寒い1月でも、笑顔で観光客を出迎えてくれる「ひこにゃんショー」を鑑賞する【彦根城旅行記11】

彦根城旅行記2022年1月-11

旅行期間:2022年1月(当日旅)

初めて見た、ひこにゃんの実物!

彦根城 内堀沿いの道

雪化粧が映える、寒い1月に訪れた彦根城。大阪にず~~っと住んでいながら、電車に乗れば簡単に辿り着ける彦根城をこれまで訪れた事が無かった。

仕事中に近くを通って遠くから天守の建物を見た事はあったが、急に歴史好きになってしまった最近のボクからすれば、「何故、今まで彦根城に来なかったのか?!」と自問する日々である。

飛虎ヤン
飛虎ヤン

今頃、覚醒したんだよ!(笑)

 

 

彦根城にて

彦根城 内堀沿いの道 馬屋の建物

さて彦根城の江戸時代に造られた天守の建物などをじっくり見学して、更には大名庭園や井伊直弼の銅像も見た後は、藩主の住んでいた表御殿跡に造られている博物館へと向かう。

こちらの建物は、”国の重要文化財”にも指定されている「馬小屋」で、江戸時代からの馬小屋が残っているのは意外と珍しいようだ。

 

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口

そして彦根城本丸の南側下にあった表御殿跡に造られている、「彦根城博物館」に到着する。

この彦根城博物館では、全国の譜代大名の中でも筆頭格として江戸時代の彦根藩を治めて続けた井伊家の、約9万点にも及ぶ膨大な品々が収蔵されている素晴らしい場所である。

 

「ひこにゃんショー」を鑑賞!

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口 ひこにゃん

そんな博物館の建物の脇から賑やかな声が聞こえてきたと思ったら、このように「ひこにゃんショー」が開催されていた。

このような雪が積もる冬場にも「ひこにゃんショー」は行われており、冬場は1日3回となっている。

 

飛虎ヤン
飛虎ヤン

たまに他の場所に”出陣”する事もあるよ!

 

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口 ひこにゃん ショーの様子

この回は本日2回目で、13時30分から14時までの時間となっている。

15分ぐらいかと思っていたけど、全国的な人気の「ひこにゃん」をわざわざ遠方から見に来る人もいる位なので、30分間も開催しているようだ。

 

 

「ひこにゃんショー」① 動画

 

 

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口 ひこにゃん ショーの様子2

そこまでこの「ひこにゃん」に興味があった訳ではないけど、せっかくショーが開催されていた事もあって、ちょっと見学してみる事にした。

ちなみにこの「ひこにゃんショー」は無料で見学する事が出来るようになっているので、見学しない訳もなかったのである。

飛虎ヤン
飛虎ヤン

「無料」という言葉に人間は弱いんよ!

 

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口 ひこにゃん ショーを眺める犬

そして「ひこにゃんショー」を鑑賞しているのは人間だけではなく、このようにワンちゃんも見学している姿が見られた。

この写真はそんなワンちゃんに見られて、ひこにゃんがビビっているように見えるけど、実際には壁の向こう側に隠れたフリをしているだけなのである。

 

 

「ひこにゃんショー」② 動画

 

 

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口 ひこにゃんショー ○×札を持つ

この「ひこにゃん」のキャラクターは、白い猫という設定になっている。その白い猫というのが、井伊家に伝わる逸話に出てくる白猫で、彦根藩2代目藩主:井伊直孝を落雷から救ったとされているそうだ。

 

 

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口 ひこにゃんショー ○×札を持つ2

彦根藩2代目藩主:井伊直孝が江戸の豪徳寺で雨宿りをした際に、木の下で雨宿りしていた時に白い猫が現れて手招きをしたという。

それに答えた井伊直孝が猫の方に近寄っていった後に、さっきまで雨宿りしていた木に落雷が落ちたという。

 

そのように「白猫の手招き」に救われたとして伝説となり、江戸の豪徳寺を井伊直孝は菩提寺にする事にしたという。そして豪徳寺には、「招猫殿」というその猫伝説にゆかりのある建物も建設されているという。

飛虎ヤン
飛虎ヤン

白猫の聖地だね!

 

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口 ひこにゃん ショーを見学する人々

今日は寒くてもこのように陽が差し込む天気だったので、そこそこに見学客がやって来ていた。

無料のショーだったのでもっと人が集まっているかと思っていたけど、さすがに寒い1月には意外と人が集まらないようだ。

オカン
オカン

なんでこんな寒い時に、しかも寒い場所に行くのかが理解できんワ!

 

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口 ひこにゃんショー2

そして途中からマルバツ問題コーナーに差し掛かり、札を持った可愛らしい姿を見せてくれる「ひこにゃん」

”ゆるキャラグランプリ”で第1位にも輝いた事もあって、全国的にも知名度が高いマスコットキャラクターとなっている。

 

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口 ひこにゃんショー3

この「生ひこにゃん」を見るのも、今回が初めてである。

ただ、個人的にはこのひこにゃんを見に来た訳ではなく、江戸時代から現存する彦根城の城郭が目的だった為に、”次いで”だったのであるが。。

 

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口 ひこにゃんショー4

そしてひこにゃんと共に、ショーを盛り上げてくれる司会のお姉さんも、よく見れば手袋をしていなかった。

寒さに慣れている地元のお姉さんなのか、手袋無しでも問題なさそうだったが、逆にショーを見ている側からすれば手袋は必要だが。。

 

今更となっては、どんな問題が投げかけられていたかを覚えていないけど、○×の2択であれば正解率50%である。

そんな問題よりも、チョコチョコと動く、ひこにゃんの可愛らしい動きに目が行ってしまう。

 

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口 ひこにゃんショー5

昔は見かけなかった「ゆるキャラ」という存在は、近年になって大人気となった事もあって、急激に拡がっていった。

戦前までは歴史的な偉人を引き合いに出して道徳教育が行われていたが、今では『ゆとり世代』が育ってきた事もあって、このようにホンワカしたキャラクターが望まれる時代となっているのだろう。

飛虎ヤン
飛虎ヤン

ゆとりはいいけど、外国勢との競争力が落ちてしまう・・・

 

 

「ひこにゃんショー」③ 動画

 

 

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口 ひこにゃんショー6

しかし、ショーの舞台下にこのような雪が積もっている中で、ひこにゃんショーを鑑賞するのも、なかなかに乙な気分である。

一応今日は寒い事が分かっていたので、以前の冬の東北旅用にワークマンで購入した、暖かいズボンを履いていた事もあって、このショーを見学していてもあまり寒さは感じなかった。

飛虎ヤン
飛虎ヤン

寒くても陽が照っていれば、そこまで寒くないんよ!

 

 

「ひこにゃんショー」④ 動画

 

 

彦根城 彦根城博物館 冠木門入口 ひこにゃんショーが終わって帰路に着く

そして約30分間に渡るショーを終えて、手に持った煎餅を抱えて、帰りに就くひこにゃん。

ちなみに彦根市側は、このひこにゃんが想像上の生き物ではなく、”着ぐるみ&中の人”という認識を発表しているようだ。

その為に、ひこにゃんファンクラブの年会費は、この着ぐるみの洗濯費用に充てられるんだとか。。

飛虎ヤン
飛虎ヤン

中の人は、小さい女性なんやわ!

 

 

「ひこにゃんショー」⑤ 動画

 

 

彦根城 彦根城博物館 入口

そしてトコトコと歩いて帰っていく、ひこにゃんの姿が消えるまで見つめる。

意外と足が短いひこにゃんは、トコトコ歩きなので、なかなか進めない。。

個人的には早く博物館内の見学がしたかったのだが、後の予定はこの博物館の見学だけだったので、気長に見守る事にした。

 

彦根城 彦根城博物館 案内板

この博物館がある場所は、彦根藩主の「表御殿」が建てられていた場所だった。

城というと天守閣という立派な建物に殿様が暮らしていたイメージを持っている人もいるかもしれないけど、実際には天守は有事の際に避難するシェルター的な建物だったので、普段は住み易い御殿に住んでいたのである。

 

彦根城 彦根城博物館脇 帰っていく ひこにゃん

そしてひこにゃんが帰路に就いてから、約2分も掛かって、やっと奥の門の先に消えていったひこにゃん。

着ぐるみも熱い夏場には、うだるような暑さで汗だらけになるのだろうが、このような冬場は逆に暑くなくて快適なのかもしれない。

 

彦根城 彦根城博物館前 ひこにゃん風雪だるま

そして近くには、このように「ひこにゃん」をイメージして作ったかのような雪だるまの姿も見られる。

大阪市内に住んでいると、ここまで雪が積もる事も殆ど無いだけに、このような雪だるまを作った記憶すら浮かばない。。

 

 

彦根城博物館の見学!

彦根城 彦根城博物館 旗

そしてひこにゃんの姿を見送ってから、満を持して「彦根城博物館」の入口へと向かう。

江戸時代には井伊家だけで守り抜いた彦根藩で、しかも大老という江戸幕府を左右する重要な役を何人も輩出した名門家でもあるので、江戸時代の歴史的なお宝や資料などが、約9万点も保存されているという。

 

【彦根城博物館】

住所:滋賀県彦根市金亀町1-1
営業時間:8時30分~17時頃
電話番号:074-922-6100
入館料:大人500円/小中学生250円
※彦根城とのセット券あり

 

 

 

彦根城 彦根城博物館 内観

そして彦根城博物館内は嬉しい事に、写真撮影がOKとなっていた(※フラッシュでの撮影はNG)。最近は脳内のメモリー残量がほぼ無くなってきており、このような博物館や美術館を見学した際の記憶は、撮影した写真を見ないと甦らない。

そういう事情もあって、写真撮影が出来る施設ほどに有難いと思うようになってしまった。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

オレは全て網膜に焼き付けてるゾ!(笑)

 

彦根城 彦根城博物館 刀剣

まず最初に見えた刀剣は、彦根藩祖となった井伊直政が所有していたという、国の重要文化財にも指定されている『太刀:銘 国宗』を復元した物となっている

。戦国時代後半の関東:北条氏の居城だった小田原城攻めで、一番槍として戦に貢献した井伊直政に贈られた刀剣で、こちらはその刀剣の制作当初の姿を復元した物だった。

 

 

彦根城 彦根城博物館 「彦根屏風」国宝

こちらは代々の井伊家に伝わった、”国宝”にも指定されている『彦根屏風(風俗図)』の複製品。

国宝に指定されている原本もこの彦根城博物館内に保管されているが、こちらはその原本を精密に撮影して、特殊な印刷で再現された複製品となっている。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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