東京旅(2022年11月)-45
訪問:2022年11月中旬
江戸時代の面影なし!
今回の東京旅で最後の目的地となった「横浜ランドマークタワー」は、それまで日本イチの高さを誇った「東京都庁舎」を1993年に抜いて、それ以来約20年間に渡って”日本国内で最も高い超高層ビル”だった。
超高層ビルは、常に高さを抜かれる宿命にあるぜい!
横浜市内にて
横浜ランドマークタワーに初めてやって来た人は、その建物の高さにどうしても目が行ってしまうけど、その足元にはこちらの造船ドック跡「旧横浜船渠株式会社:第二号船渠」の外観が残されている点も見逃してはいけない。
横浜は船で発展した街だぜい!
オカンはこの横浜ランドマークタワーを昇った事がないので、とりあえず展望台まで昇る事にした。
横浜ランドマークタワーの展望台へ!
という事で早速、横浜ランドマークタワーの展望台入口へと向かう。
ただ、昨日訪れた東京スカイツリー並みに、そこそこに観光客が来ているのかと思ったら、チケット売り場には客の姿が全然見られなかったのであるが。。
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1
営業時間:10時~21時頃
電話番号:045-222-5030
入館料:
大人(18~64歳):1000円/65歳以上&高校生:800円/小中学生:500円/幼児(4歳以上):200円
平日でもあったので仕方ないかもしれないが、展望台フロアに上がるエレベーターホールにはお客さんの姿はなく、スタッフのお姉さんしかいなかった・・・。
人間は新しい方に流れていくからな・・・
個人的には約2年振りのランドマークタワーから眺める景色。
しかし江戸時代末頃にはこの辺りは「横浜村」という、ほぼ何も無かった場所とは思えない程の大都会となっている。
このランドマークタワーの展望台フロアから、横浜を一望できる絶景を目にしたオカンは、
「あ~~キレイやな・・・」
とあまりリアクションがなく、そろそろ充電が切れかけていた御様子だったが。。
江戸時代末に諸外国に港として開かれた横浜の街は大きく発展していったが、20世紀中頃からのグローバリゼーションの中でもっと大規模な港が求められた事もあって、新港が南側に移動していった為にその跡地は再開発時事業で新しい建物に代わっている。
そんな出島のように浮かぶ一角に繋がる道は、かつて貨物鉄道が走った「汽車道」であったが、その上を今では2020年秋に開業した都市循環型ロープウェイが走っている光景が見られた。
「都市循環型ロープウェイ」を見下ろす!
展望台フロアではファンタジー映画『ハリー・ポッター』とコラボしたブースが設置されていて、ハリー・ポッター:デザインのレゴまで用意されていた。
『ハリー・ポッター』というと、イギリス人作家「J・K・ローリング」の小説を原作として、2001年に第1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』が劇場公開されてから、今までに合計8作も映画化されている。
10年も経ったら、主役の子供も随分成長しちゃったぜ!
最近の映画やアニメは単に劇場公開やテレビ放映だけではなく、他の商品とコラボしたり、このような新しいグッズ展開をして、より多くの売り上げを獲得するのが当然な業界になっている。
その為に、映画『ハリー・ポッター』シリーズも最終作は10年前に公開されてから途切れているが、その世界観を巧みに利用して、ユニバーサルスタジオなどの遊園地や、こういった施設でも引っ張りダコな存在ともなっている。
展望フロアには、こちらの床に横浜の地図が映し出されているコーナーがあって、その上を歩くとモニターがそれに反応して、足元の地図が動いて楽しませてくれる場所もある。
楽しそうな子供達! 動画
こちらは横浜から南西側の展望フロアとなっていて、この先にはさっきまで滞在していた鎌倉方面が見えるという。
全く鎌倉の大仏は見えんデ・・・
まだ時間の許す限り、横浜の街を散策しようかと思ったけど、あまり歩きたくないオカンは
早めに羽田空港、行っとこうや!
と、もう帰る気マンマンだった。。
それにしても、やっぱり晴天に晴れた日はどこに行っても素晴らしい景色ばかりが見られる。
今回の旅も晴天に恵まれただけで、充分に幸せである。
前に福岡タワーに行った際には、そこでお笑いタレント「クロちゃん」とコラボしていた為に、展望フロアの窓ガラスにクロちゃんのシールが沢山貼ってあった。
けど、ここはさすが”横浜”だけあって、上品なハリーポッターデザインのシールが貼られていた。
港も約150年の間で大きく姿を変えており、造船ドックや赤レンガ倉庫などが姿を消して、近代的な高層ビルディング群ばかりが見られる街と化している。
実はこの横浜に来た後に、再び予期しない形ですぐに再訪する事になるのだが、その経緯はまだ後日という事で。
ホンマ、もう横浜には来ないと思ってたのにな!
足元には1930年頃に造船された「日本丸」という帆船が展示保存されている、”日本丸メモリアルパーク”が見えている。
この”日本丸メモリアルパーク”もかつて造船ドックだった跡地で、「旧横浜船渠株式会社:第一号船渠」というランドマークタワー脇にあった造船ドックと兄弟の場所でもある。
この造船ドック、第二号の方が先に完成したぜい!
こんな旅はまた次回に続きます!
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2022年11月上旬に訪れた、2泊3日の東京旅です。