道の駅発祥地とも言われる綾町で、美味しい地産地消の野菜を味わう【宮崎旅行記㊴】

宮崎県旅行記2020年-㊴

 旅行期間:2020年10月18日~22日
(Taste delicious locally produced and consumed vegetables in Aya Town, which is said to be the birthplace of Roadside Stations.)

綾町の美味しい野菜!

綾町名物:照葉大吊橋の見学を終えて、お土産屋さんのオジサンと仲良くなってこの綾町のオススメスポットを聞いてみた所、「この綾町に全国に先駆けて、近くの農家が収穫した野菜を持ち寄って販売するようになった、道の駅発祥地とも言われる場所があるよ!」との事で、その「綾 手づくりほんものセンター」を訪れてみました。

 

 

 

「綾 手づくりほんものセンター」にて

ここは綾町の中心地に造られていて、周囲には休憩するカフェがあったり、このように広場の中に池があって鯉が泳いでいる姿なども見られる場所となっています。

 

なお地方の小さな町の綾町ですが、この広場では何と珍しく無料Wi-Fiが使えるようになっているので、Wi-Fi難民がこの綾町に来たら、喜ぶ事間違いなしの場所でもある。

 

この「綾 手づくりほんものセンター」は、”有機農業発祥の町”とも言われる綾町で農家をしている人達が得意先に出荷するにはちょっと外観が不揃いでよろしくないけど、中身の味には全く問題ないという品を持て余していた問題への対策として、このセンターでそのような野菜を持ち寄って販売した場所だという。

 

こちらは宮崎県が原産地の「へべす(平兵衛酢)」で、ここに置かれているのはその全てがこの綾町で造られたものばかり。野菜は買う側にはあまり分からないけど、出荷する側からすると野菜の味だけではなくて、その見た目によって商品の価値が変わってくるという。同じ味の野菜でも見た目が綺麗なのと、ちょっといびつな形をしているだけで、値段が全然変わってしまうという。

日向夏男
日向夏男

同じ野菜なのに見た目で値段が変わるのは、買う人間側の都合だよね!

 

こちらは綾町で作られたニンニクも売られている。国産ニンニクというと青森県の三沢産がとても有名だけど、他でもニンニクを作っている場所はある。スーパーなどで売られている安いニンニクは中国産が多いけど、これだけの国産ニンニクが入って1袋200円とは、かなりのお買い得商品だと思う。

 

この綾町は農業をしている人が多いけど、そのような出荷するには不向きな外観をした野菜の扱いに困っていた。中身は美味しいので捨てる訳にもいかないし、近所の人に無料で配っても儲からないし・・・と難儀していた農家を救う為に、そのような野菜をまとめて販売しようという試みが行われて、それが好評となって全国にそういう販売の仕方が増えていったという。

 

確かに野菜は見た目が綺麗だからといって、ず~~っと展示しておくものではなくて、所詮は腐る前に食べてしまわないといけないので、ちょっと見た目がいびつなだけで商品価値が安くなったりというのも、冷静に考えると無茶苦茶な話である。ただしそれは野菜を購入する人間が、見た目を普段から気にしているという人間性の問題があるからでもある。

特に女性は見た目が重視されやすい。同じような女性でも顔が可愛いのとブサイクなので、全然周りの扱いが変わってくる。前に一度女子バレーボールの実業団の公式練習会を見に行った事があるけど、最後のサイン会では可愛かったり美人のバレー選手の前には長蛇の列が出来ていたけど、全然可愛くない選手の前には全く行列が出来ていなかったのを思い出す。。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

男はそういった面では、自分に正直な生き物やけ!

 

こちらで販売されていた綾町の美味しそうな野菜を買って帰りたかったけど、昨日にそこそこにお土産を購入したし、さっきの照葉大吊橋で元気なオジサンのお店でもお土産物を買った後だったので、ここは我慢して何も買わなかった。

 

さてこれからは意外と鹿児島が近い場所にある綾町なので、先日桜島でサイクリングをした際に訪れた、美味しいチャンポン屋さんに行こうかと思っていたけど、この日はあいにくお休みとなっていた。なので、目的地を変更し、宮崎県南端にある都井岬を目指すとする。その前にここでは野菜を買わなかったけど、せっかくなので美味しい野菜を昼飯に食べてから行こうと思う。

 

 

綾町のカフェで昼食!

そして訪れたのが、こちらのちょっと微妙な外観をしていた「cafe That’s Bock Ring(カフェ ザッツ ボックリン)」という、雑貨屋&カフェ・レストランのお店である。

 

【cafe That’s Bock Ring】

住所:宮崎県東諸県郡綾町南俣498-1
営業時間:11時~18時頃(※定休日:水曜日)
電話番号:0985-65-5103

 

 

この近くには魅力的なうどん屋さんもあったけど、さすがにうどん屋さんではあまり美味しそうな野菜が出てこない可能性があるので、こちらのカフェを選んだ訳である。なんでも『綾町の地産地消にこだわって、綾の野菜を中心としたオリジナル創作料理の味わえるお店』という、お店のセールスポイントにも惹かれたのであった。

 

このカフェに足を踏み入れると、ここは純粋なカフェ・レストランではなくて、雑貨屋なども兼ねている多角的経営をしているお店のような内装をしている。

 

そんなちょっと変わった内装の室内を進んで行き、奥のテーブル席に着席する。すると店内は思った以上に広くて、椅子やテーブルやインテリアなども雑貨屋というのもあって、非常に個性的な物が置かれていた。

 

さてこちらはこのお店のランチセット(1350円)のメニュー。メインディッシュはこちらの6種類から選べるようになっており、それ以外に「初秋の彩り前菜6種盛」「旬菜の豆乳ポタージュ」「ほうじ茶」が付いてくる。

 

メインディッシュはパスタやタコライスなども食べたかったけど、昨日の晩に食べて美味しかった宮崎名物のチキン南蛮を選ぶ。そしてまず運ばれてきた水はこのような水差しに入れられていたけど、面白かったのがこれらを載せていたトレイ。木をスライスしたようなお盆となっており、前に海外で購入した木のコースターを思い出させてくれる。

雑貨屋も兼ねているので、使われているアイテム1つ見るだけでも楽しめます!

 

そしてまず出てきたのが、こちら「初秋の彩り前菜6種盛」「旬菜の豆乳ポタージュ」である。野菜ってだいたいサラダなど、お皿にテンコ盛り状態で出てくる機会が多いけど、このように舞台にそれぞれが立っているように配置されていると、それぞれにスポットライトが当たっているようで見た目にも面白い。

 

このように出てくると、これらの野菜達をまずは目で見て楽しむ事が出来る。まずはそれぞれの野菜について簡単に説明してくれたけど、いつもながらそういった料理の説明って全然耳に入らない・・・。

 

そしてこれもいつもながらの事ではあるが、このブログを作成しているのが旅行をしてから半年以上経った後だけに、食べた料理が何だったのがあまり思い出せないのである。だからこのように料理の写真は全部撮るようにしているのだが、見た目に何だったか分からない料理が出てくると少々困ってしまうのである。。

オカン
オカン

食べたもの位、覚えておきなさい!

 

こちらは里芋にゴボウが添えられていて、少しソースが掛けられている。この年頃になってどんどんと野菜の美味しさに目覚めてきているボクからすると、このような野菜のフルコースのようにも見える料理程、美味しく見えるものはない。

 

これも見た目で何だったのかを思い出せない・・・。どこかにこれらが何だったのかをメモしたような記憶があるけど、それをメモしたパンフレットをもう捨ててしまっているような記憶もあるし・・・。

 

小さい頃は家で出てきた、おでんに入っているような煮た大根は、口に入れると気持ち悪くなって食べれなかった。しかし社会人になってから外で色んな料理を食べるようになると、今まではあまり良い印象が無かった野菜を使った料理を食べてみると、それら野菜料理がとても美味しい事に気付いたのである。だから今では逆に「こんな味が染みこんだ美味しい大根を、食べようと思わない奴の考えが理解できない!」というまでに、人間が変わっているボクである。。

オカン
オカン

いつの時期から、これだけ性格が変わったのかな!?

 

こちらはカボチャを使った料理。このお皿に載っていた6点の料理は、それぞれに色合いも楽しめたし、勿論それ以上に濃厚な野菜の味わいを楽しめた。

 

こちらは「旬菜の豆乳ポタージュ」だけど、今までに飲んだ豆乳の中では断トツに旨かった印象しか残っていない。だから一気に飲んでしまうとあっという間に無くなってしまって勿体無いので、ゆっくりと我慢しながら少しずつ飲んだ記憶がある。。

 

そして運ばれてきたのが、メインディッシュのチキン南蛮と豆が入ったライスのお皿。注目して欲しいのはこのお皿で、「この穴が9つも空いていると、ここに料理が置けないじゃないの?!」と思ってしまうけど、これは指を通す穴で持ち手となっているのだ。

 

昨日はマネキンが入口を警備している立ち飲み屋さんで食べた、宮崎名物のチキン南蛮だったけど、ここでも同じように美味しいチキン南蛮であった。今まで食べた事のあるチキン南蛮とは違って甘酢掛けしてあるので、宮崎県で食べるチキン南蛮はひと味違う美味しさであった。

 

 

こちらはこんもりと盛り上がったご飯。きつく固めて山状にしている訳ではなくて、ふんわりと模っている為に綾町で見られた山を思い出すような形になっている。

 

よくある定食屋さんでは唐揚げ定食が定番として置かれているけど、宮崎の定番はこのチキン南蛮。普段はあまりチキン南蛮を食べれる機会がないだけに、宮崎に滞在している時に食べれるだけ、食べておく必要がある。

 

美味しかった豆乳スープもそんなに量が入っていないので、気付けばこのように無くなっている・・・。思わずお代わりが欲しくなるけど、何にでも適量があるのでちょっと足りない位がベストな塩梅なのである。

 

こちらは野菜料理が載っていたプレートだけど、綺麗に上に載っていた料理が消え去って、その料理の痕跡を表すようにカラフルな残り汁が残っている。この野菜料理も本当に美味しかった。普通にバリバリと生野菜を食べるだけでは味わえない、美味しさが感じられた料理でした。

 

そして食後に運ばれてきたのが、こちらのほうじ茶。カフェだけど、コーヒーではなくて、ほうじ茶なのがいい。やっぱり野菜を食べた後は、日本人にはお茶が似合うのである。ただこのほうじ茶を載せるコースターには、珍しくセンスをイマイチ感じさせるものではなかったけども。。

 

こちらのメインディッシュが載っていたプレートも、綺麗に食べ終わりました。こっちもチキン南蛮に掛かっていたタルタルソースが、その余韻を味わせるように残っているのが見えている。

 

このように木も輪切りにした物をコースターやトレイにするだけで、とても味わい深い物に見える。木も人間と同じように1本として全く同じものは存在せずに、長い年月を経て重厚な年輪を刻んで成長していく。だからこの輪切りのトレイ自体が、すでにアートとなっているのだ。

そんな味わい深い野菜料理を堪能できたカフェで、ご満悦でした!

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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