帰りの宮崎空港で、展望台に置かれている航空大学校の飛行機を眺める【宮崎旅行記62】

宮崎県旅行記2020年-62

 旅行期間:2020年10月18日~22日
(On the way back to Miyazaki Airport, I looked at the airplane of the Civil Aviation College placed on the observatory.)

飛行機マニアの為に

さて宮崎旅も最終日を迎えて、午前中にJRA宮崎育成牧場宮崎県立美術館を訪れるといい時間になってしまったので、これから帰りの飛行機が飛び立つ宮崎空港へと向かいます。

 

宮崎空港へはさっき立ち寄った宮崎県立美術館からだと、車で20~30分の距離なので結構宮崎市内から近くて便利な立地にある。

 

 

 

帰りの宮崎空港にて

そして今回も事故を起こす事なく、宮崎空港に無事到着する。その前にレンタカーにはガソリンを満タンに入れて返却し、空港に到着したのは午前11時30分頃。フライトの時刻は12時45分と1時間以上待ち時間があるけど、早く空港に到着しておく事に越したことはない。

 

 

今日は明け方頃に雨が降ったようでまだ雨雲が空を占領していたけど、ボクが動き回る時間帯には特に雨は降って来なかった。宮崎に来てからは晴れ続きだったので、とてもラッキーだった。この前の奄美大島旅でも晴天に恵まれたので、そろそろ晴れ男という称号を授かる日が来るかもしれない。

 

元々は日本海軍の飛行場として造られた宮崎空港は、今ではこのように「宮崎ブーゲンビリア空港」という愛称が付けられている。これは2014年に付けられた名前で、中央アメリカや南アメリカの熱帯雨林が原産のブーゲンビリア(Bougainvillea)がこの空港で栽培されている事に因んで名づけられたようだ。

 

そんな宮崎空港の入口脇には、このような「おかえり」という主題の像が置かれているのが見えた。今回の旅も5日間という旅程だったけど、すっかり宮崎を満喫できた旅であった。

 

空港入り入口のドアを過ぎて建物内に入ると、タイガーウッズの写真が飾られている。この宮崎のシーガイア内にある「フェニックスカントリークラブ」では毎年世界の強豪を迎えたゴルフ大会が開催されている。その大会「ダンロップ・フェニックストーナメント」に招待されたタイガーウッズは、2004~2005年と2連覇しているのだ。

 

一時は不倫問題や腰痛に苦しんだタイガーウッズも、2019年に約10年振りのメジャー大会優勝を成し遂げて復調ムードがあったが、今年2021年2月にスピードの出し過ぎによる車の事故で両足複雑骨折という重傷を負ってしまった。なので今後このような彼の雄姿を見れる機会がないかもしれない。

 

さて空港内に足を踏み入れると、さっきの像じゃないけど「帰ってきた!」という感じがする。最初飛行機に乗って到着してきた時はその飛行場を散策する気にはあまりならないけど、帰る時はフライトまでの時間に余裕があるので散策していると愛着が湧いてしまうのかもしれない。

 

今回の飛行機も、相変わらずお気に入りのJALである。そして座席はコロナ禍という事を考えて、一番最後尾にしている。余程忙しいビジネスマンでなければ、後ろの席の方がくつろげるのでほぼ毎回後ろの席を指定している。

 

国内線の飛行機に乗る場合だと、出発の約30分前でもいいとかいう話を聞くけど、それだと慌ただしくて仕方ないので、基本的には余裕を持った1時間以上前には空港に到着するようにしている。

 

この旅客ターミナルビルは3階建てとなっており、普通に国内の飛行場の大きさとなっている。今までは伊丹や関西国際空港しかほぼ使わなかったけど、地方の空港に行ってみると想像より小さい所が結構多い。というのも日本全国に沢山空港は造られているけど、実際にそこまで飛行機が飛び交う程の需要が無い為に、その規模に合わせて地方の空港は小さいものとなっているようだ。

 

さて空港内での時間潰しというと、土産物屋の散策か、展望デッキから滑走路を眺める事。まずは飛行機好きな甥っ子ちゃんに写真を送ってあげる為に、展望デッキへと向かいます。

 

飛行場の展望デッキからの景色なんて、国内だとどこの空港も同じように見えるけど、これは個人的に景色を見たい訳ではなくて、全て甥っ子ちゃんの笑顔の為にしている事。

 

その甥っ子ちゃんとは最近旅行に行ってないけど、昔は電車好きだったのに、最近では飛行機マニアと豹変している。飛行機を見て「めちゃカッコイイ!」とか言い出してる姿を見たけど、飛行機マニアからすると普通に飛行機を見て「男前だ!」とかいう表現を使うようだ。

オカン
オカン

ホント、マニアの世界ね!

 

こちらはこの宮崎空港のミニチュア模型が展示されているけど、ちゃんと駐車場まで再現されている。しかしその駐車場には車がまばらに停まっているだけなので、せっかくだから満タン状態で車を置いても良かったのではと思うが。。

 

この宮崎空港のメインは国内線だけど、わずかに国際線も就航しているという。しかしこの2020年はコロナ禍の影響で国際線は殆ど飛んでいないようだ。

 

 

宮崎空港の展望台にて

この日は天気が悪かったのもあって、このように展望台には全然人が居ない。というか、地方の空港だとあまり飛行機が離着陸をしないので、そこまで見に来る人がいないのかもしれない。

 

思い返せばこの宮崎旅も最初に計画していた日程では、台風が九州に直撃した為に行きの飛行機がキャンセルになってしまった。でもそのおかげでこれまでの4日間はそれなりに天気のいい状態で、宮崎を観光できたのである。

 

 

展望台の景色 動画

 

 

この展望台は「飛行機のある展望公園」という名前が付けられており、このような航空大学校で実際に使われていた飛行機が展示されている。飛行場の展望台って、観光地に設置されている有料の双眼鏡しかないイメージだけど、この展望台は一味違うようだ。

 

足元にはANAの飛行機が見えている。なおこの宮崎から大阪に帰ってから1日休憩を挟んで、その翌日にはまた飛行機に乗る予定だ。その次の旅行はまた九州にやって来る予定となっており、その際にはJALではなくて、このANAに乗るのである。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

このまま宮崎から帰らずに、来れば良かったんじゃ?

 

こちらが「ビーチクラフト C90A型(キングエア)」という、2012年前まで訓練用飛行機として実際に使用していた飛行機。飛行機というともっと大きなものを想像していたけど、小型の飛行機は意外と小さかった。

 

普段乗る飛行機はこのようなプロペラ機に乗る機会が少ないだけに、プロペラ機というと少し不安な気がしてしまう。よく映画などのワンシーンで、プロペラが止まってしまうシーンを見ているだけに、止まったら落ちそうなイメージしか湧かないのである。。

 

この宮崎空港は太平洋戦争時に海軍の飛行場ともなっていたので、この空港の滑走路からも特攻隊員が飛び立っていった場所でもある。その際にこの空港から約400人近くの特攻隊員が飛び立っていき、今でも空港の敷地内には「宮崎特攻基地慰霊碑」が飾られているという。

 

飛行機という産業も元々は戦争で自国が有利に立つ為に、烈火のごとく開発競争が行われた。それもあって第二次世界大戦では航空機がメインの戦争となり、飛行機を大量生産できたアメリカが戦争を優位に進めていく事になった。

 

こちらは宮崎空港を上から見た航空写真。このように海岸線に突き出すように滑走路が造られているけど、大阪からやって来た飛行機が着陸するのはこの右側の海方向からではなくて、グル~~っと迂回した左側の陸地から滑走路に入っていくのである。

 

このように最初はシンプルな滑走路2本だけだった宮崎空港も、その後の日本国の発展と共に整備されて、大きくなっていったのがこちらの写真を見ると良く理解できる。

 

こちらには宮崎空港の沿革が書かれていて、以外にもこの空港が”地方空港初の空港連絡鉄道”が開業した場所のようだ。というか、地方はあまり鉄道網が整備されていないし、空港ってのはだいたい辺鄙な所にあるので、鉄道路線が引かれる事も少ないだけなのかもしれない。

 

 

こちらはそんな展望台の入口を入った所にあった「こどもトイレ」を併設しているトイレ。こどもトイレって聞いても、全然イメージが湧かないけど、とりあえず入ってみる事にする。

 

このように展望台のある飛行機ワールドをトイレの中まで持ち込んだ空間となっていて、飛行機マニアの甥っ子ちゃんだったら、こんなトイレを見ただけでもとても喜ぶ事だろう。しかし中学生になった甥っ子ちゃんは、普段はクラブ活動や塾などで大忙しで、楽しくて優しいオジサンと一緒に旅行に行く時間もないという・・・。

オカン
オカン

フラれたな・・・

 

子供用の小便器がこのように小さくて、何とも可愛らしい。大人がこの子供用を使う場合は、膝を曲げないと使えなそうな感じである。

 

こちらは子供用の大便器がある個室だけど、区切りされている壁が低すぎて、大人が立って上から見ると丸見えとなってしまうトイレでもあった。。

 

この言葉を見たからではないけど、今回の宮崎旅も結構濃い感じの宮崎らしさを堪能できたし、野菜やチキン南蛮も美味しかったので、是非また再訪したい場所となった。

アイルビ~、バックです!

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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