ロシア旅行記:5~6日目
阪急交通社ツアー「お1人様参加限定:ロシア7日間」
-2020年3月12~18日
ウォッカともお別れ
ロシア旅行5日目はエカテリーナ宮殿とファベルジェ博物館の見学を終えて、レストランでの夕食を食べ終えてホテルへと戻ってきました。いつもならここから夜の街へと地下鉄に乗り込んで向かうのですが、コロナウイルスの影響で大勢の無作為の人達が乗り込む地下鉄での移動は自粛という事で今晩もホテル周辺で静かに過ごす事に。
そして換金したルーブルの残りが、あと約400ルーブル残っています。ちなみに50ルーブル札に描かれていた景色は先程訪れたロストラ柱があったストリェールカの景色でしたね。
サンクトペテルブルクにて
ここサンクトペテルブルクの街にあるホリデーインの1階にはお土産屋さんがあります。ただあまりもう欲しい物もないので、ホテルのすぐ横にあるスーパーマーケットに行って残りのお金を使い切る事にします。
ホテル横のスーパーマーケットにて
こちらはホテルの真横にある、そんなには大きくないスーパーマーケットにやって来ました。
もうオカンへのお土産として、ロシアでも人気のアリョンカのチョコレートはたっぷり買っていたので、帰りのJAL便のCAさん向けプレゼントと知り合いへのお土産を探す事にする。
とりあえず「女性向けのプレゼント(お土産)は、迷えばチョコレートにしておけ!」という名言を思い出して、チョコレートの棚を物色します。
女性へのお土産に何を買うかを迷ったら、やっぱりチョコレートが無難よね!
アリョンカのチョコレートもこうやってスーパーなどで見ると、実は色んな種類やサイズ違いのパッケージもあって多様です。
ただお値段ではモスクワのミランホテル横のショッピングモール内のスーパーでのセール値段の方が、安かったですね。あそこでは100g1枚50ルーブルを切っていましたからね。
アリョンカはチョコレートだけではなく、こちらのクッキーなども販売しています。
ちょっとこちらの商品はかさばるけど、マトリョーシカをイメージさせる包み紙に巻かれたチョコレートボンボンを選びます。これだとロシアのお土産っていう雰囲気が出ていると思います。
JALのCAさんも色んな物を世界中で見ているので、少しでもパッケージがしっかりした物を選んでみます。こちらの箱はゴールドの箔押しがされていて、アリョンカのチョコレートよりもパッケージの質感は上でした。
こちらのロシアンウォッカボンボンは209.90ルーブルで、約320円。
JALのCAさん向けに購入した、こちらのパッケージがしっかりしたチョコレートは1枚139.90~199.90ルーブル(約210円~300円)と、種類によって値段が違っていました。
そしてこちらもJALのCAさん向けに一部あげる予定で購入したチョコレート。1枚139.90ルーブル(約210円)でした。
ちなみに「何故JALのCAさんにプレゼントをあげるの??」と思った人も居るかもしれませんが、個人的には航空会社の中でもJALの機内サービスは質が高くて、とても親切に対応してもらった事が多いので、そのお返しの感謝の気持ちを表す為です。
勿論以前にお会いしたCAさんに会う訳ではないのですが、日々苦労もあるCAさん達のサービスがされて当然とも思いたくないし、感謝の気持ちを表した方がCAさんにも喜んでもらえると思っているので。
それと今晩の晩酌用のリキュールと、もう1枚ホッキョクグマが描かれているパッケージのチョコレートも購入。このスーパーマーケットでの買い物で、残りの現金+残金をクレジットカードで支払うつもりだったけど、レジのオバチャンは「ソレはデキナイ!」と一蹴された・・・orz。
こちらは本日エカテリーナ宮殿内の売店で購入した、現地で販売している日本語のガイドブック3冊。合計で540ルーブルで約820円でしたが、それぞれに薄い本でした。
6日目がスタート
さて今日はサンクトペテルブルクの空港から飛行機で一旦モスクワに戻ってから、そのまま飛行機で日本へと帰るので実質最終日。今日も朝一番乗りで朝食会場にやって来ましたが、雰囲気が少し昨日までと変わっていました。
というのもホテルの朝食ビュッフェは色んな料理が並べられているのですが、この日はこの野菜とハム類しか置かれていませんでした。「まさかレストランに来るのが早すぎたのかな?!」と思っていたら、宿泊しているお客さんが少ないからか、それともコロナウイルスの影響かで、ウエイターさんに食べたい料理をオーダーすると持って来てくれるというサービスに切り替わっていたようです。
とりあえず昨日のフレンチトーストとスクランブルエッグのサンドイッチが美味しかったので、今日も食べようと思ってウエイターのお兄さんにフレンチトーストをオーダーする。
しかし意思疎通がうまく行かなかったようで、ウエイターのお兄さんが持って来たのは普通のパンでした。それを見て不機嫌な顔をしていたボクの姿を察して「あっ、マチガエタ~!」と慌てて奥に引っ込んだウエイターは焼いたパンを持って来てくれた。料理をオーダーするのは今日が初日だったので、まだ上手く機能していないようだった。
さて今日のサンクトペテルブルクの天気は昨日とは打って変わって、とてもいい天気になっている。
朝食を食べた後に荷造りして、前にスペイン旅行の時に貰ったカバンの重量計測器で測ると、なんとカバンの重さが27kgになっていた・・・。想定では23kg以内だと思っていたけど、エルミタージュ美術館などで重たい本を買ったのが誤算だったようだ。
なので重たい本をスーツケースから取り出して手荷物にし、少し味見しただけのウォッカをやむを得ずホテルに捨ててきた。後からあるオジサンに聞くと空のペットボトルにお酒を詰め替えたら、瓶を捨てれるので荷物を軽く出来る技を教えてもらった。次回から自分用にお酒を買う場合はそうしようと誓う瞬間であった。。
それとこちらのオベリスクみたいなのは昨日も見た、大祖国戦争でナチスドイツ軍との激しい戦いをした戦争の戦勝記念碑。ロシアの誇りを思い出させてくれる建造物である。
プルコヴォ空港にて
「快晴の天気は最高だ~~!」と思っていると、あっという間に空港に到着します。
住所:Pulkovskoye Shosse, д. 41, лит. ЗИ, St Petersburg,196140
さて現地の空港に到着すると、いよいよ楽しかった海外旅行も遂に終わりだという雰囲気になってきます。
空港内は世界的なコロナウイルス蔓延の影響で、ガラガラな状態です。ちなみにこの翌日3月18日からロシアは全面的に海外からの渡航客の受け入れを中止にする発表をしました。なのでこの頃がロシアに旅行に行けたギリギリの時期でした。
ただ空港を利用する人間からすると、ガラガラに空いている方が何事も早く済ませる事が出来るので有難いのである。
空港の入口近くにはお馴染みのスターバックスの店舗がある。ロシアのスターバックスではマトリョーシカの絵が描かれている、ロシアにしか売っていないタンブラーが人気だという。
世界中で売られている色んなデザインのスターバックス・タンブラーも、一番人気なのがマトリョーシカのデザインなのよ!
すると添乗員さんがちょっとの間団体から抜けて、そのスターバックスでロシアン・オリジナル・タンブラーをお土産として購入していました。ただどうも希望していた色のタンブラーは売り切れていたので、別の色のタンブラーを手に入れたようでした。
このように電光掲示板には沢山の飛行機が「取り消し」表示になっていました。まさかこれ以降4月からもっと大規模な出入国制限が課されるとは、この時は想像にもしてませんでしたが。
日本の空港内もガラガラだったけど、こちらサンクトペテルブルクの空港もそれに負けない程にガラガラ。
それにしてもコロナウイルスによる経済損失は甚大よね!
航空会社のチェックインカウンターの上に取り付けられていた、ジェットエンジンを装備した羽を持つ像も心なしか、暇そうに見えます。
さてサンクトペテルブルクから日本への直行便は出ていないので、まずは国内線に乗って一旦モスクワまで帰ります。
こちらのワンワールドに所属している「S7航空」でチェックインします。ちなみにこのS7航空は”世界で最も定時到着率の高い”時間に正確な航空会社だという。さすが意外と見た目以上に時間には正確なロシアの航空会社だけある。
だから何回も言ってるけど、ロシア人は時間に正確だって!
重たい本を手荷物にして、ウォッカを1本捨てて帰ったので何とか22.7kgと預け荷物の基準である23kgを下回りました。ちなみに23kg台でも何とか受け入れてはくれるそうですが。。
こちらのS7航空はワンワールドに所属しているので、ここでのチェックインでモスクワ~成田間のチケットまで発券してくれます。
本当にこれだけ天気のいいサンクトペテルブルクで、飛行機に乗るだけというのはとても勿体無く感じてしまう。
こちらのエスカレーターの先にはサンクトペテルブルグにあるイサク大聖堂の電飾板が見えます。白夜の時期には深夜の時間帯にも関わらず、ドーム部分の展望台が解放されていて、その景色を夜中でも拝めるそうだ。
空港の保安検査を受けて中に進むと免税店が見えてきたけど、そこには殆どお客さんの姿はなく、ほぼ店員さんが暇そうにしている姿しか見えなかった。
まずは搭乗ゲート付近まで一緒にみんなで行ってから、集合時間まで解散する事に。
意外とすっきりとした、サンクトペテルブルグにあるプルコヴォ空港内。
こちらは電飾が取り付けられた扇風機みたいなファンが回転していて、それの残像で光っている円が描かれているように見られるオブジェ。
今回の旅では個人的に気に入った服などは見つける事が出来なかった。真っ黄色とかのTシャツやロシア帽子とかあればよかったけど、ロシアでは全体的に地味系の色しか置かれていなかった。
こちらが時間に正確なS7航空の飛行機です。勿論今回がS7航空での初めての搭乗となります。
集合はこちらのD10ゲートにて。という事でここで搭乗時間までしばらくの間、自由時間となって解散します。
この時は気付かなかったけども、こちらのキャリーケースを引く像はピョートル大帝をイメージして造った物だったようだ。一説には身長が203cmもある大男だったという。今こうやってサンクトペテルブルグの地を踏みしめているけど、このピョートル大帝の大胆な建都計画が無ければ、我々が今こうやってサンクトペテルブルクに居る事はなかっただろう。
こんな旅はまた次回に続きます!なお次回がロシア編の最終話となります。
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