ダイビングコースター「バニッシュ!」に乗ってから、横浜赤レンガ倉庫を見学【神奈川旅行記㉘】

神奈川旅行記2020年秋-㉘

 旅行期間:2020年11月24日~27日(3泊4日)
(Diving coaster “Vanish! and then visit the Yokohama Red Brick Warehouse. [Kanagawa Travelogue 28])

未来を建設中の横浜!

神奈川県の県庁所在地である横浜市。広い横浜市でも昔に港だった場所を再開発した”みなとみらい地区”は、1980年代以降に新しく建てられた高層ビルディング群や、こちらの横浜コスモワールドがあったりと、21世紀の近代的な街のような景観と変貌を遂げている。

 

 

 

横浜コスモワールドにて

その都市型遊園地である「横浜コスモワールド」で大観覧車を一周した後は、こちらのジェットコースターにも乗る事にした。実は今までの人生であまりジェットコースターに乗る機会が無かったのだが、2019年の秋にトルコ旅仲間に再会した際に、東京ドームシティの”サンダードルフィン”に乗った時に「こんなにジェットコースターって面白く刺激のある乗り物なんだ!」という事に気付いたのである。


【東京ドームシティ:サンダードルフィン】 動画

こちらはサンダードルフィンの動画ですが、見ているだけで胃がキュ~~と縮まります!


 

それ以来わざわざジェットコースターに乗る為に遠出はしないけど、もしこのような遊園地に来てジェットコースターに乗れる機会があれば絶対乗ろうと思っていた。なので大観覧車に吊られてやって来た横浜コスモワールドには、こちらのダイビングコースター「バニッシュ!」という水面に突っ込んで行くかのような場面もあるジェットコースターに乗る事にしたのである。

 

 

ダイビングコースター「バニッシュ!」 動画

鎌大仏君
鎌大仏君

水しぶきが上がる演出がなかなかイイね!

 

この【ダイビングコースター:バニッシュ!】は料金800円となっているが、乗れる条件があるので事前に子供や年配の方は確認しておいた方がいいと思う。

 

【ダイビングコースター:バニッシュ!】の注意点
①身長120cm以上
②64歳以下まで
オカン
オカン

ワタシは乗れないやんか・・・orz

 

ジェットコースターの乗り場に向かうと、乗る前にまずポケットなどに入っている物はジェットコースターに乗っている時に落下する可能性があるので、向かい側にあるロッカーに全て預ける。勿論スマホも預ける必要がある。

 

そして荷物を全部ロッカーに預けた後は座席に乗り込むが、この座席が結構狭くて体の大きい人は足を折り畳むのに難儀しそうな位で、更に体を固定するレバーを降ろすと更に圧迫感があって、意外とキツキツ状態で閉所恐怖症の人にはちょっとシンドそうなジェットコースターの座席だった。

 

 

ダイビングコースター「バニッシュ!」 動画

あっという間に終わってしまうジェットコースターだけど、その中でもハイライトはこのプールの中に突っ込んで行くシーンです!

 

大観覧車とジェットコースターは堪能したけど、それ以外のアトラクションなどには興味が無かった。このような場所は家族連れやカップルだったら楽しめるだろうけど、40歳にもなろうオッサン1人で楽しく遊ぶ所ではない。。

 

この横浜みなとみらい21地区はこのように海沿いにあるウォーターフロント地区なので、水がある影響で心地いい雰囲気が流れる場所にもなっていて、滞在しているだけで癒されるような感覚もある。

 

こちらの大きなアパホテルの建物は、この横浜を訪れた約1年前の2019年9月20日に開業した【アパホテル&リゾート:横浜ベイタワー】。アパホテルチェーンの中でも特に大きく、地上35階/地下2階建ての全2,311室で日本国内でも最大級のホテルとなっていて、またフィットネスジムや野外プールまで備えるリゾートホテルとなっている。

 

ただしこのホテルは2021年4月19日からコロナの陽性患者隔離ホテルとして一棟貸しを行っている為に、当該期間は休業中になっているとの事。また全国的にホテルチェーンを持つアパホテル東横インは、それぞれ40店舗を超える一棟貸しを提供している。

 

なおコロナ感染者向けの一棟貸し費用については、最低でも国の基準で1室13,100円/日となっていて、そこに更に1日3食分で4,500円分の食費が支給されるという。またその基準を超えた分については”新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金”の対象にして、支給される可能性もあるようだ。アパホテルの横浜ベイタワーでは、通常なら70~80人の従業員が働いているが、コロナ療養者向け対応の場合は10名ほどの従業員で対応できるそうだ(※コロナ手当はプラスされる)

なのでコロナ禍によって全世界のホテル業界が赤字になっている中でも、アパホテルだけは黒字になっており、このコロナ禍で更に利益を出してドンドン稼いでいるのが”アパホテルの凄さ”である。

恐ろしや・・・アパホテル・・・

 

 

そして汽車道に沿って赤レンガ倉庫の方に向かっていくと、こちらの線路跡に沿うようにホテル下部が吹き抜け構造になっている建物が見えてくる。こちらの建物もホテルで「ナビオス横浜」という、日本船員厚生協会が運営している船員・海事関係者向けの福利厚生施設ともなっている。ただ一般人も宿泊は可能になっていて、船員・海事関係者の場合は割引があるようだ。

 

 

そのナビオス横浜の吹き抜け部分は、実は”絵画の額”をモチーフにしているようで、この汽車道と共にその後ろにある横浜赤レンガ倉庫などを1枚の絵画のように見られるようにというコンセプトが籠められているとか。なおその吹き抜け部分の線路跡の上には、ここにも夜のイベントで使われるイルミネーションの枠が設置されていた。

 

そんなナビオス横浜の正面側には、このような大きな錨も置かれているのが見える。100年程昔はこの辺りもまだ今のような埋め立て地にはなっていなくて、多くの船が忙しく行き交っていた場所だった名残りも、今のこの辺りの景色を見ているとそんな過去の景観なんて想像できないのであるが。。

 

このように横浜の勢力図も特徴的な汽車道に沿って吹き抜けとなっているナビオス横浜よりも、その背後にそびえ立つアパホテルの方が圧倒的に存在感を示している。上場せずとも黒字経営でドンドンと日本全国にホテルやマンションを建設していくアパホテル、数年後には”歩けばアパホテルにブツかる”となりそうな程にアパホテルの建物が乱立している予感もするが。。

 

そしてナビオス横浜前の道を挟んだ反対側には、大きな土地で何かの建築工事中だった。こんな近くにまた新しくアパホテルが大きな建物を造るのかと思ってしまったけど、それはさすがになくて、ここには2023年3月頃完成予定の「横浜地方合同庁舎(仮称)の建設現場だった。

 

 

この場所には「横浜第一港湾合同庁舎」が建てられていたのであるが、老朽化による耐震性などの問題で新しい建物に建て替えが行われている。なお、この新しい建物が完成すると周辺にある15~16の機関が入居予定で、横浜税関などが転居したら今まで使われていた歴史的な建造物について、今後の対応は今の段階では未定となっているようだ。

 

 

こちらには中の工事状況が確認できる窓が取り付けられていたけど、使われなくなる歴史的な建造物を壊すのか、それとも保存するか、など議論が分かれそうだ。新しい横浜を創りながらも、古い横浜も守らないといけなかったりと、そうは簡単に未来には進まないようにも思える。。

朋ちゃん
朋ちゃん

ドラえもん、可愛い!

 

こちらはナビオス横浜と横浜赤レンガ倉庫との間に造られている「新港中央広場」だが、この冬のシーズンには『ヨルノヨ-YOKOHAMA CROSS NIGHT ILLUMINATION-』という、横浜でも最大級のイルミネーションの特設会場となっていた。

 

 

なお暗くなっていない時間帯に新港中央広場を訪れても、このイルミネーション特設会場はまだ光ってないので、何も惹かれない。なお、翌日の夜にここを訪れたら綺麗にイルミネーションが施された会場となっていて、多くの人が集まっていた。

 

 

横浜赤レンガ倉庫にて

そして横浜ではお馴染みの、よく写真などでも見かける「横浜赤レンガ倉庫」に到着。この赤レンガ倉庫は新港埠頭の明治政府:横浜税関倉庫として、明治時代の末から大正時代に掛けて建造された建物。

 

全長約150mで日本でも初となる業務用エレベーターや避雷針などを備えた赤レンガ倉庫は、レンガの組積造技術の粋を誇る建造物として注目された建物でもあったようだ。また関東大震災(1923年)では1号倉庫だけ少し損傷したが、2号倉庫はレンガの間に鉄を挟んでいた為にビクともしなかったとか。

 

そんな赤レンガ倉庫も時代と共にコンテナ物流が主流になっていった為に出番が無くなっていき、1989年にその役目を終了した。しかし、ウォーターフロント再開発計画で歴史的な建造物の保存活動が推進されて、赤レンガ倉庫は修復工事が行われて、現在では商業施設として今でもこの横浜の海沿いに建ち続けているのである。

 

このように100年以上も昔に建てられた赤レンガ倉庫があるかと思えば、その背後には近代的な高層ビルディング群が見えるという、何ともアンバランスさが斬新な”横浜みなとみらい21”地区。古さと新しさの融合された街は、まだまだこれからも未来に向けて発展していく事だろう。

 

 

赤レンガ倉庫周辺の景観! 動画

 

 

この赤レンガ倉庫が造られた100年程前には無かった、ある物が世界中の物流システムを大きく変える事になった。それは1950年代に開発された「コンテナ」で、今までは多くの人員が手作業で船から荷物を降ろしていたのを、コンテナ箱毎に降ろして、そのコンテナをトラックや貨物列車などにそのまま積み替えて輸送する事によって、大幅に世界的な物流コストを削減する事に成功したのである。

 


大型船へのコンテナ積み込みタイムラプス 【動画】

こういうコンテナに物流システムがシフトした為に、みなとみらい地区にあった埠頭が古く狭くて使えなくなって、それで再開発される場所になってしまったという事である。

鎌大仏君
鎌大仏君

コンテナが開発された為に、輸入品のコストが大幅に下がったんダ!


 

その赤レンガ倉庫の近くにはこの「かもめハープ」なる像が置かれていたけど、社団法人:横浜青年会議所が2001年に創立50周年を記念して、これを造って横浜市に寄贈した物で特別な意味合いのある像ではなかった。。

横浜港に尽力した人の銅像にすべきかと・・・

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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