ここも『あじさい寺』と人気の鎌倉観光に欠かせない明月院を訪問【神奈川旅行記⑲】

神奈川旅行記2020年秋-⑲

 旅行期間:2020年11月24日~27日(3泊4日)
(Visit Meigetsuin Temple, another popular “Hydrangea Temple” and an essential part of Kamakura sightseeing. [Kanagawa Travelogue 19])

紫陽花はどこ?!

この鎌倉を訪れたのは2020年の11月下旬。もう一年半も前の事だけど、そんなちょっと前の旅行記を淡々と作成しています。というのも下手に少し真面目な性格なボクなので、1つの旅行を飛ばすという訳にもいかずに、訪れた旅行先を順番にアップしていっているので、このようにドンドンと訪問した日時と旅行記にアップした日時に大きく差が出来ていくのである。。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

旅行記はリアルタイムで更新せんと!(怒)

 

 

秋の鎌倉にて

神奈川県旅2日目はまず北鎌倉駅近くにある「円覚寺」を訪問し、敷地内にある2つの国宝などを見学した。コロナ禍であろうと雨が降ろうと、秋の紅葉シーズンにはそれを目当てにしてやってくる観光客が多く、昨日の夕方頃にこの周辺を歩いていた際にはそこまで観光客を見かけなかったけど、日を改めるとそれなりの観光客達に遭遇したのであった。。

 

そして次の目的地でもある「明月院」に向かうが、この円覚寺からは徒歩で約7分と近い場所にある。なので円覚寺と次の明月院はセットで見学する観光客も多いようで、これも鎌倉観光の定番ともなっているようだ。

 

そして円覚寺から電車の路線沿いの道を南東に歩いて行くと、小川沿いにこちらの「明月院」と彫られた石碑を見つける。ここから先の道は「明月院通り」となっていて、その名の通りに明月院へと向かう道になっているので、とても道順としては判り易い。

 

その明月院通りを進んで行くと、道の突き当りにこちらの木々が生い茂る場所が見えてくる。こちらの場所に出入りする人達が見られたので、ここがなんとなく明月院だろうと当たりを付ける。

 

案の定ここが明月院で、普通の寺という感じではなく、色んな植物が植えられて丁寧に管理されている雰囲気を感じるので、観葉植物などが好きな人には楽しめそうな寺のようだ。

 

ここ「明月院」は平安時代に起源を持ち、鎌倉幕府5代執権:北条時頼の時代に禅興寺として再興されて、それから約100年後にその禅興寺の塔頭として山内上杉家5代目当主:上杉憲方(うえすぎ のりまさ)が改築した場所となっている。

 

明月院の入口付近にはこちらの「深谷上杉家ゆかりの寺」という石碑が建てられているけど、この明月院を造らせた上杉憲方が当主を務めた山内上杉家は、その12代後にあの有名な上杉謙信が生まれた有名な家筋である。「上杉家」と聞くと”越後の虎”と呼ばれた軍神の上杉謙信は越後方面の大名だった記憶があるけど、元々上杉家は関東の守護大名としてスタートしたのであるが、戦国時代に”関東の雄”でもある北条氏康と対決して形勢不利になり、越後守護の長尾家を頼る事になる。

 

そして越後に逃げ延びた山内上杉家は長尾家の四男である「長尾 景虎」(のちの上杉謙信)を養子に向かえ、その後に家督を譲る事になる。だから上杉家というと越後やその後に移り住んだ会津や米沢のイメージが強いけど、元々は関東のこの鎌倉付近にゆかりがあるのだ。

鎌大仏君
鎌大仏君

上杉家が逃げる事が無かったら、上杉謙信も存在してなかったかもね?!

 

 

明月院を訪れる!

入口で拝観料大人500円を支払い、明月院内へと進んで行く。ただ”紫陽花寺”として有名と言われても、この訪れた11月には紫陽花は殆ど咲いてないので、どちらかというと”紅葉寺”とその時だけ呼称を切り替えた方がいいかもしれない。

 

【臨済宗:明月院】

住所:神奈川県鎌倉市山ノ内189
営業時間:9時~16時頃
電話番号:0467-24-3437
拝観料:高校生以上500円/小中学生300円
※本堂後庭園の特別公開は6月と11月頃のみ

 

 

この訪問時は11月下旬という事もあって紅葉シーズンでもあったので、敷地内を流れる水路にはこのように紅葉を終えて散って行っているもみじの落ち葉が沢山見られた。木の枝に残っているもみじの葉っぱも良いけど、このように落ちたもみじもまだその色が抜けてないので、これもまた楽しめる光景でもある。

 

そしてまず足元に見えたのがこちらの「笹竜胆(ササリンドウ)というリンドウ科の多年生植物であるが、こちらの笹竜胆はここ鎌倉市の花にもなっていて、それもあって鎌倉市章が笹竜胆のデザインにもなっているのだ。

 

 

そして明月院の門を入って左側がちょっとした庭のようになっていたので、何があるかと散策していると、こちらの太い竹が地面に刺さっているのを見つける。ただこの竹をよ~~く見ると上の方に蛇口が顔を出している。実はここには水道の蛇口があって、そのままだと自然の雰囲気を壊しかねないので、寺を管理している人が工夫して竹で覆い隠していたという訳である。

鎌大仏君
鎌大仏君

明月院は結構、植物管理に凝ってるから見所あるよ!

 

鎌倉幕府5代執権:北条時頼の墓地にて

さっき訪れた円覚寺には北条時宗の墓地があったけど、ここ明月院にもこの明月院の前身である禅興寺を建立した鎌倉幕府5代執権:北条時頼の墓地も敷地内に造られている。なおこの北条時頼は元寇で活躍した鎌倉幕府8代執権:北条時宗の父親にあたる人物でもある。

 

だから近くにある円覚寺とここ明月院には、北条時頼と北条時宗の墓地が親子仲良く隣り合わせに造られているのでもある。(※北条時頼の弟の鎌倉幕府9代執権:北条貞時のお墓も円覚寺にある)

 

こちらが鎌倉幕府5代執権:北条時頼の墓地で、北条時頼は1250年頃に執権として活躍していたので、今から約750年も前の事である。なのでこのお墓がその当時から残っているものかは分からないけど、北条家ゆかりの鎌倉の地という雰囲気が漂っているのである。

 

この北条時頼は執権として鎌倉時代の基盤を強固にした事でも有名らしいけど、それと共に中国(南宋)からの蘭渓道隆(大覚禅師)という僧侶を招いて禅宗の寺院「建長寺」を建立させた人物でもあるようだ。その建長寺は日本で初めての禅専門道場となり、北条時頼は執権を終えた後は近くにあった最明寺に出家した。

 

このように北条時頼の墓地は外側だけ見ているとそこまで古そうな雰囲気を感じなかったけど、近づいてみるとその内側に積み重ねられた石に苔がビッシリと張り付いているのが見える。この苔だけ見ていると、かなりの年月を経過しているようにも思える。

 

その北条時頼のお墓の脇にある建物は、かつて最明寺という時頼が建立し出家していた場所の跡地に造られている北条時頼の霊廟である。この最明寺という寺は時頼死後に荒廃してしまったが、その息子である北条時宗がその後に最明寺を前身とする禅興寺を建立し、父親のお墓を守ったのである。

 

その禅興寺の塔頭という形で明月院も引き継がれていったが、明治時代になってからの廃仏毀釈によって禅興寺が廃寺となってしまう。しかしこの明月院はなんとか生き残り、今では紫陽花から桜や梅などの咲くシーズンには全国から観光客がやって来る程の人気の場所になっている。

 

こちらはその北条時頼霊廟内の景色であるが、位牌が中央に鎮座していて、その右手には北条時頼と思われる人物の絵が飾られている。綺麗な植物がビッシリと植えられて管理されている明月院だけあって、位牌の前には綺麗な花が飾られているのも見えている。

 

このように明月院は植物が至る所に植えられているので、とても自然を感じれて、また木々に囲まれてリラックスできそうな雰囲気も漂っている。ただ桜や紫陽花が咲くシーズンは多くの観光客が訪れるらしいので、その混雑した時期にもしここに来たら、そこまでリラックスできないかもしれないが。。

 

こちらは明月院敷地内に造られている「月笑軒(げっしょうけん)という茶店で、抹茶や和菓子などをゆっくり食べながら、かつ目の前の景色も堪能しながら満喫できる場所のようだ。

 

 

しかし、その入口の柵付近にはこのように「撮影目的の入店はご遠慮ください」と書かれている札が見える。観光客の中にはボクみたいに「金は使いたくないけど写真は撮りたい!」という奴も居て、店側からしたら営業の邪魔になる行為をする人に迷惑している様子が感じ取れる。

 

一応こちらがその茶店の正門的な入口で、その門の手前には直筆のメニューが飾られている。今は雨がパラパラと少し降っているので、ここでお茶などを飲んで休憩しようという人も見かけたけど、ボクは立ち止まっている時間はないのでパス。

 

そして奥へと進む事にしたのであるが、いきなりこのような木の階段が目の前に立ち塞がっているのが見える。なかなか寺でこのように通り道に向こう側が見えない程に高低差がある橋が、立ちはだかるってあまりないようにも思うが。。

 

 

明月院内の景観 動画

 

 

その木造の橋の上に立って奥を眺めると、段々が比較的低い階段が中央に見えていて、その脇に植物が綺麗に植えられているのが見える。どうやらこの階段の脇に植えられているのが紫陽花(アジサイ)の花らしいが、今は紫陽花が咲くシーズンではないので、その景色も普通に雑草が茂っている感じにしか見えないが。。

 

 

この階段脇にはズラ~~っと紫陽花が下から上まで植えられており、紫陽花が綺麗に咲く6月のシーズンには多くの観光客がここでの綺麗な景色を見たり、写真を撮る為に押し寄せる場所でもある。その紫陽花が綺麗に咲くシーズンだったら、ここの写真スポットを狙ってみんながカメラを構えている前を歩くのが忍びないように思うけど、このシーズンだったら全然そんな事を気にせずに階段を自由に登れるのである。

 


 

綺麗に紫陽花が咲くシーズンの明月院

綺麗に紫陽花が咲くシーズンの明月院

ちなみにこちらは綺麗に紫陽花が咲いているシーズンの階段の景色である。こんな綺麗に紫陽花が咲くシーズンに来たら、この階段の景色を写真に撮る人がズラリとならんで、簡単に階段を歩けないような雰囲気なんだろうと妄想。。

鎌大仏君
鎌大仏君

紫陽花が咲くシーズンは、カメラ小僧がいつも占拠しているよ!


 

今では紫陽花は観葉植物として定番の植物となっているが、この明月院ではそんな見学客向けに紫陽花を植えた訳ではなく、第二次世界大戦後の物資が不足していた時代に杭がなかなか調達できないので、その代わりにこのように生育が比較的簡単な紫陽花を植えるようになったのが起源なんだとか。

 

11月の明月院では残念ながら紫陽花が咲いている花道を歩く事はできず、また雨も写真に写る程の粒が降ってきてしまう。ただ宮沢賢治じゃないけど、「雨ニモマケズ」という気持ちで明月院の見学を続けていくのである。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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