伊達政宗の築いた杜の都:仙台で、旅の初めは秋保大滝から【仙台旅行記①】

仙台旅行記2020年秋-①

 旅行期間:2020年11月3日~5日
(In Sendai, the city built by Date Masamune, we started our trip from Akiu Otaki.)

マナーに厳しい路線バス!

さて、2020年の長い楽しい2回目の九州旅を終えたと思っていたら、11月上旬に入って今度は初めての東北への旅が始まります。

 

今回は1人旅ではなくて、オカンを接待する旅となるので大人2人分の料金となります。

移動手段は往復JALの飛行機(伊丹~仙台)で、宿泊するホテルは仙台駅近くにある「ANAホリデイ・イン仙台」(朝食付き/ツイン1部屋)で2連泊の旅程3日間の旅。本来なら2人で61,800円になる料金も楽天トラベルで発行されているクーポンと、”GO TO キャンペーン”を併用して34,170円になりました。

 

 

そして更には旅行期間のみ現地で使用できる”地域共通クーポン”が9,000円も付いており、これを換算すると2泊3日の旅が2人分料金で実質25,170円(34,170円-9,000円)で旅行に行けた事になります。

オカン
オカン

また”GO TO キャンペーン”が使えるようになったら行きたいわ!

 

 

伊丹から仙台へ飛行機でひとっ飛び!

前回の九州旅は珍しくANAの飛行機に乗ったけど、今回はいつも通りのJAL便を予約。そしてなるべく現地での滞在時間を増やしたい為に、搭乗時間は午前7時25分という朝イチの飛行機を予約。

 

前回は飛行機便の都合もあってANAに浮気してしまったけど、今回はまたいつものJAL便。心がホッとするような、白地に赤のJALマークが懐かしくも感じる。ただたまには違う飛行機に乗る事によって、JALの良さが再び理解できる事もある。

 

日本がいい国だと思うのは、このように朝早くからの飛行機もキチンと定刻に運行している事。こんな朝早くからにも関わらず、空港で働くスタッフさん達は嫌そうな顔もせずに朝から愛想を振りまいている。

 

今回搭乗するのは「エンブラエル190」という、ブラジルの航空機製造会社「エンブラエル社」が製造している小型の飛行機。大阪から仙台というとそこそこにビジネスマンが乗っていたりするのかと思っていたけど、この日は祝日という事もあって、ビジネスマンの姿はあまり見られなかった。

 

杜の都:仙台に到着!

そして大阪から飛行機で約1時間20分程で、初上陸の仙台空港に無事到着します。足元はちょっと濡れているけど、このように今回の旅も晴天に恵まれるようで何よりである。

 

こちらは仙台らしい、仙台弁とこけしを使ったコロナ対策の看板が何とも仙台らしい雰囲気を出している。個人的にはあまり仙台らしさというのは意識していないけど、どんな仙台らしい物が見られるのか楽しみである。

 

日本の中でも東北地方は今回初めて訪れるのであるが、この仙台は”東北の首都”とも呼ばれる程の大都市となっているので、空港も綺麗で立派な建物となっている。

 

そんな仙台空港の片隅には、こちら「TOYO TIRE(トーヨータイヤ)のオブジェが置かれている。タイヤメーカーとして国内第4位の会社であり、「トーヨータイヤはMADE IN 宮城」という旗を持っているけど、トーヨータイヤの本社所在地はさっきまで滞在していた兵庫県伊丹市で、この仙台にはメイン工場がある。

 

 

今回の仙台旅ではレンタカーは借りずに公共交通機関利用する旅だったので、まずは仙台空港に直結している鉄道駅を目指して歩く。地方都市に来ると電車網があまり発達していない為にリムジンバスに乗って街に移動するイメージが強いけど、仙台の街は地下鉄もあったりと大都市。だから勿論空港直結の電車路線も用意されている。

 

ボクは営業の仕事をしていたけど、出張といっても東は東京までが一般的で、それ以上東に行った事があるのは茨城県まで。だから東北地方には一切来た事が無かったけど、出張で日本全国に行ける人が羨ましいと思える。

 

今回は公共交通機関を使うので、仙台地方のJRやこの仙台空港線、仙台市営バス、仙台市地下鉄などが2日間に渡って乗り放題となる『仙台まるごとパス』(2,720円)を買う事にする。今回の旅は3日間だけど、この『仙台まるごとパス』は2日間しか使えないので、なるべく初日の今日と明日2日目に移動しまくる事に。

 

 

ただこのチケット『仙台まるごとパス』で宮城県内を自由に行き来できる訳ではないので、注意が必要である。JRも東は松島までしか無料にならずに、それより東にある石巻市までは追加料金が必要となる。ただ使用できる区間はこのようにチケットに簡略な図が記載されているので、これを見ていれば使用範囲が大体認識できる。

 

その『仙台まるごとパス』を買うと、そのパスを提示すれば割安に見学できる施設や、特典が付いてくる飲食店などの一覧が載っている「仙台まるごとパスクーポンブック」が付いてくる。

※券売機で『仙台まるごとパス』を購入した際は、窓口の係員の元まで行って貰います。

 

このように仙台の観光施設に色々と行きたい人にとっては、仙台博物館や青葉城資料展示館など基本的な観光施設で割引になるので、この『仙台まるごとパス』を購入すれば金銭的なメリットがある。

オカン
オカン

チリも積もれば、デカイよ!

 

この仙台市内にある瑞鳳殿は伊達政宗の霊廟なので、勿論ここにも行く予定。この『仙台まるごとパス』で割引になるのは観光施設以外に、飲食店などでアルコール1杯無料サービスもあったりもするので、是非「仙台まるごとパスクーポンブック」は先に一読しておく事をオススメする。

 

>お得な「仙台まるごとパスクーポンブック」の内容はこちら(PDF)

 

こちらは仙台空港に乗り入れしている、仙台空港鉄道の仙台空港線乗り場。2007年に開業した路線でこの路線はJRではなくて、第三セクターの仙台空港鉄道が経営している路線。だけど仙台駅までは、途中の名取駅を経由して合計7駅で乗り継ぎなく辿り着く事が出来る。ただこの路線は20~30分単位での運行となっているので、そんなにポンポンと出発するダイヤでもない。

 

今回の旅での心強い相棒であるオカンだけど、数十年前に仙台は来た事があって、その時は松島などを観光したという。そして「今回行きたい所は??」と聞くも、いつもながらに

オカン
オカン

アンタに全てを任せます!

と相変わらずの金魚の糞作戦だったオカン。。

 

 

大都市:仙台にて

仙台空港線の電車で約30分程揺られると、あっという間に仙台駅に到着する。大阪や東京では空港から大都市の中心地までは、こんなに短時間で真っ直ぐ行く事が出来ないけど、これだけ利便性の高い空港は地方都市ならではである。

 

そんな仙台駅周辺の商業施設の東口通路には、こちらのアンパンマン像が出迎えてくれた。「なんでこの仙台で、アンパンマン?!」と思ってしまうけど、この近くに「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」があり、「それいけ!アンパンマン」の放映開始30周年に合わせて設置された像だという。

 

 

さて仙台駅に到着して、まずは邪魔な荷物を置きに駅近くにある「ANAホリデイ・イン仙台」に向かうとする。オカンはホテルまで歩くのであれば駅構内にあるコインロッカーに荷物を預けてもいいと言っていたけど、旅は節約がとても大事で歩く事も同じぐらい大事なので、ブツブツというオカンを連れてホテルまで向かう事にした。

 

今日宿泊する「ANAホリデイ·イン仙台」は仙台駅東口より約6分と、とても近いように思えるけど、オカンからしたらボクが「駅からすぐ」と聞いていたからホントにすぐ近くだと思っていたようで、徒歩約6分は遠いと感じたようだ。

オカン
オカン

荷物を抱えての6分歩きは、ちょっとシンドイで!

 

この「ANAホリデイ·イン仙台」はそこまで口コミ評価が高かった訳ではないけど、仙台駅から近くて朝食も付いているという事で選んだ。個人的にはあまりANAは好きではないのでちょっと抵抗はあったけど、泊まるだけ出来ればそんなに問題はないハズ。

オカン
オカン

ただこのホテル、朝食時には問題あったよ!

朝食時に混み合って行列が出来るという、珍しい体験でしたね!

 

 

仙台の中心地で東北新幹線も停まる仙台駅あはこのように大きなビルディングとなっていて周辺も発展しているが、大都市と比べてしまうと少々規模が小さくも思える。だけどこれが地方都市らしさで、大都市のザツザツとした高層ビル砂漠ではなくて、のんびりとした雰囲気があるのだ。

 

今日はまず仙台から西の方へ行った、名勝:秋保大滝を目指す事にする。この秋保大滝はバスでしか行けないのであるが、先程購入した「仙台まるごとパス」でも乗れるので、バスで向かう事にする。ただその秋保大滝行きバス乗り場が少し分かりづらかったのでこの案内所で聞くと、こっちの東口ではなくて、駅の西口バス乗り場の方だという。

 

そして仙台駅の西側に渡り、大きなロータリーの中で「8番の宮城交通」が、その秋保大滝行きのバス乗り場。沢山バス乗り場があるので初めての人にとっては探しにくい場所なので、ゆとりを持って早めに訪れた方が良さそうだ。

 

【秋保大滝行きバス乗り場】 – 宮城交通HPより

 

 

こんな地方のバスだから座れるだろうと思っていたけど、この日は祝日という事もあってバス停には長蛇の列が出来ていた。この秋保大滝の近くには温泉街があり、”奥州三名湯の1つ”として東北の中でも有名な温泉地という事もあって、大勢の人達がやって来る場所だったのである。

 

しかも車移動しない人の交通手段がこのバスしかないので、混み合うのは当然だった。仙台駅から秋保大滝までは約1時間30分ほど掛るけど、その途中で降りる人はほぼ皆無だったのでその間ず~~っと立ちっぱなしであった。。

 

そして今回の旅でとても記憶に残ったのが、この宮城交通:秋保大滝行きバスの運転手さん。この運転手さんは運転中は席を立ってはダメで、席に座れずに立っている人は必ずつり革かポールを持って体を支えていけないという方針だった。運転手さんからすれば運転中にもし急停車などがあって、立っているだけの乗客に万が一の事故があれば責任を取れないので、それもあって厳しく注意していたようだ。

 

この時も左手前に立っているお姉さんがスマホ片手にポールをしっかり掴まずに脇に抱えて立っていたので、それを見た運転手さんが途中でバスを停めて厳重な注意をしていた。下手したら「アナタがつり革などをしっかり持たないと、バスは動きませんからね!」的な発言がとても印象に残ったのである。

オカン
オカン

ホントこの運転手さん、厳しい人やったね!

昔事故してエラい目にあった事あるのかな?

 

 

秋保大滝入口に到着!

そしてそれだけ厳しい運転手さんだったので、道中に事故もなく、無事に秋保大滝の入口に到着します。ここは秋保大滝不動尊が祀られている「西光寺」の入口で、秋保大滝を眺めるスポットがある場所。

 

この秋保大滝の事前情報は殆ど仕入れていなかったけど、仙台からも遠くて公共交通機関ではバスでしか行けない不便な場所だったので、もっと質素な場所で観光客も殆どいないのかと思っていたけど、人気の温泉街がある地域でもあったし、この日は祝日だったので沢山の観光客が来ていたのだった。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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