スリランカ旅行記:1~2日目
クラブツーリズムツアー「お1人様参加限定:スリランカ6日間」-2020年2月6~11日
輝くスリランカに入国
さてスリランカに向かう旅はシンガポールのチャンギ空港で乗継して、再びシンガポール航空の飛行機でスリランカで最大の国際空港である「バンダラナイケ(コロンボ)国際空港」(CMB:Bandaranaike International Airport)へと向かいます。
スリランカへ向けて出発
再びシンガポール航空の機内に入ると、スリランカに入国の際に記入が必要な”スリランカ入国カード”と、もう一枚別の紙が渡されます。
この”スリランカ入国カード”は入国ビザとは別に、内容を記入して入国審査時に提出する必要があります。しかしよくある入国カードの内容で、「⑤スリランカでの滞在先」は初日に泊まるホテルの内容を書いておけばいいでしょう。
1:便名
2:パスポートNo
3:国籍
4:名前
5:スリランカでの滞在先
6:同行するこどもの数
7:搭乗地
8:渡航目的&スリランカ入国日&本人の署名
9:記入不要
※入国日の記入は今回だと06日02月2020年となります。
そしてもう一枚手渡された細長い紙は「健康申告書」(Health Declaration Form )という物で、コロナウイルスが感染し始めた為に最近の健康状態や中国への渡航歴などを記入する欄があります。
この書類でメインなのは裏面で、中国に2週間以内に渡航歴があるか? それと咳や熱があるかとの健康状態の報告欄です。一応イマイチ英語が分からなかったので記載されている中国漢字も参考にしながら記入しましたが、入国審査前に空港内の通路で立っていた係員に提出するだけでした。
再びスレンダーな衣装を着たシンガポール航空CAさんに、温かいおしぼりを頂けるのが至福の時間でもあります。ちなみにシンガポールからスリランカのコロンボ空港までのフライトは、約3時間50分の予定。だいたい映画が2本見れる飛行時間となっています。
こちらは機内食のメニューで、1人一枚渡されます。
離陸の約1時間に、機内食が出てきます。
こちらは行先のスリランカに合わせてか、カレーっぽいビーフ料理が出てきました。
カレーというよりかはビーフをライスのトレイに一緒に入れているといった感じですね。
スリランカに到着する!
そしてスリランカの現地時間23時過ぎに、やっと目的地のコロンボ空港に到着します。コロンボはスリランカの中でも中西部に位置する都市。首都としてはスリ・ジャヤワルダナ・プラ・コッテに明け渡したものの、人々の活動状況などからすると実質的には未だに首都的な役割を果たすコロンボの街。
日本を発ってから乗継待ち時間も含めて、約15時間でスリランカの地に足を踏み入れます。
到着便が現地時刻で遅い時間だったのもあってか、意外と入国審査で混み合う事もなく、そして入国審査で問題になる人も無く、無事スリランカの入国完了。そして空港内のゲートを出ると、待機していた現地ガイドさんが「お疲れ様です~~!」と寄ってきます。
こちらの男性がスリランカでの現地ガイドである「パリタさん」。今回のスリランカ旅には最初から最後の見送りまで同行してくれるガイドさんで、日本語が喋れる現地ガイドさんです。
さて到着して早速近くに停まっているバスに向かいます。外はすっかり真っ暗ですが、南国らしくヌルい気候を感じるスリランカ。
バンダラナイケ国際空港に到着後、これから向かうホテルがあるのはネゴンボ(Negombo:ニゴンボとも呼ばれる)というコロンボから約37km離れた街。ただしこの空港はほぼネゴンボ寄りにあり、ホテルまでの実際の距離は約6km。
バスはネゴンボの街に向かい出発し、車内では現地ガイドさんと添乗員さんから挨拶及び簡単な注意点の説明があります。
既に深夜24時を過ぎていて、既に周りは真っ暗。これだと全然スリランカというのが分かりません。。
ネゴンボの「ラマダホテル」にチェックイン
そしてバスで約20分程走った所で、辿り着いたのがこちらの「ラマダ・カトゥナヤカ・ホテル」(Ramada by Wyndham Katunayake)。
(Ramada by Wyndham Katunayake)
住所:842 Negombo Rd, Negombo, スリランカ
こちらのラマダ・ホテルは世界展開しているホテルチェーンです。そしてこのホテルはバンダラナイケ国際空港から近い為に、エアポートホテルとしてもよく利用されているようです。
ホテルの部屋は・・
世界的なホテルチェーンのラマダホテルは色んな国で宿泊した事があるけど、そこそこって感じの部屋。添乗員さんから事前に「スリランカは他の国よりもあまりホテル事情は良くないので、お湯が出ない等のご不満に対応できかねる場合がありますので事前にご了承下さいませ!」とのアナウンスがあった。
経済的にあまり発展していない国だと、ある程度は我慢しないといけないようだ。まあでもコロンボの空港近くの世界チェーンのホテルだけあって、特に問題無さそうな部屋。
これまで泊まったホテルでお湯が出なかった事は、モロッコでサハラ砂漠内にあるホテルでの1回だけ。心配したけど、何だかんだで今回スリランカでボクの泊まった部屋は問題なくお湯が出ましたね。
という事でスリランカの初日は早々に就寝するのであった。しかし実際にはこの時点で初日は過ぎて、2日目に突入していたのであるが。。
スリランカの2日目
スリランカでの早速2日目は朝6時半前に目覚めて、その足で朝食会場に向かう。
スリランカの一般家庭では1日3食はほぼカレー三昧だという。カレーと言っても日本のようなカレーではなく、野菜が混じったのとか、レパートリーが豊富なカレーである。
なので今回の食事は大体がホテル内のレストラン会場での食事であった。その方が観光客向けに味が辛くなかったり、食べ易い物とかも置いてくれているので。
という事でスリランカの朝食とは全然思えないチョイスをしてみた。
ラマダ・ホテルの景色
さて朝食を済ませた後は、昨日到着した時には既に暗かったのでラマダホテルの全景を写真に収める。
そしてスリランカの道路事情を眺めてみる事にする。スリランカでは「スリーウィーラー」とも呼ばれるトゥクトゥク(TukTuk)が街中を走り回っているのが見える。
ネゴンボのホテル前の通り 動画
ホテル内の壁には何故か、このように大阪のポスターが貼られていた。大阪には元々の東洋ホテルから改称されて「ラマダホテル大阪」と営業していたホテルが梅田の近くにあったけど、2013年中に閉館されている。
スリランカは年中気温が暑い地域だけど、朝はちょっと涼しい。スリランカの国内でも北側や南側によって違うけど、コロンボ周辺を観光するベストシーズンとしては暑くもなく雨も少ない1月~この2月頃がベストシーズンだという。
プールもあったけど、朝早いから勿論誰も飛び込んで泳いでいる人は居ない。。
昨日シンガポール航空経由でスリランカまでやって来たけど、別に阪急交通社の団体さん(と言っても6人だけ)も同じ飛行機に乗り合わせていた。そしてその阪急交通社の団体さんもこのホテルに泊まっていて、朝食会場に座っていたので試しに話しかけてみた。
大体海外旅行時に他の日本人団体のメンバーにいきなり話しかけるとビックリされるんだけど、意外とすんなり受け入れてくれて、こちらのメンバーと仲良くなるよりもその阪急交通社の参加者さんと仲良くなってしまった。
アヌラーダプラへ移動
さて今日の観光は1982年に世界遺産の文化遺産に登録された『聖地アヌラーダプラ』(Anuradhapura)を観光します。それが終わった後はシギリヤ地域の、シギリヤロックが敷地から見えるというホテルに宿泊する予定。
アヌラーダプラに向かうバスの車窓からの景色 動画
そして昨日は空港到着時に両替する時間が無かったのもあり、現地ガイドさんが用意している両替パックで両替を車内で行います。この両替パックは日本円5,000円⇒⇒7,540スリランカ・ルピーという、空港で両替するのと同じようなレートでの両替でした。
インドにはまだ行った事がないけど、インドに行った事のある人曰く「インドよりも全然綺麗!」というスリランカの道路。
バスの車窓からの景色 動画
こちらの右下に貼られているのが、スリランカの短期ビザである。入国後30日以内限定というビザで、今回は無料で取得できた。
途中の休憩所にて
ネゴンボのラマダホテルを出発してから、約1時間半でこちらの休憩所に到着します。まずは混む前に駆け足でトイレに向かいます。
スリランカは世界的にも貧しい国に属するので、現地のワンちゃんもあまり栄養状態が良くない体だったり、体が汚いワンちゃんが多かった。そしてこちらのワンちゃんは左前脚が無かったが、それでも3本脚で懸命に生きているようだ。。
スリランカの印象って、セイロンティーに代表されるように”紅茶のイメージ”しか持っていなかった。ただ実際に現地を訪れてみると、自然がとても豊かな国であった。
こちらはスリランカの国旗である。イギリスの植民地となっていたセイロンが1948年に独立した時に選定された旗で、元々のキャンディー王朝時代のデザインを流用している。
ちなみにこちらの旗を持っているオジサンは”マジシャン会長オジサン”である。ボクの親父位の年齢の方で、今回の旅行で最も仲良くなったオジサンである。
いきなり日本人の観光客団体が押し寄せた、こちらの休憩所に居た現地民たちの皆さんはちょっと驚いたような顔でこちらの見ていたが。。
ただ日本人観光客のツアーだと途中に立ち寄れるトイレとかも、汚いと苦情が出るので寄る場所も限られてくるようだ。だからそういう意味ではこの休憩所には、日本人ツアーが頻繁に立ち寄る場所だとは思う。
南国の街角でよく見かける、キング・ココナッツの実。これを割って中のジュースを飲むのであるが、外側の皮を見て新鮮な実かどうかを判断しておかないといけない。
今回クラブツーリズムのこのスリランカ1人旅を選んだのは、阪急交通社の1人参加限定旅ばかり行き過ぎて、選べる旅行先が少なくなっていたから。本来は8日間以上のツアーを選びたかったのだが、希望に合う条件のツアーがなくて、仕方なしに6日間のこのツアーに申し込んだのである。
そして休憩を終えて再びバスは出発する。だいぶ田舎道を走っているので、目前にはヤシの木ばかりが見える。
バスからの車窓 動画
そして現地ガイドのパリタさんが所属する現地旅行会社から、このマスクと殺菌ハンドジェルを全員に1個ずつのプレゼントを貰う。日本では当時国内では既にマスクが売り切れて続出していた時期なので、とてもありがたいプレゼントだったけど結局まだ使ってないのです。。
スリランカでのコロナウイルス感染者は、1月27日に武漢から旅行に来た中国人女性が初の感染者となる。その女性は直ぐに中国に送還されて、その翌日には合わせて中国からの入国ビザ発行を停止する。
この初動対応が早かった影響でスリランカでの国内感染者は、3月11日に国内在住の男性が初めて感染するまで未感染状態であった。
こんな旅はまた次回に続きます!
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