高知県旅行記2021年3月-16
旅行期間:2021年3月某日(2泊3日旅)
人気の店は混む!
そして道の駅を後にして高知市内に戻る事にしたが、わざわざこの内陸方面までやって来たのは、四万十川に架る沈下橋を見たかったからだ。四万十川には支流を含めて40を超える数の沈下橋が架けられているが、これは川が増水しても簡単に橋が流されないようにという工夫がなされた形をしている橋である。
上宮沈下橋を見学!
そして帰りしなに見つけた「上宮沈下橋」という、1957年に架けられた沈下橋を見学してみる事にした。こちらは沈下橋の上流側の景色で、四万十川の脇を走る国道381号沿いには桜の木が植えられていて、なかなかにドライブしていて楽しい道でもあった。
住所:高知県高岡郡四万十町上宮
沈下橋とは、このように至ってシンプルな橋で、川が増水して横から強い水流を受けても、あまり衝撃を受けない造りになっている。四万十川流域で育った人からすれば、橋といえばこのような形だと思って育っているのでごく普通の橋という感覚だろうが、他の場所で欄干付きの橋しか見た事のない人間からすれば、ちょっと驚いてしまう橋でもある。
この沈下橋は歩行者だけではなく、軽車両も走れる橋となっている。慣れた地元の人々であればいいけど、両脇に欄干がない橋を普段渡らない人からすれば、川に落ちてしまう事をどうしても想像してしまう橋となっている。
沈下橋を渡る! 動画
このように普段は穏やかな四万十川も、台風などが来て水量が増すと、その形相が一転するように激しい流れの川と化す。そして四万十川流域は川がウネウネと蛇行を繰り返しているので、この辺りの住民達からすれば、どうしても川を渡る必要性が出てくる。
そんな平たい沈下橋の上を悠々と歩くオカンの後ろ姿。こういった沈下橋も四万十川流域でしか、なかなかお目に掛かれないので高知県に来た想い出として、1つ記憶に残った事だろう。
そして帰り道に、ホテルでは朝食が付いていないプランだったので、こちらのスーパーらしきお店で、翌日の朝食を購入する事にした。
こちらのお店は「サンシャイン しまんとハマヤ店」で、元々は衣料品店として創業したお店から、食品も扱い出してスーパーマーケットとなっているようだ。
なのでてっきり普通にローカルの食料品などがメインのスーパーマーケットかと思って入ったら、意外とまず衣料品が目に付いたのは、そういった歴史があったからであった。。
夜の高知市内中心部を散策!
そして20時過ぎに高知市内のホテルに戻ってきて、また晩飯を食べる為に高知市内に繰り出していく。昨日はカツオの刺身やタタキを食べたので、今日はちょっと違う物を食べたい気持ちとなっていた。
昨日と同様に街中をウロウロしていると、今日もアーケード商店街に出てきた。昨日入ったお店が近くにあったけど、旅先で2日連続で同じお店に入るのもどうかと思って、別のお店を探す事にした。
そして東の方に少し進んで行くと、昔このエリアにあった川の名残を残す雰囲気のある場所が見えてきた。この辺りには戦前まで「堀川」という細い川があり、その両岸で繫華街が形成されて、とても賑わっていた場所。
そしてそんな堀川を再現した細い川のような場所に、もう少し先に行けば普通に渡れる場所があるにも関わらず、1本の短い朱色の橋が見えてくる。こちらが高知市内でも名物となっている「はりまや橋」で、かつてこの辺りが賑わった名残りを残している橋である。
戦前まではこの堀川の両岸が商売で賑わっており、この橋の袂で商売をしていた商家が移動に便利なように橋を架けたのが始まりとなっている。そしてこの「はりまや橋」は何回も架け替えられているそうで、今見られる橋は1998年に新しく架けられた橋となっている。
一応高知市内の観光地としてはそこそこ有名らしい「はりまや橋」だけど、実際に現地を訪れてみた人が最初に受ける印象は「なんじゃこりゃ・・・これだけ?!」という反応が多いようだ。日本の観光地の中でも「ガッカリ名所」と揶揄される場所と化しているのも納得であった。。
渡るの簡単で楽やで♪
今日は昨日と比べてもちょっと遅めに繰り出したので、あまりお店が開いていないと困るという事で、事前に屋台で餃子を販売しているというお店を探していた。なので、とりあえずその場所へ向かう事にした。
こちらがその「屋台安兵衛」という、なかなかに口コミ評価が高かった屋台。ただこのように21時前頃に到着すると、10人以上が並んでしまっていた。一杯飲んでから2軒目と利用するサラリーマンも多そうなお店なだけに、19時台に訪れるべき場所だったように感じた。
「チョンマゲ」で晩飯!
「屋台安兵衛」はそれなりに待たなければならなかった為にパスして、近くを散策していると、同じように餃子やラーメンなどを提供する「チョンマゲ」というお店を見つける。もうそろそろ21時となるので、早くお店を決めないとオカンがブチ切れる寸前に思えたので、すんなりとこちらのお店に入る事にした。
住所:高知県高知市追手筋1-8-15
営業時間:
○月曜~木曜
11時30時~14時40分(Lo)&18時~2時
●金曜&土曜&祝前日
11時30時~14時40分(Lo)&18時~3時
◎日曜
11時~20時
電話番号:088-871-0588
※今回の訪問時は移転前の店舗にて
店内の雰囲気は古そうなお店ではなく、今どきの若者向けのような雰囲気のラーメン屋だった。ホームページを見ている分には2020年の年末に営業を開始したお店らしく、今では大阪にも店舗を出す程になっているようだ。
そして今日は四国最南端の足摺岬まで長々と車を運転して、更には”酷道”という酷い愛称が付けられている国道439号線も走ったので、その疲れを癒す為に瓶ビールを頂く事にした。
そしてボクが注文したのは、こちらの「ラーメン チョンマゲ」の看板メニューともなっている塩ラーメン。土佐のカツオ節と北海道産の昆布で取った出汁に、六種の塩を使ったというラーメンのようだ。チョンマゲのような盛り付けでラーメンが出てくるのかと思っていただけに、ちょっと出鼻をくじかれるような感じだったが。。
そしてオカンが選んだのはラーメンではなく、こちらの「玉子焼きめし」。こちらの玉子焼きめしは、名前の通りに玉子だけしか具が使われていないという、なかなかに珍しい焼き飯となっていた。
そしてさっきの屋台で食べたかった、高知市でも人気の餃子をセレクト。見た感じからプリプリとした食感が想像できる餃子だったけど、本音としてはさっきの屋台で食べた方が雰囲気があって、より美味しく感じれたかもしれない。
この麺を見ている分には、ちょっとラーメンというよりも、中華麺というか、東南アジア系の麺料理のようにも見える。ただ味は普通に塩ラーメンで、それなりに美味しかったハズだと思うけど、今となっては記憶に残っていないが・・・。
この旅行に行ってからだいぶ間が空いてブログを作成しているので、食べたものの味など余程強烈な印象がなければ、記憶に残る事はない。その代わりに綺麗に完食した器を見てもらえれば、その味の感想が見る人によっては理解できるかもしれない。
という事で高知市内でも名物となっているらしい”屋台の餃子”は、「開店した早めの時間帯に行け!」というのが高知市に来て理解した教訓。店内で出てくる餃子も普通に美味しいけど、やっぱり目の前で焼いてくれる屋台の餃子には、その雰囲気もあって勝てない事だろう。。
アンタが変な所まで、寄り道するからや!(怒)
また次来た時に屋台の餃子、食べるぜよ!
こんな旅はまた次回に続きます!
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