愛媛/松山旅行記①
旅行期間:2020年9月23日~26日
愛媛県松山市周辺を巡る旅の始まり
◆旅の予算
【航空券+宿泊(JAL楽パック)】
・利用航空会社:日本航空(JAL)
・宿泊施設 ホテル道後やや(3連泊/朝食込み)
+楽天ポイント258P獲得 +JALマイレージ 160マイル(片道80マイル)獲得
※飲食費・現地交通費・体験/施設入場料金は別
◆愛媛県旅での主な訪問先
道後温泉/松山城/しまなみ海道サイクリング/梅津寺/三津浜/五色浜/石手寺 他
伊丹空港からJAL便で松山空港へ移動
今回の旅も伊丹空港から四国愛媛県の松山空港までは飛行機での移動。伊丹空港~松山空港へのフライトはJAL(日本航空)とANA(全日空)の2会社の飛行機が運行しているけど、今回もお気に入りのJAL便を選択。いつも通り早めに伊丹空港に到着して、フライト時間を潰す感じで展望台などをまずは散策。
日本国内の2大航空会社であるJAL(日本航空)とANA(全日空)。出発地や目的地によってそれぞれを使い分けている人もいるけど、どっちでも使える場合は個人的にはJALを選んでしまう。基本的なサービスでは大きな違いはないのであるが、一回潰れかかって企業再生を果たしてきたJALの方がより顧客に対しての対応が丁寧に感じる。
伊丹空港~松山空港へのフライトはJAL(日本航空)だと
①7:15-伊丹空港出発 → 8:10-松山空港到着
②11:30-伊丹空港出発 → 12:20-松山空港到着
③18:00-伊丹空港出発 → 18:50-松山空港到着
という1日3便が飛んでいるケースが多い。
※時期によって運行本数や時間が異なるので、下記松山空港HPなどで事前に確認してください。
伊丹空港~松山空港へのフライト時間は約50分前後と、比較的短い時間。大阪からだと電車やバスでも約4~8時間程は掛かるので、飛行機移動が一番快適。なので後は飛行機チケットの安価な時期を探して、早い目に旅行の計画を立てて、また旅行サイトでのセールなどを利用して旅するのがリーズナブルな手段。
松山空港行の飛行機はJALグループのJエアーの機体。左右それぞれに2席ずつというコンパクトな飛行機だけど、小さい飛行機の方がスムーズに搭乗できるので個人的には小さい飛行機の方が好きである。
松山空港に到着
松山空港への到着予定時刻は12時20分だったけど、早めにフライトした事もあってその10分前に早々と松山空港へと到着する。四国にやって来るのは約5年振りで、愛媛県にやって来たのは記憶にある中では多分初めてである。
さて、どんな出会いが待ち受けているのか楽しみです!
まず松山空港の到着出口を飛び出すと、空港内のガラスに愛媛県特産のみかんの絵が描かれたようなステンドグラス風になっている景色が目に飛び込んでくる。空港に到着して観察すると、その地方の特産品や代表的な物が空港内には溢れるように展示されていたりするので、その地方らしさを見るにはその到着した空港をまず観察する事が大事なのかもしれない。
そして愛媛の都市伝説となっている「愛媛県では蛇口を捻ると、みかんジュースが出てくる!!」をイメージさせるお店がまず見えてくる。しかし今回道後温泉周辺で宿泊するホテル【ホテル道後やや】では、ホテル内のロビーにこのみかんジュースが出てくる蛇口が備えられており、無料でみかんジュースが飲めるらしいのでここは一旦我慢!
松山空港から道後温泉までシャトルバスで移動
さて松山空港に到着した後は一旦道後温泉のホテルに荷物を預けたいので、松山市内ではなくて道後温泉まで早速移動する事にする。という事で松山空港から道後温泉まで運行している、伊予鉄が運営しているシャトルバスを使う事に。乗り場は松山空港を出て前の道の中央辺りにある【1番乗り場】で、このように「リムジンバス」と書かれた札が立っているのでそんなに迷う事も無さそうな場所にある。
松山空港からシャトルバスに乗る場合は、チケット制になっているのでこちらの券売機で乗車前に事前にチケットを購入する必要があるそうだ。
JR松山駅前~①愛媛新聞社前~②松山市駅~③大街道~④南町県民文化会館前~⑤道後温泉駅前と、5つの停車駅があって道後温泉が終着駅のリムジンバス。
この愛媛旅の時は松山空港駅~道後温泉駅まではこのように620円(税込/大人)だったのだが、コロナ禍でバスなどの運営が厳しくなった影響でこの訪問翌月の2020年10月1日から値上がりして、今では松山空港駅~道後温泉駅まで840円(税込/大人)とそこそこに値上がりしている。
コロナ禍の影響でバスもそれまでの乗客がさらに少なくなり、またコロナウイルス対策の費用などが負担増になり、各地でバスなどの乗車料金が上がっている。こういった値上がりもやむを得ない状況という事を理解して、付き合わざるを得ない旅でもある。
道後温泉まで移動するシャトルバス車内からは、松山市内の景色を眺める事が出来る。毎回そうであるが、初めての場所に来るとワクワク感をとても感じる。こちらは松山城の周辺を取り囲む堀であるが、その堀の幅の広さに驚く。大体城は街の中心部に造られている事が多いけど、このような市内中心部という立地ながらもこのような幅の広い堀が残されている場所は珍しいのではなかろうか。
人気観光地の道後温泉に到着
さて初めての道後温泉に到着する。「道後温泉」という名前は聞いた事があるけど、実際にそれがどういう温泉なのかという知識はない。そして個人的にはあまり温泉には興味が無いので、旅の目的地として温泉街を選ぶ事は意外と少ない。なお今回は値段がリーズナブルなホテルを道後温泉の一角に見つける事が出来たので、ここに宿泊した訳であった。
住所:愛媛県松山市道後湯之町6
こちらは伊予鉄の路面電車の駅である【道後温泉駅】。道後温泉に最寄りの唯一の電車駅なので、道後温泉を訪れる人の大半が利用する駅。今から100年以上も前に開業した道後温泉駅であるが、今の駅舎は2017年にリニューアルされており、その際にスターバックスの店舗が駅舎に入って営業している。だから古風な道後温泉というイメージをあまり受けづらい入口でもあるような。。
そんな道後温泉駅の横にはこちらの「坊っちゃん列車」が展示されている。道後温泉駅が今から100年以上も前に開業された時に線路を走っていた蒸気機関車を復元したものである。
なおこちらの電車は昔使っていた当時の蒸気機関車ではなくて、20世紀後半に昔のレプリカとして復元したものなのであまり歴史を感じない雰囲気の列車。なお今でも現役で松山市内を運行する機会があり、コロナ禍で土日休日の1日3便に限って運行しているようだ。
この「坊っちゃん列車」に乗るには、通常の乗車料金よりも少し高いみたいです!
まず道後温泉の商店街入口を入る前に、その入口周辺を散策してみる事に。このちょっとした広場にはカラクリ時計や無料の足湯などがあって、観光客が楽しめるスペースともなっている。
道後温泉商店街入口の向かって右側にあったこちらは、足湯&手湯の設備。道後温泉に浸かる前にまずは足湯を体験する人が多いようだけど、ボクはタオルを持参していなかったので足湯はパス。
この足湯は昔道後温泉で使用されていた湯釜から流れてきている湯なので、ここに来ると道後温泉の湯に無料で浸れる事になる訳だ。特に冷え性などの女性には足元周辺を暖めるのは、健康面にとっても重要である。
商店街入口の横にあったこちらの時計は【坊っちゃんカラクリ時計】という物で、単なる時計ではなくて1時間に1回約5分間に渡ってからくり人形などが登場して動く時計となっている。
まずはこのカラクリ時計を見て、楽しむ観光客が多いタイ!
そして愛媛県松山市は俳句界のスーパースターでもある「正岡子規」の出身地でもあるので、俳句の記念碑などが他の地域に比べて設置されている数が圧倒的に多かった。そんな訳で道後温泉周辺にもこのような俳句が彫られた記念碑が見られる。
春風や ふね伊豫に寄りて 道後の湯
by 柳原 極堂
こちらの説明板にもあるように柳原 極堂という人物は、愛媛県民賞や松山市名誉市民などに初めて選出された人物であり、また正岡子規をとても尊敬していたという。
松山市民は皆、俳聖:正岡子規を尊敬しているタイ!
そして松山市内で多く見かけたのが、このような「俳句ポスト」である。今ではこのような俳句を詠むなどという文化は少なくなってしまっているが、俳聖:正岡子規を輩出した土地柄もあって、このような俳句ポストが至る所に設置されている松山市内。
他にも俳句が彫られた記念碑が見当たる。道後温泉の入口に設置されている記念碑だけあって、その俳句の内容は道後温泉に関わる内容ばかりになっているようだ。
伊予とまうす 国あたたかに いで湯わく
by 森 盲天外
この俳句の作者は「森鷗外」と勘違いしやすいけど、全然違う「森 盲天外(もうてんがい)」という人物。俳聖:正岡子規から”天外”という俳号をもらったが、本人はある時期に目が見えなくなって盲目状態になっていた為に「盲天外」と自称するようになったそうだ。
そしてそんな俳句の記念碑よりも外側には、このようなバットを持った昔のプロ野球選手のようなブロンズ像が見える。まるで昔の西鉄ライオンズの野武士軍団の一員のような佇まいにも感じられる像。
このユニフォーム姿の恰好を見るだけで、かなり前の時代の選手である事が分かる。ハイソックスやスパイクなどが俗に言う”オールドスタイル”だからである。
そして野球好きには常識であるが、知らない人にとっては驚く事にこちらの野球選手はなんと「正岡子規」なのである。というのもアメリカから入ってきたスポーツである「ベースボール」に夢中となり、そのベースボールを日本の野球に置き換えた人物としても正岡子規は有名なのである。
そんな道後温泉の商店街入口付近を散策していると、いつの間にか観光客がこの辺りに集まり出していた。「何かやっているのかな?!」と思っていると、13時となりこの商店街入口脇に建てられている「坊っちゃんカラクリ時計」が動き出した。
約5分間に渡って動き続ける「坊っちゃんカラクリ時計」を見続けた後は、いよいよ道後温泉の商店街へと進んで行くのであります。
こんな旅はまた次回に続きます!
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