪鐘(おおがね)という、1301年に北条貞時によって寄進された梵鐘である。

 

その洪鐘が設置されているのは、円覚寺の入って右側の高台の上。そこまではこのような階段を登って進む必要があり、上には鐘以外に江の島の弁財天とゆかりのある弁天堂が建てられているという。

 

そんな国宝の鐘を見に行くハズなのに何故ここでトイレの写真が入ってきたかというと、このタイミングでウ○チ💩が出そうになってしまったからである。こんな鎌倉時代に建立された寺のトイレなんて古いトイレかと思っていたけど、なんとこのようにまだ比較的新しくてウォシュレットも完備された綺麗なトイレとなっていたのが印象的だったのである。。

オカン
オカン

こんなトイレの写真なんて、アンタ以外に見たい人居ないで!(怒)

円覚寺のトイレ写真をアップしている旅行記も、珍しいでしょ!(笑)

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

オレの放水シーンもアップしてくれや!(笑)

 

さて綺麗なトイレでウ○チを捻り出してスッキリした後は、今後こそ国宝の鐘が待つ高台へと向かう階段を登っていきます。

 

ここでは江ノ島に近い事もあって、弁財天も一緒に祀られているようだ。仏教は一神教ではなくて多神教の宗教で沢山の神様の存在を認めているが、逆に沢山の神様を何でも祀り過ぎるとゴチャゴチャした感じで、それぞれの神様の存在感が薄くなるようにも感じてしまうような・・・。

 

この弁天堂に向かう階段は、数えていないけど100~200段ほど。そこまで疲れるような階段ではないと思うけど、上に登ったら国宝が待ち受けているので、足腰の弱っている方でも途中で休憩しながらでも頑張って登るべきかと。

 

 

高台の弁天堂と国宝の洪鐘

階段を登ると、こちらの弁天堂が見えてくる。国宝である洪鐘は江の島の弁財天を祀る為に造られた物で、その際に合わせてこの弁天堂も建造されたという。

 

この鎌倉時代には怨霊などが大いに信じられていた事もあって、このような厄除けなどに鐘などが造られて、今では考えられない程に神頼みという行為に心酔していた時代であったのだろう。

 

この弁天堂の扁額には「大弁財天」という文字が見られるけど、”大”という文字が付くとその神様も普通の状態ではなくて、覚醒したスーパーサイヤ人の如く、より強大な力を持つ神様という認識なんだろうか?!

 

その脇にあったのが、こちらの国宝の洪鐘。鐘を衝く棒の手前部分が損傷しているけど、この洪鐘が造られたのは1301年とされているので、まさかその時代に造られた物ではないだろうが。。

 

この洪鐘は高さ約2.6mで関東地方では最も大きい鐘だという。これだけ大きな鐘だと太平洋戦争中に金属類回収令で真っ先に持って行かれそうにも思えるが、さすがに歴史ある鐘だけにこれだけは避けられたのかもしれない。

 

この鐘がある高台からは見晴らしが良く、天気の良い時は富士山も見えるとか。しかしこの日も天気は曇り空とスッキリしなかったので、残念ながら富士山の面影すら見えずだった・・・。

ブッダ君
ブッダ君

普段の行いが悪いんじゃ!(笑)

 

この弁天堂で御朱印を貰っている人もいたり、またこのように他の人は真面目にこの弁天堂に向かってお祈りをしている姿も見られる。恐らくせっかく階段をシンドイ思いをして登ってきたから、「何か願いを叶えてちょうだい!」という欲望剥き出しの気持ちで祈っている事だろう。。

鎌大仏君
鎌大仏君

何を祈るかは、人それぞれで自由ダよ!

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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