エルミタージュ新館で、近代美術のルノワールやセザンヌの絵画を鑑賞【ロシア旅行記㉙】

ロシア旅行記:4日目

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-2020年3月12~18日

個人のコレクションだった絵画

エルミタージュ新館で絵画を鑑賞する

今はエルミタージュ美術館の見学中ですが、「エルミタージュ新館」という冬宮殿から宮殿広場の向かいにある、昔は参謀本部の建物だった場所の4階にある近代美術の展示室にやって来ています。

 

近代美術の鑑賞

『フランセーズ劇場広場の春』 (Place du Theatre-Francais. Spring) by カミーユ・ピサロ

『フランセーズ劇場広場の春』 (Place du Theatre-Francais. Spring)
by カミーユ・ピサロ(Camille Pissarro)

1898年頃の作品。パリの街中の景色を多く描いたピサロ。こちらは有名な建物を描くのではなく、その周辺の人々の日常生活を描き出しているようだ。

 

『サン・マメスの川岸』 (River Banks at Saint-Mammes) by アルフレッド・シスレー

『サン・マメスの川岸』 (River Banks at Saint-Mammes)
by アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley)

1884年頃の作品。フランス生まれのイギリス人画家であるアルフレッド・シスレーは、若い頃にモネやルノワールなどと出会い、印象派画法を貫いて多くのパリの風景画を残した。

 

 

『ヴィルヌーヴ・ラ・ガレンヌの村』 (Villeneuve-la-Garenne) by アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley)

『ヴィルヌーヴ・ラ・ガレンヌの村』 (Villeneuve-la-Garenne)
by アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley)

1872年頃の作品で、パリ近郊のヴィルヌーヴ・ラ・ガレンヌ(Villeneuve-la-Garenne)を訪れた時に描いたもの。

 

 

「ルノワールの間」にて

『庭園にて』 (In the Garden) by ピエール・オーギュスト・ルノワール

『庭園にて』 (In the Garden)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1885年頃のルノワールの作品である。手を握り若い女性に夢中な男のモデルは友人のアーティストらしいけど、当時の自分の欲求を表した作品だという。ちなみにこの作品は後にルノワールの妻となる恋人と、一緒に仕上げたものらしい。

 

 

『庭園にて』 (In the Garden) by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)-2

お互いに見つめ合う姿ではなく女性が正面を見て、あたかも未来を見ているような様子にも見える。

 

エルミナージュ新館に飾られているルノワールの絵画を眺める人達

このフランス人印象派の画家であるルノワールの名前は、海外にあまり興味のないボクでも流石に聞いた事のある有名な画家である。20世紀後半には印象派画家の作品の値段が上がって行き、モネやルノワールの絵画を所有する事がステータスとなって、オークションで次々と高値で落札されたそうだ。

マトちゃん
マトちゃん

おっ、探していた絵が見えてきたわね!

 

なお、この近代美術品の数々は元々は個人のコレクションだった物ばかり。1917年に起こったロシア革命では、個人所有の絵画コレクションは国有化する事に決まった。その中でもロシア人実業家だったミハイル・モロゾフ(Mikhail Morozov)イヴァン・モロゾフ(Ivan Morozov)の兄弟やセルゲイ・シチューキン(Sergueï Chtchoukine)は、これから鑑賞するルノワールやセザンヌの絵画を多く所有していたのである。それらの作品がここやモスクワ市内にあるプーシキン美術館に展示されている。

 

『女優ジャンヌ・サマリーの肖像』 (Portrait of the actress Jeanne Samary) by ピエール・オーギュスト・ルノワール

『女優ジャンヌ・サマリーの肖像』 (Portrait of the actress Jeanne Samary)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1878年頃の作品で、さっきから探していた絵である。こちらはジャンヌ・サマリー(Jeanne Samary)という、フランス人女優を描いたものでルノワールは彼女の肖像画を何枚も描いているので彼の作品を代表するモデルでもある。ちなみにジャンヌ・サマリーは写真を見るよりも、この絵画の方がいいかもしれない。。

 

 

『黒い服の女性』 (Lady in Black) by ピエール・オーギュスト・ルノワール

『黒い服の女性』 (Lady in Black)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1876年頃の作品。優雅に佇む婦人を描いており、敢えて黒い服にする事により、逆に首元から顔部分や手の辺りが際立って明るく見えるようになっている。

 

『階段の男』 (Man on a Stair) by ピエール・オーギュスト・ルノワール

『階段の男』 (Man on a Stair)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1876年頃の作品。階段でタバコか葉巻を吹かしているように見える男性。去年2020年4月には日本でも多くの人達が利用する施設内でも、原則屋内禁煙となったのでこのように建物の外の階段などでタバコを吸う人の姿が多く見られるようになった。若い頃はタバコを吸っていた時期もあったけど、今は完全に嫌煙家となったボクはタバコの販売すら止めて欲しい位に思っている。

特に前を歩いている人の煙が流れてくるだけでも、ムカムカしてしまう・・・

 

『階段の女性』 (Woman on a Stair) by ピエール・オーギュスト・ルノワール

『階段の女性』 (Woman on a Stair)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1876年頃の作品。先程の黒い服を着た女性と同じような顔をしているので、恐らく同じモデルを描いていると考えられる。

 

『扇を持つ女性』 (Woman with fan) by ピエール・オーギュスト・ルノワール

『扇を持つ女性』 (Woman with fan)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1880年頃の作品。絵のモデルとなったのはラ・グルヌイエール(La Grenouiller)というバーの娘だったアルフォンシン・フルネーズ(Alphonsine Fournaise)。彼女の若さや肌の綺麗さや目の輝きを主張する絵になっていて、逆に手や服や扇は敢えてあまり細かく描写はされていないそうだ。

 

『ジャンヌ・サマリーの立像』 (Portrait of the actress Jeanne Samary) by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

肖像画には書き手の気持ちが絵に現れる。ただし写真は目の前に見える景色をそのまま映し出す。これが肖像画と写真との違いである。

 

ジャンヌ・サマリー(Jeanne Samary) 19世紀後半のフランス人女優 ルノワールがよくモデルとして描いた作品に出ている

ジャンヌ・サマリー(Jeanne Samary) -写真

こちらは実際のジャンヌ・サマリー(Jeanne Samary)さんの写真。彼女は有名なフランスの劇場「コメディー・フランセーズ」(Comédie-Française)の主演女優であった。そして一番最初のピサロの絵は、その劇場近くを描いたものである。

 

『ジャンヌ・サマリーの立像』 (Portrait of the actress Jeanne Samary) by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)の顔部分のアップ写真

勿論あくまで絵なので写真のようには再現できないし、細かい所まで描写は出来ない。でも油絵のタッチなので、どうしてもこのように絵画の方が上品で優しいイメージに見えてしまうのだろう。

 

『ピアノを弾く少女たち』 (Young Girls at the Piano) by ピエール・オーギュスト・ルノワール

『ピアノを弾く少女たち』 (Young Girls at the Piano)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1892年頃の作品。こちらの作品はある美術館の依頼でピアノを楽しむ少女2人の様子を、6枚同時にほぼ同じサイズで描きだしたという。そんな作品の中でもデッサン風に仕上げた1枚となっているようだ。

 

『ベルナーヴァルでのくつろぎ』 (Party in the Country at Berneval) by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

『ベルナーヴァルでのくつろぎ』 (Party in the Country at Berneval)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1898年頃の作品。こちらの絵はオットー・クレープス(Otto Krebs)というドイツ人実業家が所有していたコレクションの一部で、第二次世界大戦後の没収を恐れて隠していたのだが、ソ連にバレてしまい没収されて今に至る。なおクレープスは1941年に死去しているので、ナチスドイツや所有していた絵画の行く末を知る事なく亡くなっていった。

 

 

『鞭を持つ子供』 (Child with a Whip) by ピエール・オーギュスト・ルノワール

『鞭を持つ子供』 (Child with a Whip)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1885年頃の作品。こちらの子供は5歳だけど、髪の毛は長くてスカートを履いているので一見女の子に見えるけど、手に持っているのは鞭で当時は男の子が持って遊んでいたので、こちらの子供は男の子とされている。このワンピースは当時流行していたそうだ。

 

『ボーリュー村の景色』 (Landscape at Beaulieu) by ピエール・オーギュスト・ルノワール

『ボーリュー村の景色』 (Landscape at Beaulieu)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1899年頃の作品。フランスのニース近郊の地中海沿岸にあるボーリュー(Beaulieu)という村を描いていて、度々ルノワールは足を運んでいたそうだ。

 

『デルフト焼きの花瓶の薔薇とジャスミン』 (Roses and Jasmine in a Delft Vase) by ピエール・オーギュスト・ルノワール

『デルフト焼きの花瓶の薔薇とジャスミン』 (Roses and Jasmine in a Delft Vase)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1881年頃の作品。単純な鉢植えではなく花の絵が描かれている花瓶と、実際の花をそれぞれ綺麗に描いている作品。

 

『りんごと花』 (Apples and Flowers) by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

『りんごと花』 (Apples and Flowers)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1896年頃の作品。白い花は純粋さや処女性を表していて、それと対比するように禁断の果実であり誘惑の象徴でもある林檎が描かれているという。

 

エルミナージュ新館に飾られているルノワールの絵画を眺める人

この辺りはモロゾフ氏やシチューキン氏の所有していたコレクション以外にも、第二次世界大戦で苦しめられたドイツの実業家から戦後賠償金代わりに押収した作品が飾られている。

 

『花瓶の薔薇』 (Roses in a Vase) by ピエール・オーギュスト・ルノワール

『花瓶の薔薇』 (Roses in a Vase)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1910~17年頃の作品で晩年のルノワールが描いたもの。せっかくの絵画も窓からの自然光がガラスに反射して、上手く写真に収める事が出来ない・・・。

 

左:『髪を整える女性』 (Woman Arranging Her Hair) by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir) 右:『帽子を被った若い女性』 (Young Girl in a Hat) by ピエール・オーギュスト・ルノワール

左:『髪を整える女性』 (Woman Arranging Her Hair)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)
右:『帽子を被った若い女性』 (Young Girl in a Hat)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

左側の絵は1887年頃、右側の絵は1894年頃の作品。左側の女性のネグリジェがはだけているのは、古代ギリシャ神話に登場する女性だけの部族であるアマゾネスを暗示しているんだとか。

 

『イポールの干潮』 (Low Tide at Yport) by ピエール・オーギュスト・ルノワール

『イポールの干潮』 (Low Tide at Yport)
by ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

1883年頃の作品。この年にルノワールはフランス北部のノルマンディー地方にある、小さなリゾートであるイポール(Yport)の村に滞在した。その際に市長の家に泊めてもらい、彼の子供達の作品を描いたがこちらは自分が描きたかった風景だそうだ。

 

『トルヴィルの浜』 (Beach at Trouville) by  ウジェーヌ=ルイ・ブーダン

『トルヴィルの浜』 (Beach at Trouville)
by  ウジェーヌ=ルイ・ブーダン(Eugène-Louis Boudin)

20世紀に入るまでは大きな戦争が無かったが、20世紀に入り第一~第二次世界大戦の勃発でヨーロッパ中が戦場になり、多くの絵画も失われる事になった。

 

 

『ポン=デュ=シャトーの風景』 (View of Pont-du-Chateau) by  アルベール・ルブール

『ポン=デュ=シャトーの風景』 (View of Pont-du-Chateau)
by  アルベール・ルブール(Albert Lebourg)

大事なコレクションなどは戦争の動きを事前に察知して安全な場所に移動したりと、コレクターの人達も絵画の確保に大変だっただろう。。

 

 

『ポ-ルマネクの港』 (Port Manech) by アンリ・モレ

『ポ-ルマネクの港』 (Port Manech)
by アンリ・モレ(Henry Moret)

1896年頃の作品。こちらはアンリ・モレというフランス人画家によって描かれた、ブルターニュ地方の港の景色である。

 

 

エルミナージュ新館の窓から見る、広場

このエルミタージュ美術館内に展示されている作品を検索する際に他の人達のブログを拝見してみたら、このように途中で宮殿広場の風景を撮っている人が多かった。恐らく有名な画家の絵画などを連続で見ていくと、段々と疲れていくので目の保養的な感じで、このような景色を眺めていたのだろう。ちなみにエルミタージュ美術館の建物は世界遺産の登録内に入っているが収集品が選ばれているのではなく、歴史的な建造物である冬宮殿として選ばれているようだ。

 

エルミタージュ新館で絵画を鑑賞する人達

こちらのエルミタージュ新館は、このようにあまり混んでいなかったので絵画を鑑賞するには最適であった。人気の美術館だけどガラガラな状態で鑑賞できるのは、とても幸運な事である。

 

「セザンヌの間」にて

エルミナージュ新館にある「セザンヌの間」

という事でどんどんと進んで行きます。お次はポール・セザンヌ(Paul Cézanne)という”近代絵画の父”とも称されるフランス人画家のコーナーです。

 

 

『帽子を被った自画像』 (Self Portrait in a Casquette) by ポール・セザンヌ

『帽子を被った自画像』 (Self Portrait in a Casquette)
by ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)

1872年頃の作品。セザンヌが33歳頃の自画像である。

 

『ピアノを弾く若い娘:タンホイザー序曲』 (Girl at the piano; Tannhäuser-Ouverture) by ポール・セザンヌ

『ピアノを弾く若い娘:タンホイザー序曲』 (Girl at the piano; Tannhäuser-Ouverture)
by ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)

1868年頃の作品。こちらの絵はセザンヌの母親と妹が描かれており、妹はリヒャルト・ワーグナーが作曲した『タンホイザー序曲(Tannhäuser)』を演奏しているようだ。

 

『自画像』 (Self Portrait) by ポール・セザンヌ

『自画像』 (Self Portrait)
by ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)

こちらもセザンヌの自画像だけど、帽子を被っていないので禿げた頭が顔を覗かしていた・・・。

 

『大浴場』 (Bathers) by ポール・セザンヌ

『大浴場』 (Bathers)
by ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)

1891年頃の作品。この大浴場シリーズはセザンヌの晩年でも傑作とされているようで、同じような構図の絵が世界中の有名な美術館にて保管されているという。

 

エルミナージュ新館にある「セザンヌの間」の絵画

これからの2枚はフランス南部にあるサント・ヴィクトワール山(Mount Sainte-Victoire)という、標高1011mの山を描いた作品。ちなみに2013年には非公式ながらポール・セザンヌが描いた「サント・ヴィクトワール山」の1枚が1億ドル(約106億円)ほどで売買されたそうだ。それと2011年にはカタールがセザンヌの絵を1枚2億5000万ドル(約270億円)で非公式ながら購入したという。。

 

『サント・ヴィクトワール山』 (Mount Sainte-Victoire) by ポール・セザンヌ

『サント・ヴィクトワール山』 (Mount Sainte-Victoire)
by ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)

1898年頃の作品。エクス・アン・プロヴァンス(Aix-en-Provence)という街に家のあったセザンヌは、その家から眺める事が出来たサント・ヴィクトワール山の絵を何枚か描いたという。

 

『サント・ヴィクトワール山』 (Mount Sainte-Victoire) by ポール・セザンヌ

『サント・ヴィクトワール山』 (Mount Sainte-Victoire)
by ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)

こちらも1898年頃の作品。この山の頂上には13世紀頃にキリスト教の礼拝堂が造られたそうだけど、この絵を見ている限りはその様子は分からない。

 

左:『アッシジの、天使と殉教者の聖マリア大聖堂』 (The Church of Santa Maria degli Angeli) by アンリ・エドモン・クロス(Henri-Edmond Cross) 右:『マルセイユ港』 (Port of Marseille) by ポール・シニャック(Paul Signac)

左:『アッシジの、天使と殉教者の聖マリア大聖堂』 (The Church of Santa Maria degli Angeli)
by アンリ・エドモン・クロス(Henri-Edmond Cross)
右:『マルセイユ港』 (Port of Marseille)
by ポール・シニャック(Paul Signac)

左側の絵は1909年頃の作品。奥に見える大聖堂はミケランジェロの設計で16世紀にイタリアのローマに建てられたもの。

 

 

右側の絵は1907年頃の作品。”新印象派”の代表とされるポール・シニャックはフランス人画家で、点描の画風を発展させた。海を愛してヨットなども操縦していたシニャックらしい、マルセイユの港の風景画である。

 

エルミナージュ新館にある「セザンヌの間」の絵画-1

こうやって見ていくと同じ19世紀末~20世紀初頭にかけてのフランス人画家による印象派の絵も、段々と時代が過ぎていく毎に色んな発展をしていったのが分かるのである。

 

『パイプをくわえる男』 (The Pipe Smoker) by ポール・セザンヌ

『パイプをくわえる男』 (The Pipe Smoker)
by ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)

1892年頃の作品。再びセザンヌの作品で、1人でパイプをくわえてうつむき加減で寂しそうな男は、自身も孤独な生活を送っていたのでそれを表しているそうな。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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