某有名動物写真家が猫番組の撮影をしている現場に出くわした、桜島の足湯コーナー【熊本&鹿児島旅行記23】

熊本&鹿児島旅行記2021年12月-23

旅行期間:2021年12月頭(2泊3日旅)

いつも見ている番組!

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナーに向かう

さて桜島に上陸して、思わぬ猫ちゃんの団体と遭遇した事もあってのんびりとした時間を過ごしてしまったけど、今日は夕方に出る飛行機で帰る最終日で、あまりゆっくりしている時間も無かったので、足湯コーナーに向かう事にした。

 

 

 

桜島溶岩なぎさ公園の足湯に浸かる!

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯と桜島

この「桜島溶岩なぎさ公園」では、鹿児島らしく豪快に長くて無料の足湯が設置されている。しかも、このように奥には桜島の雄大な景色も一緒に楽しめるポイントにもなっており、桜島の雰囲気をゆっくり楽しめる場所ともなっている。

桜島火さん
桜島火さん

オレ様を見ながら足湯に浸かるなんて、贅沢過ぎるド~~ン!

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナーに浸かって記念撮影

という事で楽しみにしていた桜島で、その”無料の足湯”に浸かりながら記念撮影を行う。ただこの足湯自体は温かくて気持ち良かったけど、12月頭の季節は吹き付けてくる風が冷たかったので、厚着していない人は長時間滞在したいと思わない気温でもあった。

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナーから眺める鹿児島湾

そして目の前では鹿児島湾が広がっていて、幕末には今の神奈川県で起きたイギリス人を薩摩藩の武士が殺傷した『生麦事件』から、イギリスが薩摩藩に怒って戦艦を送り込んで勃発した「薩英戦争」が行われた現場の海だと思えない程に、今の景色は平和そのものであった。

 

 

鹿児島湾を眺める! 動画

 

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナーからの眺め

そして他の所で見かけるセコくて小さな足湯ではなく、桜島ではこのように京都銀行に負けない程に”長~~~~い足湯”が造られている。タオルは持ち合わせていなかったけど、足湯に浸かって濡れた足もすぐ乾いたので、タオル無しでも利用できる足湯だった。

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナーからの眺め2

鹿児島や熊本は九州でも南の方にあるのでもっと南国のイメージを想像していたけど、さすがに12月頭になってくると、そこそこに冷えてきていた。その為にこの温かい足湯に浸かっていても、上半身はこの公園内を駆け抜けていく海風も当たって、そこそこに寒く感じた。。

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナーに寄ってきた猫

すると足湯にはさすがに浸からないけど、足湯に浸かっている人間を物色しに来たような猫ちゃんが現れた。猫は水に浸かるのがあまり好きな動物ではないので、小さい頃から水に慣れていないと、まず水に浸からないのだとか。

 

 

足湯コーナーに居た猫ちゃん! 動画

 

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナーに寄ってきた猫と挨拶

そしてこちらの物色を終えた猫ちゃんは、オカンの方にも寄っていく。このように自ら寄ってくる猫ちゃんは、人に小さい頃から飼われていた可能性が高く、そこまで人に対して警戒感を抱かずに至近距離に近寄ってくる事が多い。

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナー近くで猫を撮影していた一団の姿

そして猫ちゃんを見ながら、ここでも足湯を楽しんでいると、目の前で猫ちゃんを撮影している数名の人達が視界に入ってきた。最近では猫ちゃんがテレビ番組でもよく出てくる事が多く、またYoutubeなどでも猫が出ているだけでバズったりする事もあって、たまたまそんな猫を撮影しているだけかと思っていた。

 

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナー近くで猫を撮影していた一団の姿2

そんな猫ちゃんを撮影している一行を足湯に浸かりながら見ていると、その内の1人がこちらに寄ってきて、「すいません、NHKですけど、テレビ番組の撮影を行ってまして、テレビに映る可能性がありますけど、よろしいですか??」と聞いてきた。

 

NHKで猫の番組というと、毎回見ている『岩合光昭の世界ネコ歩き』しか頭の中で思い浮かばなかった。しかし、あの岩合光昭さんが、こんな場所で撮影しているなんて想像もした事が無かったので、「あの人、岩合光昭みたいに猫を撮影しているんですね!」とスタッフさんに聞き返してみた。

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナー近くで猫を撮影していた動物写真家の写真 岩合光昭

するとその返事を聞いたスタッフさんが、「そうですよ、あの人が岩合光昭さん本人ですよ!」と返してきた。それを聞いてびっくりしたけど、冷静に眺めていると、確かに岩合光昭さんだった。

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナー近くで猫を撮影していた動物写真家の写真 世界ネコ歩き

今までの『岩合光昭の世界ネコ歩き』では、主に海外に行って現地の猫ちゃんを撮影して紹介していたのであるが、2020年に新型コロナウイルスが世界中で感染したパンデミックとなってからは、代わりに国内を転々として撮影していた。最近はあまりテレビ番組を見なくなったボクが、普段見ている数少ない番組でもあっただけに、予想外過ぎて”岩合光昭もどき”の人にしか見えなかったのだが。。

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナーに寄ってきた猫3

そしてこの足湯に浸かりながら猫ちゃんと戯れていると、そのシーンを撮影してくれるのではないかと期待して、寒さを我慢しながら再び足湯に浸かり、猫ちゃんに「こっちに来いニャン!」と呼びかける。

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナーに寄ってきた猫4

ただこの時はそこそこに風が強く、しかもその風が冷たかった為に、ここに座っているだけで寒かった。オカンはそんな寒さを嫌って早く戻りたかったらしいが、ボクは大好きなテレビ番組に一瞬でも映れる可能性があるチャンスだと思って、足湯に浸かってもう少し粘る事にした。

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナー近くでのんびりする猫

そんな淡い「テレビに映るかもしれない・・・」という気持ちで寒さに耐えていたが、一向に岩合光昭さんの構えるカメラがこちらを向かない。後日放送されたこの鹿児島の回を見ると、既に足湯に浸かっていた人に近寄る猫ちゃんのシーンを撮影し終わっていたようで、岩合さんはひたすら猫ちゃんに夢中になってその場を動かなかった。

 

 

足湯近くの猫ちゃん!動画

 

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナー近くでのんびりする猫2

「上半身は寒くても、温かい足湯に浸かってれば寒くないのでは?!」と思う人もいるかもしれないけど、足湯だけでは体全体は温まらないし、足湯もそこまで熱い訳でもないので、徐々に鼻から鼻水が垂れてくる程に体が冷えだしてきた。。

 

 

足湯近くの猫ちゃん!②動画

遂にはこのように膝の上にまで猫ちゃんが乗ってきてくれたけど、肝心の岩合さんは芝生の上でひたすら座る猫を取り続けていたのである。。

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 足湯コーナー近くで猫を撮影していた岩合光昭とスタッフ

こんな冷える場所でよく猫をじ~~っと撮影し続ける事が出来るなと感心していたら、岩合さんをよく見てみると温かそうなジャンパーを着込んでいたのであった。何十年もじ~~っとカメラを構えて動物の写真や動画を撮り続けているプロだけあって、防寒対策などは”御茶の子さいさい”だったようだ。

オカン
オカン

もう、テレビに映るの、諦めや!

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 猫ちゃんと戯れる

こちらもジャンパーなど暖かい服装を着込んでいれば長期戦に付き合えたけど、そこまで想定していなかった薄着だったので、一応努力した自分を褒めてから、寒すぎた足湯コーナーを去る事にした。それにテレビの撮影といっても、何時間もカメラを回し続けて撮影した所で、実際に放送されるのは数分だったりするので、期待するだけ無駄なのかもしれない。

 

 

ニャンを眺める! 動画

 

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 猫ちゃんと戯れる2

そして公園の入口付近に戻ってくると、ここはそこまで風が吹き付けてこない事もあって、足湯コーナー付近ほどの寒さもなかった。なので、さっき触れ合った猫ちゃん達と、もう少しだけ遊ぶ事にした。

 

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 猫ちゃんと戯れる3

ただ、岩合さんの「世界ネコ歩き」の撮影も、岩合さんだけでなく、岩合さんを撮影するカメラ助手が居たりと、普段は見れない撮影風景が見れて興味深かった。それと猫が自然に足湯コーナーに来ているように見えるシーンなどもあったけど、実は裏でスタッフが猫を離れた所から、自分達の撮影した場所に誘導してきている姿なども見られた。

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 猫ちゃんと戯れる4

テレビの画面に映る世界が、そのまま真実だという訳ではない。テレビの映像は生中継でなければ必ず放送局側の人間によって編集されており、テレビ局の制作側の意図に沿った内容になっている。だから全てが作り物だという訳でもないけど、中には視聴者を騙すような編集などもされている事が多々あるので、テレビで流される情報をそのまま受け止めていると、テレビ局に操られる事になる可能性もある。

 

 

無垢なニャンを眺める! 動画

 

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 接近してきた猫ちゃん

テレビ局は視聴率稼ぎを目的に映像を作成し、視聴率が上がる事により、スポンサーから多額の広告料を受け取る。NHKは国営で広告が一切禁止されているのでスポンサーの意図を気にする必要はないけど、その代わり、国を批判するような内容の放送が出来ない。

しかし、目の前の猫ちゃんはそんな人間の利己主義など関係なく、このようにカメラを向けてその姿を撮ってあげようとしても、それに抵抗するかの如く、このように顔を近づけてきて至近距離まで間合いを詰めてきたりで、それが逆に可愛かったりするのである。

 

 

じゃれるニャン! 動画

 

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 猫ちゃん

ただここの猫も大半が捨てられた猫かもしれないけど、そんな事は気にせず、ただ生きる事に集中しているように思う。これが地球上に生きる生物の宿命で、その場所でただ生きていくだけなのである。

 

鹿児島  桜島溶岩なぎさ公園 遠くを見つめる猫ちゃん

ただこの黒の中に白が混じった毛並みの猫ちゃんは、どっしりと構えていた事もあって、他の猫よりも気品を感じた。恐らく前世は、どこか中世の王様だったのかもしれない。個人的にはそういう”生まれ変わり”を信じないけど、このような猫を見ながらそういった妄想をするだけで、単なる猫ちゃんとの触れ合いがより一層、楽しいものになるのであった。。

オカン
オカン

そろそろ腹減ったで・・・

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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【コメント欄】

  1. 岩合氏の撮影の日に行ったのですね
    時間はたぶん違うけど毎週猫たちにエサやりに行っているので、当方もその日いました
    最初に出てくる黒白のラインリッヒは今も元気ですが、2番目の茶ねこのチャチャは去年車に轢かれて死んでしまい、3番目のキジ白のキジ太郎も昨年12月に寒さで死んでしまいました
    長く通ってると一部の住人が猫投棄しているので、突然知らない猫が現れたり、病気や車に轢かれたりで顔ぶれが変わっています

    • ふるふ さん

      コメント、ありがとうございます。
      保護猫の世話もありがとうございます。

      桜島も車が走る台数が少ないように思えても、やっぱり轢かれてしまう猫ちゃんもいるのですね。。
      保護猫も時間が経過すると、知らずのうちに亡くなってしまったり、また新顔が新しく捨てられたりと、人知れず数々のドラマが生まれては消えていっているのでしょう。
      無情にも思える世界ですが、産まれては消えていく命なので、この世の宿命でもありますが。。

      なので個人的には猫ちゃんと向き合う時には、笑顔で対応しようと思っています。

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