愛媛県/松山旅行記㊻
旅行期間:2020年9月23日~26日
遂に松山市で食べれる鯛めし!
さて愛媛県旅は暗くなった松山市内へと戻ってきました。こちらは伊予鉄グループの中心地である松山市駅脇にある「いよてつ高島屋」で、上には初日に乗った観覧車の「くるりん」が光っているのが見えている。
さて松山市内中心部は四国でも最大の都市だけあって、結構に飲食街が軒を揃えている。ただし1人旅なのでそこまで飲むのが目的ではないので、居酒屋というよりはレストランや小料理屋を探して夜の松山市内を散策する。
秋山兄弟の生誕の地にて
そしてその散策途中に見つけたのが、こちらの「秋山兄弟:生誕の地」。ここは松山城へのロープウェイ乗り場や加藤嘉明の像などがあるエリアで、初日にやって来た時に鯛めし屋が多かったイメージがあったのでやって来た。
ここには今日の午前中に訪れた梅津寺の小高い丘の上に鎮座していた秋山兄弟の像とは形が違っており、こちらの秋山好古像はこのように騎兵隊を指揮していたので馬に乗っている姿が見られる。
そんな馬に跨ってカッコイイ感じのお兄さんとは別に、海軍で活躍した実の弟である秋山真之は対照的にこのようなちょっと寂しい胸像となっていた。こちらもせっかくなので戦艦三笠に乗っている像とかにしても良かったと思うのは、ボクだけかな・・・?!
「丸水 松山店」で鯛めしタイム!
そして今晩はちゃんとした鯛めしを食べたいと考えていて、この周辺の鯛めし屋さんをグルグルと物色して、結局こちらの「丸水 松山店」に決めて店内へと進む。
この「丸水(まるすい)」さんはこちらのメニューにもあるように、”宇和島風鯛めし”を提供しているお店。勿論目当てはこちらの鯛めしであるが、「鯛一郎クン(養殖)」が1650円で、天然真鯛だと”時価”になっていた。。

今まで時価の食べ物なんて、怖くて頼んだ事がないです・・・

天然真鯛を1.5倍増量した時はプラス620円って、そこだけは時価でも決まってるんタイね!
こちらは”宇和島風鯛めし”の食べ方が、このように絵で紹介されている。この鯛めしの食べ方は昔水軍や漁師たちが、火が使えない船上で酒盛りをしながら鯛の刺身を茶碗の上に乗せて食べていた事から始まっているとされているようだ。
さてそんな美味しそうな鯛一郎クンが使われている鯛めしがやって来る前に、先に「ビール君」を味わう事に。このビール君はどんな料理にも合うし、特に汗を沢山掻いた後にはとても美味しく感じる飲み物で、現代人にとっては欠かせないものとなっている。
そして運ばれてきた宇和島風鯛めしがこちらで、最初は何も見ずにそのまま食べれるかと思っていたけど、さっき見た食べ方の図をまずはやっぱり見る必要がありそうだ。
そして選んだのは勿論、時価の天然真鯛ではなくて、可愛らしい名前が付けられていた養殖の「鯛一郎クン」である。この「鯛一郎クン」という鯛は株式会社タイチ(旧:有限会社徳弘水産)が手間暇をかけて、天然の鯛よりも美味しい養殖の鯛を目指して生産しているという。

この株式会社タイチでは、鯛一郎クン達に毎日必ず挨拶して心を通じているタイ!
こちらに入れられている卵もこの店のこだわりが詰まっており、こちらの卵は純国産鶏「もみじ」という種類の鳥が産んだ『美豊卵』(有限会社熊野養鶏)で、濃厚な味わいが特徴の卵だという。
それを豪快にかき混ぜて、出し汁に溶かしていきます。どこまでかき混ぜるかは個人の裁量となるけど、これについては説明書きで細かく書かれていなかったので、ほどほどにしておく。
そんな卵を溶いただし汁にネギなど薬味と、美味しい鯛一郎クンを漬ける。これで宇和島風鯛めしの下地作りは終了。
そしてこの卵が絡んだ出し汁を豪快にご飯の上に、ブッかけていきます。
という事でご飯に良い感じの色合いとなってきた出し汁を絡ませて、これから美味しい美味しい鯛一郎クンを食べたいと思います。ただこの時はだし汁の入った器の注ぎ口から一緒くたに全部を注ごうと思ったけど、その口が大きくなかったので薬味などが詰まってしまい、このように全然薬味が茶碗に出なかった。。
思ったよりもモチモチとして美味しかった鯛一郎クンだけど、正直このように濃厚な生卵を溶かしただし汁を掛けていたので、その純粋な味わいが感じにくかったのが残念ではあったが・・。

刺身で食べ比べてくれれば、その美味しさが分かったのにタイ!
さて一回茶碗を空にして、先程の失敗を活かして次は薬味などはスプーンで別に茶碗に運んだので、このように上手い具合に薬味などをしっかりと絡んでいた。
夜の道後温泉街にて
やっと3日目にして本格的な鯛めしを食べれて満足して、ホテルのある道後温泉街に戻ってきました。3日目となるとすっかりと見慣れた光景になってしまっていた、道後温泉街。
そして今晩は道後温泉街にある、硝子の美術館みたいな場所があって、そこは夜も営業しているとの事で少しその様子を見学しに行く事にした。
道後温泉街といっても道後温泉本館回りと、宿泊するホテルのある北西側しか訪れていなかったが、道後温泉本館の北側にはこのような大型のホテルなどもあって、同じ道後温泉街でも全然雰囲気が異なっているのが見えてくる。
そして道後温泉街でも山の手側にある建物の中に、「道後ぎやまんガラス美術館」という硝子関連の美術品が展示されている。ただここは無料施設ではなくて勿論有料となっていて、大人は650円というそれなりの料金設定になっている。(※ホームページなどの100円OFFクーポンが使えます)
このガラス美術館にはカフェやレストランなども併設されていて、夜にはそれらのレストランで会食している人で少々賑わっていた。そして美術館は有料だったけど、この入口付近の通路などへの立ち入り自体は無料だったので、とりあえずこの辺りを様子見してみる。
このように廊下に吊るされている照明にもガラス細工の品が使われており、そんなにガラス工芸品に興味が無かったので、これらを見ているだけで満足心があっという間に満たされてしまった。。
ガラス工芸品が綺麗なのは知っているけど、このように内側にライトが入れられて照明として照らされていると、その美しさは余計に際立っていた。
このように夜に訪れると敷地内がライトアップされていて、とても綺麗な光景が待ち受けていた。この辺りまでは無料でも見れるので、ちょっと散策して綺麗な景色が見たい人に意外とお勧めな場所。あと美術館の見学はその人次第で、入りたければ入ればいいし。
ガラス工芸品がライトアップされている景色ですっかり満足してしまったので、結局美術館の見学はせずに道後温泉本館前に戻ってきた。するとあまり見たいとは思っていなかったけど本館前に人が群がっていて、もうすぐこの建物を使ったプロジェクションマッピングが始まりそうだったので、それを見てみる事にした。
プロジェクションマッピングの様子 動画
今まで100年以上に渡って、色んな人達を楽しませてきた道後温泉本館。これからの未来も更に多くの人達を喜ばせる為に、この時は数年間に渡る改修工事の真っ最中であった。
こちらは梅津寺駅近くの「みきゃんパーク梅津寺」では買わなかったけど、ホテル近くの道後温泉商店街のお土産屋で油断していたら思わず買ってしまっていた、小さな段ボールケース入りしたパッケージが何とも可愛らしい飴ちゃん。
そしてこちらは三津駅周辺にあった「ポンジュース発祥の地」の記念碑を見てポンジュースの印象が脳内で大きくなっていた為に、思わず買ってしまっていたポンジュース味チョコレートの入ったチロルチョコ。。
という事で愛媛県旅3日目の夜は、更けていくのであった。
こんな旅はまた次回に続きます!
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