道後温泉近くにある、松山で歴史ある石手寺へ向かう【愛媛旅行記㊼】

愛媛県/松山旅行記㊼

 旅行期間:2020年9月23日~26日

 

最終日も楽しむだけ!

さて遂に3泊4日の愛媛県旅も最終日の4日目の朝を迎えました。今日も快晴とはいかない天気ですが、幸い雨は降りそうにないので何とか今日も松山市内を散策できそうです。

 

「ホテル道後やや」で朝食ビュッフェ!

さて3連泊とお世話になった「ホテル道後やや」の朝食も、これで食べ収めとなります。なのでこのホテルのビュッフェでのウリでもある種類ある野菜を豪快にお皿に詰めて、今日も美味しい朝食を頂きます。

 

しかしこれだけ野菜の種類が豊富にビュッフェに提供されているホテルも珍しい。しかもあまり広くない朝食会場でありながらも、アイデアを出してその狭い場所をフル活用して多くの種類を提供しているホテル側の配慮に感激するのであった。

 

こちらは鯛めしだけど、もう少し豪快に鯛の身が入っていれば嬉しかったけど、流石に鯛めしだけはちょっと控えめな感じであった。。

 

そして今日も柑橘類は種類関係なしに、とりあえずドッサリとお皿に盛ってみた。やっぱり瀬戸内海周辺の愛媛県ではこのような柑橘類を沢山食べないと、何だか勿体ないような感じである。

 

 

石手寺へ向かう!

さて今日は最終日の為にホテルをチェックアウトして、道後温泉街にまずは向かう。今回の旅でも荷物はリュックサック1つだけであるが、ホテルに預けても良かったけどこの道後温泉街入口周辺にあるコインロッカーに預ける事にした。ホテルに預けておけば無料なんだが、道後温泉街入口から少々歩かないといけないのでタイムロスを省く為である。

 

歴史ある道後温泉の本館建物はいつ見てもいいものであるが、商店街は朝早くはシャッターが閉まっているので、何とも虚しい印象を受ける。

 

まだ午前8時頃という事もあって、清々しい朝はまだ静かで人通りも朝の散歩をしている人ぐらい。なお今日はこの道後温泉から歩いて行ける距離にある「石手寺」と「湯築城跡」と「正岡子規記念館」を見学して、13時頃の飛行機で大阪に戻る予定となっている。

 

道後温泉商店街入口にある観光案内所の脇に、このようにコインロッカーが用意されている。この近くでは正岡子規記念館内に無料のコインロッカーが設置されているので、記念館がオープンしている時間だったらそちらに預けた方がいいのであるが、今日は朝早くから始動する為にやむなしにこちらに預ける事にする。

 

コインロッカーの荷物を預けるボックスのサイズも荷物の大きさによって変わり、大・中・小の大きさが用意されていた。なボクの荷物はリュックサック1つだけなので、1日300円のコインロッカーに預ける事にする。

 

なお観光案内所が営業している時間帯にはそこでも、このように荷物を預かってくれるとの事。ただ特に問題がなければ、コインロッカーに荷物を預けておく方が良さそうな。。

 

こちらは道後温泉商店街から歩いて2分程の距離にある「正岡子規記念館」。9時からオープンしている施設なのでまだ閉まっていたが、ここが開いていれば中にある無料のコインロッカーが使えた訳で。こちらは先に石手寺を訪問した後に戻ってきて、見学をする予定。

 

こちらの石碑には珍しく2人の俳句が刻まれているのが見える。右側が正岡子規の俳句で、左側が正岡子規と東京で出会って、意気投合した夏目漱石のもの。

 

明治から大正にかけて流行した俳句の文化であるが、松山市内では俳句ポストなどを各所に設置してその普及に推進しているけど、全国的には衰退している。なのでこれから21世紀の中で、この俳句がどのような推移を遂げていくかは注目となるかもしれない。

 

そんな正岡子規記念館前を走る道の187号線を東に歩いて、四国霊場第51番札所である石手寺へと向かいます。

 

このように石手寺までの道は一本道となっていて、歩いてもおよそ10分少々で辿り着けるので近い。

 

その石手寺までの道中には道沿いに色んな寺が建てられており、昔から寺が沢山作られていた事が分かる。

 

これだけ仏教寺院が多いという事は、それだけ日本国内で仏教が浸透していた事を表している。現代の日本人には明治時代になって政府が推し進めた神道も浸透して、仏教と神道の考え方が無意識に教え込まれている。

 

最近はパソコンなどの普及によって、こういった独特な筆記体を読む機会が少なくなったので、なかなかこういう文字の解読に頭を悩ませる。前は親父や会社の上司の読みにくい文字などをある程度読めるようになっていたけど、今は筆記体の文字を殆ど見る機会が無くなっているので、こちらの俳句も読めない・・・。

 

全国を旅した種田山頭火が残した有名な俳句もあった。彼は年を取ってから全国を行脚するようになったが、若くして全国を回るのと、歳を経てから全国を回るのでは物事の感じ方が違う。だから若い頃に全国を回った人も歳を取ってからも再び全国を巡るのも趣があっていいと思う。

 

さて石手寺まで向かって歩いていると、ちゃんとホテルのトイレで済ませてきたウ○チさんが、また出たがっていた。しかし寺までは公衆トイレが無さそうな雰囲気だったのでちょっと焦ったが、途中にコンビニが見えたので急ぎ足で駆けつけて何とか慎重にウ○チさんを送り出す事に成功する。

 

 

早朝の石手寺にて

そしてこちらが真言宗豊山派の寺院である「石手寺」で、2009年にはミシュランガイドで1つ星を認定されたという寺でもある。松山市内では結構な人気の観光地ともなっている場所で、この寺で売っているお餅が人気ともなっているそうだ。

 

【真言宗豊山派:石手寺】

住所:愛媛県松山市石手2-9-21
電話番号:089-977-0870

 

この石手寺は一昨日に今治市からの帰りのバスから、暗い中でも仏像がブルーライトでライトアップされているのが見えていた寺。なので普通の地味な寺よりも、ちょっと画期的な寺に思える印象だった。

 

この石手寺には国宝や重要文化財などがあり、創建は奈良時代とされている。戦国時代にはこの地方を攻めてきた長宗我部元親の軍勢によって一部の建物が焼かれてしまったけど、国宝となっている仁王門などは焼失を免れて未だに現存している。

 

そんな石手寺には寺の敷地内でも名物の焼き餅が売っているし、その向かいのこちら「三好食堂」でも焼き餅を販売している。

 

ただこの時はまだ朝8時30分頃だったので、開店準備すら始まっていなかった。なお10個800円というお値段で、この年(2020年)の7月よりレジ袋が有料となっていた。

 

普段はこういった餅なんてまず買わないけど、とても惹かれてしまう。結局この三好食堂ではなくて石手寺内で売っていた焼き餅を後程購入したけど、想像していたよりもとても美味しかった。さすが人気な焼き餅だけあって美味しかったが、お土産に少し持って帰ろうと思っていたけど、あっという間に全部食べ尽くしてしまった。。

 

仏教というとこの2020年2月にスリランカを訪問した際に、色々とお釈迦様(仏陀)の事などについて勉強した。しかし日本では同じ仏陀から始まった仏教でも、海を隔てるとそれぞれに別な発展をしている。なので仏教と言っても、日本の仏教はあくまでに日本オリジナルの内容となっている。

 

こちらには龍の像の上に女性が乗っているのが見えるけど、ドラゴンボール世代から見ると、神龍にブルマが乗っているようにしか見えないのだが・・・。

 

ただこの石手寺では日本独自の仏教を伝える場所というよりは、このようなスリランカなどでもよく見かけた仏陀の像やオブジェなどを沢山設置されていた。だからここの寺では国内だけの活動というよりは、海外の仏教にも視野を広げて取り組んでいる印象を受けた。

 

石手寺では入口からこのような像やらオブジェやらが、色々とお出迎えしてくれる。なので色々に写真を撮りたくなるような物が置かれている寺なので、写真好きには楽しめるスポットでもある。

 

さてではそんな色んな楽しそうな物が沢山待ち受けていそうな、石手寺の境内へと進んで行きたいと思います!

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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