海が綺麗過ぎて、打田原ビーチと崎原ビーチに寄り道【奄美大島旅行記⑤】

奄美大島旅行記2020年-⑤

 旅行期間:2020年10月1日~5日

(The sea was so beautiful that we stopped at Uchidahara Beach and Sakihara Beach [Amami Oshima travelogue 5].)

海はいつも綺麗!

奄美大島に到着してから、あやまる岬・笠利崎灯台・カトリック大笠利教会・歴史民俗資料館とまずは訪れました。そして次は奄美大島北部の笠利町にいるだけに、同じ北部でも島の北側にある昔西郷隆盛が暮らしていた龍郷町まで行く事にします。

 

途中で赤木名海岸と漁港が見えてきます。この周辺に人気の鶏飯屋さんがあるのでそこで昼食を食べる予定にしていたけど、前を通って見たら営業時間外になっていたので仕方なしに先に進む事に。

 

笠利町喜瀬の海岸へ向かう!

そして島の北側の道で車を走らせていると、「〇〇海岸⇒」という看板に誘惑されて岬の先に延びる道に進んでしまいます。今回は1人旅なのでいつもながら、気の向くままに進んで行きます。

この目的地なしにブラブラと進むのが、1人旅の醍醐味でもあります!

 

この笠利町喜瀬という東シナ海に突き出している半島のような場所には、必然的にこのようなビーチが所々に存在しているようだ。こちらのビーチはさっき看板が出ていた場所ではなくて、普通の砂浜。

 

それにしても海が透き通る程に綺麗で、しかもライトブルー色が素晴らしく綺麗である。しかも全然砂浜に人がいないので、楽園のような感じに思える場所である。

 

 

喜瀬の海岸にて 動画

 

 

しかし奄美大島に住んでいると、このような海が綺麗な光景は毎日見れるので地元民からしたら、この海を見た所でそこまでの感動は湧き出てこないのであろう。しかし初めて奄美大島を訪れる人間はこの景色に感動して、しばし車を停めて眺めてしまう・・・。

 

 

打田原ビーチにて

そして車を走らせて行くと、こちらの「打田原ビーチ」に到着する。ここも全然観光客が居なくて、こんな綺麗な砂浜が勿体なく感じてしまう。。

 

【打田原ビーチ】

住所:鹿児島県奄美市笠利町大字喜瀬3265

 

 

海水浴するには10月1日はちょっと遅いかもしれないけど、まだ気温的には充分海水浴できそうなシーズンにも思える。しかしこの年はコロナ禍の影響もあり、また平日という事もあって全然人がいなかったのかもしれない。

 

そんな打田原ビーチの名物店が道路のすぐ脇にある、こちらの「天然の塩づくり体験場事務所」という文字通り天然の塩を作っているお店。このお店はこの打田原出身で大阪で教師をしていた主人が引退した後に島に戻ってきて、この海岸に漂着する流木ゴミを焼却処分する際に、この綺麗な海水を使って天然の塩を作ろうと思い立ったそうだ。

 

 

ここでは天然の塩作りを体験できる(※前日までに要予約)し、土日祝はカフェも営業していて蘇鉄の実から抽出したデンプンを使って作ったうどんなども味わえるお店となっている。しかし単にビーチに来ただけの観光客からすると、このようにモクモクと煙を吐き出すお店にしか見えないが・・・。

 

これがコロナ禍以前の例年であれば、もっと観光客でごった返していたのだろう。そう思うとコロナ禍のおかげで人が少ない砂浜を見る事が出来た訳でもある。

 

この2020年10月1日より”GO TO キャンペーン”にプラスして地域共通クーポンというものが新しく補助金代わりに加わったけど、この10月はまだまだその影響は出ていなくて、実際に地域共通クーポンの効果で観光客が増えだしてきたのは翌11月頃から。しかし12月末に新型コロナウイルスの感染が拡大していき、途中で一旦停止となってしまったが。。

 

観光も人が少ない時に行っておくと、それだけコロナウイルスの感染リスクが小さくなる。勿論旅行するとなると最大限コロナウイルス感染対策には注意を払っているが、株市場と一緒で人が群がって押し寄せる所にはメリットが少なく、逆に人が少ない場所程にメリットが大きい。だから人が少ない時期に行けるだけ行って、人が増えてきたらそこでストップのつもりでもあった。

 

この打田原ビーチも綺麗に管理されていて、全然ゴミが落ちているのが見えない。でもこんな砂浜でも誰かが定期的にゴミを取らないと、海から押し寄せる人間が出すゴミだらけの海岸になってしまうのであろう。

 

この10月1日くらいの気候だと観光客は泳ごうとは思わないけど、地元の人間たちはこれぐらいの温度だったら問題なく海に入るという。下手したら12月位の気温でも、地元民は海に入るそうだ。

 

個人的には1人で来ていると荷物などが気に成るので、海水浴を楽しみたいとは思わない。そしてこの綺麗な海でのマリンスポーツも興味が無かったけど、じゃらんネット経由で今回はシュノーケリング体験をする予定となっている。このシュノーケリング体験先は1人参加限定のプランも用意されていて、”海外1人参加ツアー旅”が大好きなボクを惹きつけるプランだったのもあったからだ。

 

 

崎原ビーチにも立ち寄る

そして打田原ビーチの先にも別のビーチがあるとパンフレットにも書かれていたので更に先を目指すけど、このように段々と道が狭くなってきた・・・。

対向車が来ても交わす幅がない道が、嫌いなんです。。

 

するとすぐに駐車場のような空き地を発見したので、避難するようにそこに車を停める。そしてこちらの看板を見ると、この付近に「喜瀬サウチ遺跡」という、縄文時代~弥生時代~古墳時代に人類が暮らしていた跡が発見された場所でもあるという。

 

ここの駐車場が「崎原ビーチ」の駐車場でもある。このエリアは近くにある民宿に宿泊する人や、よほどこの崎原ビーチに来たい人しか来なさそうな場所となっている。

 

 

それにしてもこの道が狭すぎる・・・普段車を運転しない者としては、対向車と出会うと少々パニくる。まあ相手が地元の人間でこの道に慣れていれば、勝手に相手から下がってくれたりするので、こちらは動じずにギアはそのままにして進むだけでもいいのかもしれないが。。

 

こちらの海岸はさっきの打田原ビーチよりも更に砂が細かくて、プライベートビーチ感を出している名所だった。ただここを知っている人からすると、打田原ビーチよりもこの崎原ビーチにやって来るので、海水浴シーズンなどは意外と混み合う人気の場所ともなっているそうだ。

 

約20年前にハワイに行った事があるけど、やっぱり南国ってのは気候が違うのもあるけど、ゆっくりとしたスローな雰囲気が空気中に染み出ているように感じる。だから都会人からするとこのような南国人はゆっくりスローな人間に思えるけど、この土地に住んでしまうと勝手にこの雰囲気に馴染んでスローになってしまうのだろう。

 

この崎原ビーチではこの砂浜の綺麗さを知っている人達が2~3組、やって来ているのを見かけた。やっぱり人が少なくてもこういった綺麗な秘境には、”知る人ぞ知る”という言葉通りにやって来る人がいるようだ。

 

 

崎原ビーチの景観 動画

 

 

沖合には小舟が一艘浮かべられていて、波に小刻みに揺られて動く姿が見える。ただ単に海に浮いているだけなのに、ここで綺麗な海岸線を眺めている船に見えてしまう。

 

砂浜には誰の足跡も無い場所があって、このように珊瑚の破片などが砂浜に埋まっているのが見える。この辺りの砂浜はサラサラしていて、手ですくってもス~~ッと手から零れ落ちていく。

 

他の海岸では石とかが落ちているけど、珊瑚礁に囲まれている奄美大島だけに、このように砂浜には珊瑚のかけらが散らばっている。

 

海が綺麗過ぎて波が打ち寄せる光景だけを、ず~~っと見ていられる。しかしこんな海も世界中で繋がっていて、年々人類によって汚されていっている。だからこのまま地球環境破壊が続いていけば、数十年後にはこのような美しい海が見れなくなるかもしれない。

 

そういう意味ではこれからの10年間で、この世界中の人間たちが協力していかに環境破壊を減らすかが重要なのだろう。ある環境学者に言わせると「この10年が地球を今後に存続させる、最後のチャンスだ!」というが、まさに手遅れになる前に行動しておかないといけない。しかし人間の生まれ持った本能では、手遅れにならないとその大事さが分からないので、地球環境が大きく破壊される日が来るのも意外と近いかもしれない。

鯛五郎丸
鯛五郎丸

そんな日が来てほしくないので、人間たち頑張って地球を綺麗にしてくださいタイ!

 

という事でこの綺麗な海岸線を眺めるのも今の内だと思って、記念写真の撮影に興じる男。そして便利になり過ぎた現代だけど、地球環境を守る為に不便な時代を受け入れていかないといけない。そんな覚悟をした喜瀬の海岸であった。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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