宮崎市内の繁華街「橘通り」を徘徊し、結局はスーパーで晩御飯を買う【宮崎旅行記⑭】

宮崎県旅行記2020年-⑭

 旅行期間:2020年10月18日~22日

迷った時はスーパーへ?!

宮崎県旅の初日は宿泊するホテルでチェックインを済ませた後は、美味しい宮崎の郷土料理を食べれるお店を探して、宮崎市内の中心部を徘徊する事にした。まずはJR宮崎駅まで向かったものの、想像していた感じの賑わいはなくて、単なる大きな駅があるというだけの場所だったので、賑わう繫華街を探して橘通りにやってきた。

 

 

宮崎市内の橘通り周辺にて

この国道10号線に面する場所は昔から交通量が多いからか、このようにアーケード街となっていて、大きな建物などが連なっているので宮崎市内きっての繁華街というイメージが漂っている場所。

 

宮崎市内は明治時代までこの辺りよりももう少し南側にある大淀川付近は発展していたけど、交通手段が船舶から鉄道に切り替わるとそれに合わせてもう少し内陸寄りに繫華街が移動していき、今見られる橘通りの南西部分が今では最も飲食店が集まり、宮崎で一番の歓楽街となっている。

 

宮崎県内でも一番の歓楽街となっている場所だけあって、この辺りは雨に濡れないようにアーケードの商店街となっている。

 

そしてそんなアーケードの道を一本横道に入ると、飲食店がズラリと並ぶ光景が見える。しかしコロナ禍となった2020年はこういった飲食店が立ち並ぶ歓楽街に大きな打撃を与えたので、宮崎県一番の歓楽街とは思えない程に人通りが無かった。。

 

普段ならもっと人通りが多いのだろうけど、観光客が激減して、コロナ禍によって飲み会なども極端に減ってしまったので、このような歓楽街を歩く人間の絶対数自体が減っているようだった。

 

この宮崎市内の橘通りを歩いていると、驚いた事に飲食店と普通に並んで風俗店が乱立している光景が見られた。一般的には風俗店はある一角に固まっている事が多いけど、この橘通りでは油断していると風俗店にブチ当たるという感じだった。

 

なので飲食店を探しているハズが知らぬ間に風俗店の看板を見つけていたりと、ここを最初に訪れる人間からすると戸惑う街となっている橘通りであった。

 

こちらは飲食店などが立ち並ぶ歓楽街だけど、平日の20時頃と一番盛り上がっている時間帯にも関わらず、全然人影が見えない。人が立っていても呑み屋のキャッチとかだったりで、カラスが鳴いている状況よりも更に悲惨な感じに見える。

 

あまりに人が居なさ過ぎて逆に飲食店に入りにくいので、仕方なしに橘通りをウロウロとする事にした。すると街角にこのような記念手形のレリーフが置かれていたので、休憩がてらに見学してみる事にした。

 

こちらの日本野球界を代表する、説明すら不要の3人の手形があったけど、宮崎出身でもなく巨人軍で宮崎キャンプに来ていたというだけしか、この宮崎県に関連性のない人の手形が飾られていたのであった。

 

 

出来ればこの橘通りの個性あふれるお店で郷土料理を食べたかったけど、そんな情緒あふれるお店を発見出来なそうな感じで、とりあえず1つずつ通りを順番に歩いて行ったけど、いつもながら決定打に欠ける店ばかりで入る事が出来ずにひたすら徘徊するのであった。

 

こちらは橘通の細い通りに設置されていたダイキンの室外機の上で、静かにたたずむ黒猫ちゃんを発見。しかし首輪が付けられていたので、野良猫ちゃんではないようでボクが近づいても逃げ出す事もなかった。

 

この橘通りはこのように良い感じの提灯が飾られている通りもあったりと、飲み屋街という雰囲気が漂っていたけど、やっぱり2020年に発生したコロナ禍の影響はこのような地方都市でも大きな影響を受けていたようだ。

 

この橘通りにはキャッチのお兄さんとかもチラホラと立っていたけど、この橘通り商店街ではキャッチに対して厳しい取り締まりが行われているらしいので、ボクが1人歩いていてもキャッチのお兄さんはボクを見る事はするけど、声までは1人も掛けて来なかった。。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

変な奴やと警戒されとったんやろ!(笑)

 

結局いつものように橘通りを30分程ウロウロとしたけど、入りたいお店を見つける事が出来なかった。誰かと一緒なら普通に居酒屋に入ってもいいんだけど、1人だとそこまで酒を飲みたい訳でもないので、普通に食事だけ食べれるお店がいいけど、このような歓楽街では呑み屋の方が多いからなかなかお店の中まで入りたいと思わせる店との出会いが無いのである。。

 

そして橘通りのお店は諦めて、宿泊するホテルである「宮崎第一ホテル」周辺まで戻ってきて、この国道10号線に面する道にある食べ物屋さんを探す作戦に変更する。

 

そしてホテルを通り過ぎて北側にある商店街のようなアーケードがあるエリアにやって来たけど、この日は日曜日という事もあってか、全然この20時を過ぎた時間に開いている飲食店を発見できない。辛うじてマクドナルドを見つけれたけど、夜にマクドナルドを食べたいとはさすがに40歳を超えると思わなくなってしまう。。

 

こちらの光り輝く建物は飲食店ではなくて、「ユーコーラッキー宮崎店」という名前の宮崎ローカルのパチンコチェーン店。20代後半~30代半ばまで、休日は狂ったかのようにパチンコ屋に入り浸っていたけど、今では全くパチンコを打ちたいという気持ちが無くなってしまっている。

 

 

地方都市に行くと都会ではあまり見る事の出来ない地方都市銀行をよく見かける。こちらは宮崎銀行の建物で宮崎市に本店を置く地方銀行だけど、大阪にも支店が1店舗だけあるようだ。

 

 

そして橘通りを離れてから更に30分程歩き回っても、全然いい飲食店がなくて、橘通りを離れると全然飲食店自体が見つけられないようになってしまった。なので仕方なしにホテルから近い場所にある、イオン系のマックスバリューのスーパーで今日は諦めるとする。

 

そしてマックスバリューで購入した今日の晩御飯と晩酌用のお酒が、こちら。さっきホテルの部屋を出る時はあれだけ意気揚々と宮崎の郷土料理を食べる気満々だった割に、結局はどこでも買えるおにぎりとアルコールになってしまった。。

 

主婦じゃないけど、このように30%引きのシールが張られていると思わず反射的に、そのおにぎりを手に取ってしまう。

人間の習性ってのは、恐ろしいですね・・・

 

宮崎第一ホテルの大浴場へ

そして部屋で寂しくおにぎりを3つ平らげた後は、ホテル内にある大浴場へ向かう。部屋にあるシャワーで簡単に入浴を済ませてもいいけど、せっかくホテルに大浴場があるので利用する他ないのである。

 

そしてこちらの大浴場はただ単に大きな風呂に入れるだけではなくて、その湯上りに用意されているアルコールが無料で3杯まで飲める。なのでその無料で飲めるアルコールを求めて、この大浴場に夜な夜な集まって来る人間もボクを含めて多いようだ。

 

そこそこに気持ちのいい大浴場でゆっくり浸かって宮崎県初日の疲れを流した後は、更衣室脇に用意されていた試飲スペースで待望の無料アルコールを味わう事にする。アルコールの試飲は3杯までとなっているけど、自由にサーバーから注げるようになっていたので欲張りしようと思えば出来そうな場所だった。

 

ここではビールではなくて発泡酒とハイボールが用意されていて、それ以外には焼酎なども用意されていた。勿論これらも無料で試飲できる。口コミ評価が高いホテルなどはこのような普通のホテルではないような、アルコールの無料試飲サービスなどのプラスアルファがあるので、その分口コミ評価が高くなっているのだろう。

 

さっきマックスバリューでビールを買っていたけど、風呂上り直後にタダで飲める発泡酒も旨く感じる。そんなに部屋代が高いホテルでもないのに、このような無料でアルコールの試飲サービスも提供されているとは、オーナーの心意気が感じられる。

 

 

無料のアルコール以外にもそのおつまみ的な物も、何点か無料で用意されていた。こちらは数年ぶりに食べるうまい棒だったけど、相変わらず食べかすをこぼさずに食べるのが難しいうまい棒であった。

 

この試飲スペースではこのようにコロナ禍なので、客同士での大きな声での会話は禁止されていた。なので数人が黙々と同じ方向を向いて座ってアルコールを飲んだり、スマホを触りながらおつまみを静かに食べている光景が広がっていた。

 

そしてこの休憩スペースでは、テーブルにこのような「お客様の声ノート」が数冊置かれていた。こういったノートには感想などを書く機会がないけど、他人がどういった事を思って書いているのかが興味があったので、少しノートを開いて中身に目を通してみる。

 

そしてノートの内容を確認すると、お客さん1人1人のコメントに対して、必ずホテル側の人間が何かしらコメントを返しているのが見える。しかもこのように「あひゃひゃひゃひゃ nice!!」としか書かれていない内容にも関わらず、ホテル側か3行に渡るコメントを返事している。

 

この「お客様の声ノート」を見て思ったのが、この宮崎第一ホテルのホスピタリティの凄さである。さっきの適当なコメントに対しても真摯に向き合い、心を籠めた返事を書いていた。しかもどのコメントに対しても返事が書かれていた。ここまで一つ一つのお客さんの対応に返事を書くという行為はとても難しい事で、続ければ続ける程にコメントを返すのがしんどくなってくる。しかしこのホテルでは、ひたすら頑張って継続的にコメントを返している姿勢が見えたのである。

このノートを見た瞬間に、このホテルの素晴らしさを感じました!

 

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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