奈良市元旦初詣(2023年1月)-3
訪問:2022年12月大晦日~2023年1月1日
長い道のり・・・
さて2022年の大晦日にやって来た、世界遺産の「唐招提寺」。
あの「鑑真和上」が建立した8世紀頃に建立したという「金堂」が、国宝として現存して場所でもある。
目の前に見えている大きな建物が、その金堂シカよ!
住所:奈良県奈良市五条町13-46
電話番号:0742-33-7900
元旦は特別拝観(無料) 大晦日23時30分~2時頃
【電車】近鉄「西ノ京駅」から徒歩10分
※大晦日は終日運転実施
【駐車場】140台あり 60分550円/以降30分毎110円
大晦日夜の唐招提寺にて
2022年12月31日の大晦日23時頃から、南大門の前から続く”除夜の鐘”の順番待ちに並んで、23時23分頃に境内に入れた。
唐招提寺の除夜の鐘撞きは、先着108組限定となっている。
南大門が開門した後に入口で整理券を配り始め、境内の除夜の鐘撞きの列に並ぶ必要がある。
ただ、ボクの場合は「93番」と遅めだったので、先に初めて入る唐招提寺の境内を少し散策して回る事にした。
金堂の裏側(北)にあった、こちらの「講堂」という建物も奈良時代から現存する国宝に指定されている建物。
元々は平城宮に造られた建物だったが、途中でこの唐招提寺に移築されてきたという。
このライトアップは、NHK「ゆく年くる年」中継用に特別に行われていたシカ!
そして23時30分になると、唐招提寺の僧が鐘楼前に集まって、これから始まる「除夜の鐘撞き」の開始の儀式を行おうと集まっていた。
この場面は2022年大晦日にNHKで放送された『ゆく年くる年(2022)』の冒頭でも中継されていたシーンだが、この番組も完全生中継という訳ではなく、一部だけは少し前に録画したシーンが放送されている場面も見受けられた。
NHK中継を中心に、みんな動いてくれる訳ではないシカ!
こちらは唐招提寺の”除夜の鐘撞き”の整理券:93番。
この整理券をゲットした時点で、すぐにオカンに連絡して『ゆく年くる年(2022)』を録画してもらった。
と、この時点までは初体験の「唐招提寺」と「除夜の鐘撞き」でテンションが高め状態だったのだが。。
ここでちょっとおさらいしておくと、
唐招提寺 【除夜の鐘撞き】について
・一般参加可能
・無料
・先着108組
・並ぶ場所は「南大門前」
・整理券配布は23時15分頃からスタート
・除夜の鐘撞きは23時30分頃からスタート
・参加者は「開運御守り」が貰える
・除夜の鐘撞きは108組終了まで、約1時間ちょい
・境内は犬同伴可能(抱っこ)だが、建物内はNG
と、並べば無料で除夜の鐘を撞けるのは、結構に価値があると思う。
目の前には奈良時代に建造された金堂が見えていて、その扉が開いていて、中にはこれまた国宝に指定されている数体の木像も見える。
カップルや夫婦で並んでいる人達は、1人だけ列から抜けて本堂を参拝しに行ったりしていたけど、1人で並んでいる身として、特に今回は初めて並んだ事もあって、列を抜ける事はせずに辛抱して待ち続ける事にした。
ただ、もっと早く順番が回ってくるモノだと思い込んでいたけど、実際には全然除夜の鐘の列が進んでいかなかった。。
NHK番組『ゆく年くる年』は大晦日の23時45分から24時15分まで放送されるのだが、確実にその放送時間内に鐘楼に到達できない事を悟る。。
そして大晦日から0時になって2023年新年が明けた瞬間に、一気に大勢の人が唐招提寺に参拝にやって来る姿が見られた。
やっぱり大晦日の参拝ではなく、新年明けてからの参拝をする人が断然多いようだ。
前に並んでいたカップルは、なんと犬を抱っこして連れながら順番待ちをしていた。
しかも男の方は、明らかにパジャマの上に上着だけを着てきたような恰好で、足元は家履きのサンダルという姿だった。
除夜の鐘撞きは、特に服装に関する注意書きは見られなかったシカ!
除夜の鐘撞きは勿論1組1回だけなのだが、意外と早く進まない。
一応、寺の関係者が鐘の撞き方を簡単にレクチャーしてくれるのだが、大体1組30秒~60秒ほど掛かっていたようだ。
後で家に帰ってから録画した『ゆく年くる年』を見てみたら、唐招提寺の除夜の鐘撞きシーンは確かに写っていたけど、それは最初の3組位までで、それ以降は他の地域に中継がたらい回しされていた。。
「テレビに写る可能性がある!」って、殆ど無いと一緒だよね!(笑)
もう唐招提寺の境内に入って除夜の鐘撞き列に並んでから、早や50分以上が経過していた。
既に数分前に『ゆく年くる年』の中継が終了してしまった為に、早速NHKスタッフが撤収の支度を始めだした。。
このライトアップも、全部『ゆく年くる年』の中継終了と共に撤収するシカ!
一応除夜の鐘の列はそれなりに進んできたけど、並んでから約1時間が経過していたので、待ち疲れが出てきた頃合いでもあった。。
除夜の鐘撞き!① 動画
93番目でも約1時間以上待たないといけないので、もし唐招提寺で”除夜の鐘”を撞きたいと思っている人は、大晦日の23時よりも早めに来て並んでおいた方がいいだろう。
除夜の鐘を撞く!
そんな風に順番待ちしていると、やっと鐘楼の近くまで到達できた。
鐘楼前に控えている若い坊主憎のお兄さんに整理券を手渡して、目の前で除夜の鐘を撞いている人の姿を見ながら、イメージトレーニングを行う事にした。
除夜の鐘撞き!② 動画
そして遂に前に並んでいた”犬を抱えていたカップル”が、除夜の鐘を撞く。
勿論、犬を抱えたまま除夜の鐘を撞いていて、犬と共に新年を迎えた喜びを見せていたが。。
そしてボクの番が回ってきたが、勿論1人で訪問した事もあって、自分の写真や映像はなし。
その代わりにイメージトレーニングをしていた事もあって、”大きく響くいい音色”の除夜の鐘を、元旦0時32分頃に鳴らす事に成功した。
あんまり大きい音だと、近所迷惑だよ!(笑)
唐招提寺近くはあまり家がないから、思いっ切り撞こうシカ!
なお、除夜の鐘を撞いた後に、こちらの小さな「千手観音御守護」が特別に参加者だけに配布される。
除夜の鐘撞き!③ 動画
『ゆく年くる年』のテレビ中継に映ったのか??
その後に家に帰ってから、オカンに録画してもらった『ゆく年くる年 2022』を早速見てみた。
唐招提寺のシーンはオープニングで大きな金堂が映し出されて、それ以外は除夜の鐘を撞く前の儀式をする僧と、最初の方に除夜の鐘を撞く人の1~2組しか映っていなかった。
残念~~♪
しかし、せっかく唐招提寺まで行って、約1時間以上列に並んで除夜の鐘を撞いたのに、「映っていないなんて・・・」と諦めきれずに、何度も番組を見直して画面の隅々までチェックしてみた。
すると、オープニングで金堂が大きく映し出されているシーンの左下に、”除夜の鐘”の順番待ちらしき列が見えて、その中でレッドソックスの赤いジャンパーに身を包んでいた男を、見事に発見したのである。
こんなん、絶対判らんデ・・・
93番目位に並んでいたから、映れたのね!
カラフルな色に身を包むと、目立ってイイな!
こんな旅はまた次回に続きます!
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