東京旅(2022年11月)-16
訪問:2022年11月中旬
小さい頃に見た記憶が!
まだまだ東京都港区にある「NHK放送博物館」の見学は続きます。
偉大な芸術家:岡本太郎はNHKのテレビ番組にもそこそこに出演していたようで、その時のパネルなども並べられていた。
NHK放送博物館の見学!
こちらに飾られていた絵は「岡本 一平(おかもと いっぺい)」という人物の揮毫書である。
この岡本 一平とは偉大な芸術家:岡本太郎の父親であり、画家で文筆家でもあった芸術家だった。
全然知らなかったけど、岡本太郎は意外とNHKのテレビ番組にも出演していたようで、その際の資料などもここで展示されていた。
色んなメディアにも積極的に進出していた岡本太郎が、こんな揮毫した番組を見てみたかったと思ってしまう程の写真である。
NHKの昔の番組も、もっと簡単に見れるようになればいいのにさ!
そしてやっと「タローマン」と岡本太郎に関するブースが終了し、次が「放送文化賞コーナー」という、ひと気があまり感じられないブースに到着する。
ちょっと狭い部屋になっていた事もあって、ひと気が少ないように感じられた「放送文化賞コーナー」では、ボクがかつて大好きだった相撲の化粧まわしが展示されていた。
栃若時代 Youtube動画
こちらは初代:若乃花が使っていた化粧まわしで、平成に相撲人気を作った”若貴兄弟”の叔父さんである。
そして赤地に「心」という文字が見られる、この化粧まわしは第50代横綱「佐田の山」が使っていたものである。
ちなみにこの『化粧まわし』はスポンサーや講演会から力士に贈られる物で、1本数百万円レベルの代物となる。
横綱や人気力士の場合は1000万円以上の製作費が掛けられた例もあり、自分の応援する力士を目立たせる衣装としてプレゼントする習慣が相撲界にあるという。
相撲は応援する側の勝負もあったぜ!
こちらの見た事があるような絵は、日本画家:平山郁夫が1995年に仕上げた木版画『シルクロード 砂漠の夕べ』という作品だった。
砂漠と夕陽のコラボがいいぜ!
「こども番組コーナー」にて
そして次の部屋は、このように「こども番組コーナー」となっていて、どこかで昔見たようなキャラクターが展示されている光景が見えてくる。
こちらは「おかあさんといっしょ」という、1959年から続く子供向け番組の代表作に出てきたキャラクターのぬいぐるみが展示されていた。
一番右側に立っていた、こちらのキャラクターは「おかあさんといっしょ」ではなく、『できるかな』という1970年頃から1990年頃までNHK教育で放送されていた番組に出ていた「ゴン太くん」。
できるかな NHK教育テレビ
アンタも小さい頃、よく見てたやんか!
「ノッポさん」が懐かしいでござる!
こちらは1980年代に『おかあさんといっしょ にこにこ、ぷん』として放送された際に登場していた、「ネズミの男の子:ぽろり」。
こちらは同時代に同じく出演していた、「“ふん”ボルトペンギンの女の子:ぴっころ」である。
子供には、このような毒の無いキャラの方がいいでござる!
こちらのブースに飾られていたのは、ちょっと新しい番組のようで全く何の番組なのか見当がつかなかったのでパス。。
ボクは小さい頃の記憶が殆ど残っていないので、自分が小さい頃にどんなNHKの子供番組を見ていたのかを思い出せない。
しかし、世間的には子供にNHKの子供番組を見せるのが一般的となっているようだが。。
NHKの子供番組を見せとくと、親が楽できるんや!
こちらには懐かしの『ひょっこりひょうたん島』の模型も展示されていた。
ただ、この『ひょっこりひょうたん島』は1964年~1969年に放送されていた番組なので、ボクらの世代よりも団塊世代に知名度がある番組のようだ。
この『ひょっこりひょうたん島』が放送されていた1960年代には、アニメよりもこのようなアナログな操り人形を使ったテレビ番組が多く、イギリスで放送されていた『サンダーバード』なども同世代である。
サンダーバード 第1話【SOS原子旅客機】
懐かしいな~~!
『ひょっこりひょうたん島』の撮影で使われていた操り人形も何年も使われ続けたので、番組が終了となった時にボロボロとなっていたので廃棄されてしまったという。
アナログな人形らしいエピソードだぜ!
個人的には『ひょっこりひょうたん島』を見た事が無いので、どのようなストーリーだったかは知らないが、こちらの「ひょうたん火山」が爆発して大変だった回もあったという。。
今ではデジタル全盛となった時代だが、このような昔からお馴染みの操り人形が織りなすアナログさが、逆に現代になって新鮮に思える時代ともなってきているのかもしれないと感じた、今日この頃であった。。
こんな旅はまた次回に続きます!
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2022年11月上旬に訪れた、2泊3日の東京旅です。