サンクトペテルブルクでボルシチ&ピロシキを食べてホリデーイン宿泊【ロシア旅行記⑰】

ロシア旅行記:3日目

阪急交通社ツアー「お1人様参加限定:ロシア7日間」
-2020年3月12~18日

ロシア名物の・・・

サンクトペテルブルグの駅前広場

モスクワの街から特急列車に乗ってやって来た、旧首都のサンクトペテルブルク。ただこの百年間でこの街の名前が3回変わっているので、ちょっとややこしい街の呼び名。年齢層などによってこの街の呼び名は変わり、歴史の本を読んでいるとその当時の街の呼び名が出てきます。ただそんなややこしい街の名前の変化の歴史も、それなりの背景があるからそうなった訳で、そういう事自体を受け入れて学んでいくしかないのである。

 

サンクトペテルブルクにて

サンクトペテルブルグの駅前近くの路地を進む

この街に到着してからバスに乗ったけど、近い場所ですぐにバスを降りてそのまま夕食レストランに向かいます。

 

サンクトペテルブルグの駅前近くの路地で見かけた、共産時代の車

旧共産主義圏の国ではこのように昔の時代に製造されていた、レトロなお弁当箱をイメージしたような地味な車を見かけます。まだ走れるのか疑問にも思いますが、だいぶ台数自体は減りつつあるもののまだ現役の車も多いようです。

マトちゃん
マトちゃん

こういう車が好きで、いまだに敢えて乗っているという人もいるのよ!

 

 

 

「L.BRIK」で夕食

という事でやって来たのは、駅から近いこちらのレストランです。

 

【レストラン】L. Brik Restaurant

 

住所:Pushkinskaya Ulitsa, 16, St Petersburg,191040

 

 

 

サンクトペテルブルグにある【レストラン】L. Brik Restaurant店内

レストランの内装は思った以上に綺麗でお洒落で、店員さんも若めでモスクワの街とは違う雰囲気が漂っている感じ。

 

サンクトペテルブルグにある【レストラン】L. Brik Restaurant店内で出てきたビール

まずはビールを頼んだけど、よくビールの写真を撮った時に失敗し易いのがピント調整。何気なく撮ると、たまに後ろにいる人の方に勝手に焦点を合わせてしまう、優れたスマホのカメラ。カメラの性能が良くなってきて殆どの場合は自動的に焦点を合わせてくれるのだが、ビールの写真を撮る時とかはまだまだ教育が足りないようだ。。ちなみにビール1杯は370ルーブルで約570円。

 

【レストラン】L. Brik Restaurant店内で出てきたボルシチ

まず運ばれて来たのは、サワークリームがド~~ンと上に乗っかったボルシチ。ボルシチと聞くとロシアを代表する料理だというイメージがあるけど、東欧諸国ではどの国でも同じようなスープがある。

マトちゃん
マトちゃん

ボルシチはロシアを代表する料理よね!

 

【レストラン】L. Brik Restaurant店内で出てきたボルシチを食べる

この独特な赤い色のスープは、赤紫色をした大根のような野菜ビーツ(テーブルビート:beetroot)を入れている為。ビーツはビタミンCが豊富で、糖分が高い野菜だそうだ。

 

【レストラン】L. Brik Restaurant店内で出てきたピロシキ

こちらのパンみたいなのは、これまたロシア料理を代表するピロシキ(пирожки)である。

マトちゃん
マトちゃん

ピロシキもロシア料理として有名よね!

 

【レストラン】L. Brik Restaurantで出てきたピロシキ

揚げパンみたいな感じで中には、細かくされた肉や野菜などが入れられている。カレーパンはこのピロシキをアイデアにして作られたともされていて、大阪で訪れたピロシキ専門店ではカレーパンまで売られていた。だから日本人からするとこのピロシキは、「カレーパンの中身がカレー味じゃないパン」という感想を持つのかもしれない。

 

 

【レストラン】L. Brik Restaurantで出てきたロールキャベツ

そして次に出てきたのは、上に濃厚なトマトソースが乗っかったロールキャベツである。意外とボリューミーな感じだったけど、食べてみるとそうではなく、全然食べれる位の量。

 

【レストラン】L. Brik Restaurantで出てきたロールキャベツ-2

今回のツアー参加者さんはボクを入れて7名と少ないので、このように1つのテーブルで全員が座れる事が多かった。
あるオジサン曰く「こんなコロナウイルス感染者が増えだしている時期に、海外旅行に行く奴はどんな変人が来るのか?!」と思ってやって来たそうだ。

するとこんな変人達が集まったみたい(笑)

 

【レストラン】L. Brik Restaurantで出てきたロールキャベツ-3

このロシアで食べたロールキャベツは、外側の皮が少しパリパリで斬新だった。普通は外側のキャベツが渇いておらずにベチャベチャだけど、ここで食べたロールキャベツは外側に焼き目があり、最後にフライパンで焼いたかのようだった。

 

【レストラン】L. Brik Restaurantで出てきたリンゴケーキ

そしてリンゴのケーキが今回のデザート。見るからに甘そうだけど、結構なボリュームがあった。人によっては持ち帰りを選んでいた。するとちゃんと持ち帰り用の箱に入れてくれていた。

 

【レストラン】L. Brik Restaurantで出てきたリンゴケーキ-2

このリンゴケーキは思った以上に美味しくて、あまり甘すぎないけど、リンゴ本来の甘みが滲み出てきているような感じだった。

 

【レストラン】L. Brik Restaurantで出てきた食後のコーヒー

食後はインスタントコーヒーではなく、ちゃんとオーダーしてから持って来てくれた。このコーヒーは食事代に込みだったので追加料金は無し。

 

【レストラン】L. Brik Restaurantの外観

今回も美味しかったロシア料理。それとここの店で店員さんが現地ガイドさんにドリンク代を伝える時に、間違って50ルーブル安く伝えてしまっていた。その値段でボクらツアー参加者さん達に説明し、オーダーした後の食事中にメニューを見ていたらそのドリンクの値段が店員さんの伝えたのより50ルーブル高かった。

それを現地ガイドさんに伝えると「それは彼らが言った事なので大丈夫です!」との事。そしてドリンク代の会計の時に、案の定店員さんが現地ガイドさんに「サッキ言ったドリンク代は、実は・・・」と言っていたけど、「アナタが言った値段で彼らは注文したので、サッキの値段だ!」と取り付く間もなく一蹴していた・・・。

 

【レストラン】L. Brik Restaurantの外観-2

入口にはブルドックの置物があったけど、こんなに寒かったらワンちゃんも外に出るのをためらいそうだ。

 

サンクトペテルブルグの駅前近くの路地で見かけた、共産時代の車-2

世界中でどこでも見られる世界的な車メーカーのありふれた車体よりも、ソ連時代の無機質な車の方が今となっては味があるように見えてくる。そういった意味では旧共産主義の時代を忘れるのではなく、それを忘れずに進んで行くのがこれからロシアにとっては大事なのかもしれない。

 

 

ホリデーイン・ホテルにチェックイン

サンクトペテルブルクでにあるホリデーインに到着

そしてサンクトペテルブルクでも南側にあるホリデーインに到着、街の中心部からはバスで約20分程の道のり。

 

サンクトペテルブルクでにあるホリデーインのフロント

オカンが2年前にロシア旅行に来た時もこのホリデーイン・ホテルに宿泊したそうで、パックツアーではよく利用される大型ホテルである。

 

 

サンクトペテルブルクでにあるホリデーインのロビー

ホリデーイン・ホテルは1951年にアメリカで1号店を出したホテルで、アメリカのホテルってイメージが強いけど、今はイギリスのホテルグループに買収されているので、アメリカのホテルって訳ではなさそうだ。

 

 

ホテルの部屋はどんな感じ?!

サンクトペテルブルクでにあるホリデーインの部屋の中

さてルームキーを貰ったので部屋へと向かいます。このホテルではパスポートを預ける事になり、添乗員さんからも「観光中は使う必要が無いので、そのままフロントに預けておいた方がいいですよ!」との事で、チェックアウトの時まで預ける事に。もし近くに外出したい時はホテルのルームカードを持って行き、万が一警官から呼び止められたらそのホテルのルームキーを見せて、このホテルに泊まっている旨を伝えればいいとか。

 

なおサンクトペテルブルクの街でも夜の街並みを眺めに行こうと思っていたけど、地下鉄にて発熱した日本人留学生が病院で隔離されているといった事例が外務省HPで書かれていたので、今回は残念ながら夜の街歩きはパスする事に。。

 

サンクトペテルブルクでにあるホリデーインの部屋の内装

さすがホリデーイン・ホテルは世界的なホテルチェーンなので、部屋の中は整っている。

 

サンクトペテルブルクでにあるホリデーインの部屋の内装-2

1人で泊まるには充分な広さの部屋である。勿論基本的には2人用の部屋なんだけどね・・・。

 

サンクトペテルブルクでにあるホリデーインの部屋の、バスルーム

お手洗い&バスルームも広々としている。狭いトイレだと窮屈感が出る時があるけど、ここでは全くそんな心配は無さそうだ。

 

サンクトペテルブルクでにあるホリデーインの部屋の、シャワー

ちゃんとバスタブ付きのお風呂だけど、今回もシャワーとセットなのでキレイなお湯を溜めるのが少々手間である。

 

 

近くのスーパーでお買い物

サンクトペテルブルクにあるホリデーインの前

そして部屋を一通りチェックした後は、ホテルの直ぐ横にあるスーパーへと買い出しに向かいます。このホテルからは近くに凱旋門みたいな門が見えています。

 

ホリデーイン横のスーパーマーケット

本当にホテルの真横にあったスーパー、徒歩1分といった所でしょうか。

 

ホリデーイン横のスーパーマーケット店内

モスクワで行ったスーパーマーケットは大型ショッピングセンターの中に入っている店だったので綺麗に整っていたけど、こちらのスーパーは一般的な雑っとしたお店。

 

ホリデーイン横のスーパーマーケット店内-2

意外と店内は広くて、色んな物が置かれていそう。と言っても目的はお酒だけなんだけど。

 

ホリデーイン横のスーパーマーケット店内で売っていたワイン

そしてお酒コーナーを見つけて、その棚の中でまず目に留まったのがこちらの「サンデマン(SANDEMAN)」のポートワイン。ロシアではポルトガルから輸入しているので、このようなスーパーでもそれなりの値段がしていた。

 

しかし日本に帰ってから同じポートワインを通販で購入したけど、そっちの方が値段が安かった。。

 

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ホリデーイン横のスーパーマーケット店内で売っていたワイン-2

このような男性の写真がメインとなった、ちょっと風変わりなワインのラベル。

 

ホリデーイン横のスーパーマーケット店内で売っていたウォッカ

で美味しそうなというか、口に合いそうなウォッカを探すけどドレがいいのかは全然分からない。分かるのはボトルや印刷などのデザインと、その値段だけ。だからとりあえずデザインが目に付くウォッカの方へと、自然と体が流れてしまう。。

 

ホリデーイン横のスーパーマーケット店内で売っていた野菜

昔のロシアは穀物などが良く取れて、海外に輸出する物のメイン産業だったみたいだけど、共産主義時代にコルホーズやらソフホーズなどの政策で失敗し、メリットの出ない農作業を放棄する人が増えたそうだ。

 

スーパーマーケット店内に並ぶお酒

さすがウォッカ大国だけあってウォッカは専用の棚が用意されているかのようで、まだまだ棚には沢山お酒が並んでいた。

マトちゃん
マトちゃん

ロシアにはウォッカの種類が多過ぎて、初めての人は驚くよね!

 

スーパーマーケット店内に並ぶお酒-2

こちらもお酒みたいだけど、どんなお酒かは不明。とりあえず体が燃えそうなお酒のデザインである。

 

スーパーマーケット店内に並ぶチューハイ

そして目が行ったのが、こちらのフルーツ・チューハイ的なお酒。海外に行くと初体験なドリンクばかりを飲めるので、何気に楽しいのである。

 

スーパーマーケット店内に並ぶウォッカ

普通のウォッカよりも少し味が付いているウォッカが良かったので、ブルーベリー味が付いているウォッカを購入する。日本で流通している国産大手メーカーが造っている、フレーバー付きのウォッカとかはイマイチ美味しく感じないけど、ヨーロッパで飲む味付きのウォッカなどは結構美味しいのである。

 

サンクトペテルブルグのホリデイインから見える夜景

そして買い物を済ませてホテルへと戻る。モスクワの街では夜歩きをしたけど、サンクトペテルブルクの街では夜歩きをしなかったので、少しモヤモヤした気分が残ってしまった・・・。

 

 

スーパーマーケット店内で購入したお酒

こちらが先程スーパーにて購入したお酒。左から2番目のはウォッカではなくジン。個人的にはウォッカよりもジンの方が好きで、ウォッカ大国でオレンジ味のジンを買ってしまったのである。。

 

アリョンカで購入したチョコレート

こちらは本日寄った、ロシアでも大人気のチョコレート専門店アリョンカ(алёнка)で購入した品々。

これだけ追加でダメ押し的に購入しておけば、さすがにオカンも文句はないハズ!

 

アリョンカのエコバッグ

そしてこれもオカンへのプレゼント用に購入した、アリョンカのエコバッグ。

オカンにプレゼントしたら、予想通りに喜んでくれました!

 

アリョンカのエコバッグの製品タグ

そしててっきり中国製のエコバッグかと思いきや、まさかの「made in Russia」。

思わず「本当かな??」と思ってしまったけど・・・

 

モスクワで購入した、モスクワのガイドブック

こちらはクレムリン内の武器庫見学後にお土産屋さんコーナーで販売していた、モスクワの日本語版ガイドブック。550ルーブルで約850円なり。なお、この時は油断していたけど本ってゴッツイのを数冊買うと凄く重たくなってしまう。お酒の買い過ぎは注意していたけど、この後エルミタージュ美術館で沢山の本を購入してスーツケースに詰めたら、明らかに重量オーバーとなってお酒1瓶を泣く泣く置いて帰る事になるのである。。

 

ロシアで晩酌に飲むお酒

そして先程購入したチューハイもどきを味わって、眠りに着きます。意外と美味しかったこちらのお酒はベリーミント味で、なかなか日本では見られない味です。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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【ロシア旅行記①-阪急交通社ツアー】2020年JAL直行便でロシアのモスクワへ旅立つ
2020年3月中旬に訪れたロシア。この3月中旬はコロナウイルス騒動の影響で旅客が減っていたので、ガラガラに空いた空港と飛行機でロシアの首都モスクワへと向かって旅立つのであった。。
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