白い恋人パークで当日予約なしの工場見学体験に突撃してみたブログ

北海道/札幌旅行記
 旅行期間:2020年9月1日~4日

工場とは思えないパラレルワールド

札幌駅

さて札幌最終日は札幌土産でも特に人気の『白い恋人』を発売している石屋製菓というお菓子メーカーの工場が見学できるという事で、まずはそんな工場がある札幌市西区宮の沢まで向かいます。

 

札幌駅から「白い恋人パーク」までのアクセス
①バス(約40分)・・「55系統」or「57系統」or「札幌~岩内」に乗車し、8駅「西町北20丁目駅」で下車&徒歩4分
②地下鉄(約40分)・・「大通駅」まで徒歩~「東西線:宮の沢行」に乗車し、8駅「宮の沢駅」で下車&徒歩10分
③JR電車(約35分)・・「函館本線:各停-手稲行」に乗車し、4駅「発寒駅」で下車&徒歩25分

今回は②地下鉄で行く事にしました!

 

 

札幌市内にて

札幌駅のコインロッカー

今日は最終日の為にホテルはチェックアウトしていたので、とりあえず荷物を札幌駅構内に設置されているコインロッカーに預ける。

札幌駅から徒歩2分という駅近ホテルだったので、ホテルで荷物を預かってもらうという選択肢もあったけど、「白い恋人パーク」へこれから行くというテンションを上げる為にも、この「白い恋人」デザインのコインロッカーに預けてみた。

 

札幌駅のコインロッカー1

この「白い恋人」ロッカーはJR札幌駅が営業している5時15分~24時まで使えるもので、1回500円

ただし小窓が付いている最新式のコインロッカーでは無かったので、荷物を預ける前にスマホやモバイルバッテリーなどのカバンに入れたままにして忘れやすい小物などを預ける前に荷物から出しておく必要がある。

 

札幌駅のコインロッカーに荷物を預ける

このコインロッカーでは100円玉しか使えないが、幸い近くに両替機が設置されているので、特に困るものではない。

そしてこのように500円分のコインロッカーもそこそこに広いので、もう少し荷物を入れたいけど残念ながら荷物はこれだけである。

 

「宮の沢駅」まで地下鉄で向かう

そして便利な札幌の街だけど、JR札幌駅の真下に地下鉄の駅は無くて、最寄り駅の「さっぽろ駅」に乗っても途中で乗り換えが必要になる。

だからそれらの手間などを考えると、直接東西線の「大通駅」まで徒歩で向かい、そこから地下鉄に乗るのがベストの道のりのようだ。

 


地下鉄だと少々駅まで歩かないといけないけど、バスだったら札幌駅の乗り場からすぐに乗れる。

「白い恋人パーク」までは地下鉄にしろバスにしろ、ほぼ同じ所要時間が掛かるので、どちらにするかは好みで。

 

「宮の沢駅」まで地下鉄で向かう1

平日の午前10時過ぎだったけど、地下鉄車両内には全然人がいない。

通勤時間帯は過ぎているのもあって、ガラガラの車内を1人楽しむ。

 

「宮の沢駅」に到着

そして「大通駅」から東西線に乗って、8駅目の「宮の沢駅」に到着。ここまで約15分乗車したけど、この「宮の沢駅」は東西線の西端の駅なので乗り過ごす心配が無い。

そして地下鉄の出口には 「白い恋人パーク⇒」などの案内板があるので、それを頼りに進んで行く。

 

 

「白い恋人パーク」に到着

「宮の沢駅」から徒歩で白い恋人パークに到着

そして地下鉄を下車してから約10分程で、この辺りでもひと際目立つ建物が見えてくる。

普通には工場には見えないような外観をしているこちらが、石屋製菓の「白い恋人パーク」という工場である。

 

 

「白い恋人パーク」の景色

1995年に「イシヤチョコレートファクトリー」としてオープンした、石屋製菓のメイン工場。

今の「白い恋人パーク」という名前に変更したのは2003年の事。

そんな風に工場の名前を石屋製菓という名前よりも「白い恋人」に変更したのは、「白い恋人」という名前の方が圧倒的に有名だったから。

「白い恋人」は知ってても、石屋製菓を知らない人は多いですよ!

 

「白い恋人パーク」の景色1

この「白い恋人パーク」という工場を外側から見ると、「本当にこれがお菓子を作っている工場なのか??」と思わず疑問に持ってしまうような外観をしている。

この中央に見える時計塔は工場が造られた5年後に、新しく”カラクリ時計塔”として造られたもの。これは”カラクリ時計塔”なので、ちゃんと1時間に1回10分程に渡って結構派手に動く、この「白い恋人パーク」の名物にもなっている。

 

「白い恋人パーク」付近のデザインマンホール

そして「白い恋人パーク」に入る前に足元を見ると、このようなデザイン・マンホールが見える。

真ん中にはこの「白い恋人パーク」 のカラクリ時計塔ではなくて、札幌中心部にある「札幌時計台」が入っていて、その脇を鮭が飛び回っている様子が見える。

日本全国にはご当地デザイン・マンホールがそれぞれ設置されているので、旅の途中にそんなその場所独自のデザインをしているマンホールを見つけるのも、面白いのである。

 

「白い恋人パーク」建物の柵

こちらは「白い恋人パーク」の正面中央にある入口だけど、このように門が閉められているので、ここからは入れないようになっている。

「まさか閉まっているのでは?!」と思ったけど、入口は右側の方にありました!

 

「白い恋人パーク」建物

元々は札幌市茨戸という札幌の北側にあった石屋製菓は、1992年にこの場所に新社屋・工場が完成して移転してきた。

「白い恋人」が1976年に発売されてから、約16年後の事である。

 

「白い恋人パーク」建物前の柵

この石屋製菓の会社ロゴには昔から黒猫が入っている。そしてこの「白い恋人パーク」の中に入る前から、このように門の上に猫マークが早速見える。

勿論「白い恋人パーク」の建物内では至る所に猫のマークがあって、猫好きにはちょっと嬉しく思える場所でもある。

 

 

「白い恋人パーク」建物前の柵1

なおそんな猫がロゴマークとして採用されている理由は「白い恋人パーク」の中を見学していると、その理由が書かれているコーナーがある。

しかしそこまで待てない人向けに、ここで先にその訳をお伝えする事にします。今の白い恋人でチョコレートをサンドしているクッキーは、フランスの伝統的なお菓子である『ラング・ド・シャ(仏語:langue de chat)』が使われている。

そしてその『ラング・ド・シャ』は、ザラついた触感とその形から、「猫の舌」という意味なのである。

仁義スカンク
仁義スカンク

「スカンクの舌」でも良かったのにな~!

 

「白い恋人パーク」建物前の柵2

そういう理由で猫のロゴが採用されている石屋製菓の「白い恋人パーク」内では、至る所にこの猫ちゃんが出没している。

勿論さすがに本物の猫ちゃんの姿は食品工場内だけあって見る事が出来なかったけど、館内のプロジェクションマッピング映像では、動く猫ちゃんの姿を見る事も出来る。

 

「白い恋人パーク」建物に入る

さて建物正面右側にある、こちらの門が「白い恋人パーク」内への入口となっている。

なおこちらの施設は敷地内への立ち入りだけだと無料で入る事が出来て、工場内の見学などは別途入場料が必要になる。

 

「白い恋人パーク」建物に入る1

だから「わざわざ入場料を払う程、行きたいとは思ってないんだけどな~」と思う人は、ここに入ってヨーロッパのお城のような雰囲気の中庭を見学するのは無料なので、中庭散策だけでもいいかもしれない。

それに1時間に1回カラクリ時計塔が作動するのでその時間に合わせて来訪すると、無料でも充分に楽しめる。

 

「白い恋人パーク」の中庭にて

「白い恋人パーク」建物内

「白い恋人パーク」の中庭に入ると、まずはこのような噴水が見えてくる。

このように「白い恋人パーク」の敷地に一歩でも足を踏み入れると、ここが日本だとは思いにくいようなヨーロッパに来ているかのように思えるような場所となっている。

 

「白い恋人パーク」建物内1

日本国内ではなかなかこれだけ広い敷地で、ヨーロッパの世界観にこだわって統一している空間はあまり体験する事が出来ない。

だからそれもあって、この「白い恋人パーク」は単なるお菓子を製造する工場を見学するだけではなくて、このような異国情緒を楽しめる空間にもなっているので、特に若者には人気の場所となっているようだ。

 

 

「白い恋人パーク」建物内2

ただ実際に何回か海外に旅行した身からすると、本場ヨーロッパやローマ帝国が支配していた地区に残されていた昔のモザイク画を見ているので、その現物に比べるとだいぶ観光地化された場所のように派手なデザインの物が置かれているように見えてしまう。

ただ若い女性などを喜ばすには地味な色使いのモザイク画よりも、このようにカラフルな色使いのモザイク画の方がウケるんだろう。

 

 

「白い恋人パーク」建物内3

しかしこの「白い恋人パーク」敷地内はその外観からは想像もできない程に、敷地内には色んな設備や建物が造られていて、かなりの費用を掛けてこのようなヨーロッパワールドを作り上げているのが感じられる。

単なる金持ちの道楽といった作り方ではなくて、働く社員を楽しくさせて、一緒にお客さんにもこの世界観を楽しんでもらいたいというような気持ちが感じられる気がする場所である。

 

「白い恋人パーク」建物内4

日本人はこのようなコック帽をかぶった柔らかい顔を見ると、アンパンマンに出てくる「ジャムおじさん」にしか見えない。

しかしここはアンパンマン・ミュージアムではないので、勿論このオジサンは「ジャムおじさん」ではない。

 

「白い恋人パーク」の敷地内を散策

そして敷地内にはこのように植物も綺麗に管理されていて、気持ちがいい場所でもある。

この日は天気が良くて直射日光が当たる場所では暑く感じたけど、そんな直射日光の下でも楽しくてハシゃいでる女子達の姿を見る事が出来た。

 

「白い恋人パーク」の敷地内を散策1

この「白い恋人パーク」訪問では一応プロジェクション・マッピング映像を見れる工場見学をしようと思っていたが、とりあえずそんな受付に向かう前に一旦敷地内の庭を色々と見回ってみる事にする。

なおチケット販売所はさっきの門から入ってすぐの左側の、建物に入った場所にある。

先にチケットを購入したい人は、すぐにそちらに行った方がいい。このような敷地内見学はチケットを購入した後の待ち時間にした方がいいだろう。

 

「白い恋人パーク」の敷地内を散策2

こちらはちょっと小さな家で、ガリバー気分を体験できる家みたいだ。

若いカップルがこの建物に入って楽しそうにしていたけど、1人で来ているオッサンが1人で入って楽しむものではないので、横目で見るだけにして通り過ぎる事に。

 

「白い恋人パーク」の敷地内を散策3

そしてこの道路を挟んだ奥に見えているのは、石屋製菓がメインスポンサーを務めるプロサッカーチーム「北海道コンサドーレ札幌」『宮の沢白い恋人サッカー場』である。

なのでここでサッカーの練習が行われている時は、男子はサッカー練習場での見学をして、女子陣は「白い恋人パーク」で心行くまでチョコレート作り体験などをするのもアリである。

 

 

「白い恋人パーク」の敷地内を散策4

こちらが「白い恋人パーク」を横から見たもので、こんな外観だけを見ていると「ここで本当にお菓子の製造が行われているのか?!」と疑問に思ってしまいそうな感じとなっている。

だけどこの建物では実際にお菓子が造られている製造ラインも見学する事が出来るので、そんな心配はしなくてもいいのである。

 

 

「白い恋人パーク」の敷地内を散策5

このように色々と遊べたり写真が撮れるスポットにもなっているし、有料の見学をしなくても商品が販売されているショップなどに立ち入る事が出来るので、札幌見学の際に時間が余っていて興味があれば是非訪れた方がいい場所である。

オッサン1人でも楽しめますよ~!

忙しいクマ
忙しいクマ

オッサンの定義にもよるだろうがな・・・

 

「白い恋人パーク」のチケット売り場に向かう

という事で先に簡単に敷地内を見て回ったけど、今回は一応プロジェクション・マッピングを見て工場見学をしたかったのでチケット販売所へと向かう。

こちらの入口を入ってすぐの左手にある「チケットセンター」で、色んなチケットが買える。

 

「白い恋人パーク」のチケットを購入

そして今回購入したのが、『プレミアムファクトリーコース』大人1500円(高校生以上)という、【チョコトピアハウス】という場所で約30分程に渡ってプロジェクションマッピング映像を見ながらチョコレートの歴史などを楽しく勉強できて、それが終わった後には白い恋人が造られている製造ラインが見学できるチケット。

 

なおコロナ禍の影響で30分に1回の開催で、しかも定員が通常の時よりも少なくなっているので、もしこの『プレミアムファクトリーコース』が目当てで入場するのであれば、当然ながら先にチケットを購入してから中庭を見学した方がいいようだ。

ちなみに今回チケットを購入してから、『プレミアムファクトリーコース』が始まるまでは約20分程待った。

でもチケット販売のお姉さんがとても丁寧な対応をしてくれたので、好感度が急上昇してこれから始まる『プレミアムファクトリーコース』を楽しみに待てたのであった。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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