世界的絵画を猫に置き換えた、シュー・ヤマモトの「CAT ART展」Part1【仙台旅行記⑲】

仙台旅行記2020年秋-⑲

 旅行期間:2020年11月3日~5日
(Shuh Yamamoto’s “CAT ART Exhibition” Replaces World-Famous Paintings with Cats)

猫好きにはたまらない絵画!

ここは石巻市にある石ノ森萬画館という、故:石ノ森章太郎氏の作品などが展示されている記念館。しかしここを訪れた時に開催されていた企画展示【CAT ART展】のブースにスルスルと吸い込まれていくのであった。。

という事でこれから数回に分けて、この展示作品を紹介していきます!

 

【石ノ森萬画館】

住所:宮城県石巻市中瀬2-7
営業時間:9時~18時頃(シーズンによって時間・休み変動あり)
電話番号:0225-96-5055
入場料:大人840円/中高生520円/小学生210円

 

 

 

【CAT ART展】を鑑賞!

『アノルフィニ猫夫妻の結婚』
by ヤン・ニャン・エイク

この【CAT ART展】は現在アメリカ在住の元日本人イラストレーター(現在はカナダ国籍)シュー・ヤマモトさんが、2007年頃から作成しだした絵画が飾られている。そしてここに展示されている絵画は基本的には世界的に有名な絵画で、そのモデルの大半はどこかで見た事があるような絵ばかりが飾られている。

 

このようにここに展示されている絵画のそれぞれには美術館のように解説が脇に飾られているが、その内容も猫語のように「ニャン!」という言葉が多用されていて、猫ワールドに心酔しきっているかの如く、楽しく猫になったつもりで解説されている。

 

お次のブースはルネッサンスではなくて、「ニャネッサンス」という猫語で”復興”を意味する時代に突入した頃に描かれた絵画となっているようだ。

 

『ニャルトヴィアン・キャット』
by レオナルド・ニャビンチ

こちらもルネッサンス期の天才画家:レオナルド・ニャビンチが描いた、黄金比率を記した絵。ちなみに近年のスポーツ界では昔からの伝統的なスカウト方法を見直し、多くのデータを用いた統計データを活用するチームが増えてきた。NBAバスケットボールのチームでは、成功する確率が高い選手は単に背が高いだけではなくて、手がより長い選手の方が活躍するという事を発見し、今ではそれを活かしてスカウティングをしているそうだ。

 

猫にも理想的な体形があるのかと、思わず考えさせられてしまう絵。普段猫を見ても足が長いとかの特徴はあまり感じないけど、尻尾はたまに短い猫ちゃんもいたりで、手足の長さよりも尻尾にいつも目が行ってしまうのである。。

 

『自画像』
by アルブレヒト・ニャーラー

ボクは今まではこのような絵画などの美術品には全然興味が無かったけど、海外旅行で現地の美術館を訪れて、そこに展示されている作品を写真に撮ってこのブログにアップする作業を行っていると、その際に絵画についても多少調べたりするので、知らぬ間に徐々にではあるが絵画に興味が湧いてきている事に気が付いた。

 

ただ絵画について詳しく喋れるレベルには程遠いけど、絵画を調べてブログに記載し、また美術館に足を運んで絵画を見ていると、以前には全く何も感じなかった絵にも色んな事を感じれるようになった気がする。そう考えるとこの旅行記ブログを作成していると、自分に知識が僅かだけど蓄積していくように思えるので、余計にブログを辞めれなくなる。。

オカン
オカン

ホントあんた変わったね、小さい頃は可愛かったのに・・・

 

『猫ビーナス誕生』
by サンドロ・ニヤッティチェリ

こちらのビーナス誕生を描いている猫絵画のモデルともなっている有名な絵は、イタリア:フィレンツェのウフィツィ美術館に飾られている。このモデルの絵も実際にイタリアで間近に観賞した事があるので、思い出深い絵である。

 

 

人間界のルネッサンス期を潤わせたのは、当時金融業を営んでいたメディチ家の影響が大きい。このような娯楽対象である芸術作品のレベルが大きく昇華する時には、それなりに芸術活動を支援してくれる資本家が必要となるからだ。この猫ワールドでは「ニャディチ家」が、芸術を支援していたように書かれている。

 

 

『春(ラ・プラミミャーラ)』
by サンドロ・ニヤッティチェリ

こちらも同じ作品で、これもウフィツィ美術館で観賞した事がある作品がモデルとなっている。芸術作品もこんにちまでの歴史を調べながら、それぞれの時代背景などを考慮しながら鑑賞していくと、より深くその絵画を味わえるような感覚になる。

 

スケスケのランジェリーを着ているメス猫が”ニャまめかしい”と記載されており、「アレ、猫って元々服を着ていないよね~!」なんては呟いてはいけない。ここは人間界の事を忘れて、目の前に広がる猫ちゃんワールドを楽しむ場所だから。

 

『モニャ・リザ』
by レオナルド・ニャビンチ

こちらの絵のモデルは世界で一番有名な絵画と言っても過言ではない作品であるが、まだフランスの国には行った事が無いので直に見た事が無い。その絵画が保管されているルーブル美術館はとても広いらしく、またフランスでも有数の人気観光地となっているので、コロナ禍前まではいつも混雑していて、ゆっくりと美術品を鑑賞しにくい場所だったようだ。

 

猫の顔も日本で見かける野良猫ちゃんと、東南アジア諸国で見かける野良猫ちゃんと結構違う顔のように思える。まあ人間も住んでいる環境によって異なる成長をし、同じ一卵性双生児の双子でも育つ国が分かると、それだけで顔つきなどが全然変わって来るが。

 

『ニャダムの創造』
by ミケニャンジェロ

人間は相手の目の大きさによって、その人の印象度合いが変化するようだが、やっぱり猫ちゃんも目が大きい方が可愛く見えるのかもしれない。人間界の女性は化粧して目が大きく見えるように描く事が多いけど、猫界でも目が大きい方がモテるのかな?!

 

しかし本来は像を作るのが専門の芸術家にも関わらず、絵画の依頼を引き受けて、しかも普通の絵画ではなくて礼拝堂の大きな天井に絵を描くという難題をやり遂げた事にはいつもながら驚く。ただここの説明文で「システィーナ礼拝堂」と記載があったけど、ここも「ニャスティーナ礼拝堂」と猫語にした方が良かったのではと思う。

オカン
オカン

余計なお世話だ、ニャ~~!♪

 

『フランス猫王フニャンソワ1世』
by ジャン・クニャーエ

こちらの猫王はとても目が細くて吊り上がっていて、今まで見て来た可愛らしい猫ちゃんの顔つきとは違っていた。ただ人間もそうだけど身体的な外観性でその人を判断するのは間違いで、よりその評価を見極めようと思えばその人の中身を見ないといけない。

 

こちらの説明文曰くは「見た目はイマイチだけど、良いことを行った」と書かれていて、猫も見た目によらないようだ。そう思うと人も猫も本質は同じものを、内に抱えているのかもしれない。

 

『夏』
by ジュゼッペ・アルチンニャルド

こちらの絵画のモデルは見た事が無く、イタリアの画家:ジュゼッペ・アルチンボルドが描いた4部作になっている作品。なお4作品は別々に保管されていて、その内2点はウィーンの美術館で保管されているようだ。この絵も魚などの魚介類で構成されているが、人間界の絵画も見所ありそうなので、ウィーンの美術館に行って実際に見てみたいと思わせる絵だ。

 

このような絵画も普段絵を描かない一般人からすると、特にあまり深く考えずに描いているように思えるかもしれない。しかしこれら美術館に保管される程の絵には、それなりに準備時間が掛けられて、キチンとまず最初に構図を考えてから描かれている物が多い。

 

 

『ガブリエル・ニャストレとその姉妹』
by フォンテーヌブロー派の画家 作猫不詳

こちらはお風呂に浸かっている姉妹を描いた作品のようだけど、目が比較的大きく描かれているのを見ると、その可愛らしさを強調しようという作猫の狙いがあったようにも思える。バックに飾られている絵画も猫絵になっていたりと、中々に芸が細かいシュー・ヤマモトの作品。

 

ボクは最近でこそ猫を好きになってきたけど、勿論今までに猫を飼った事がないので、その特徴や習慣などについてはあまり詳しくはない。知らなかった事だけど猫はあまり水が好きではないらしく、基本的には水浴びや風呂に浸かるという事はあまりしないようだ。ただ人間と暮らす家猫は小さい頃から風呂に入れられていると、それで慣れてしまって水を怖がらないそうだが。

 

次はルネッサンスの後に起きたバロック絵画のゾーンとなる。ここからはニャーヴル美術館や、ワシントン・ニャショニャル・ギャラリーという、如何にも舌を噛みそうな名前の美術館からの出展になっているようだ。

 

『犬解剖学講義』
by ニャンブラント

こちらはボクが最近好きになってきたニャンブラント・・・・ではなくてレンブラントの作品をモデルにした物。猫を解剖しているのではなくて、犬を解剖しているシーンという事にシュー・ヤマモトさんのユーモアセンスを感じるのである。

 

犬は猫の天敵ともされているそうだけど、小さい頃から犬と身近に接してきた猫ちゃんは、全然犬を恐れない。逆に手をシュッーと振り回す猫ちゃんの攻撃にビビる犬の方が多そうに思える。

 

『いかさま師』
by ニャルジュ・ド・ニャ・トゥール

猫の世界でも能天気な猫はズル賢い猫に騙される事だろう。人間界では常に競争があり、上に行く人間はそれなりの人間ばかり。特に最近株式市場に首を突っ込んで感じた事だけど、株の世界では貧乏人根性を持ち込んで庶民的な考えで手を出すと、ほぼ負けるようになっている。ただ逆に言えば庶民的な考えを捨てれば儲かるチャンスが大いにある訳で、それを今勉強して実戦中なのであるが。

オカン
オカン

儲かっているとか、景気のいい話聞かんけどな!

儲かった時は内緒です!

 

どうやらこの絵画でも右側の若い猫が、カモとして標的になっているようだ。このようなカード勝負はボクはしたいとは全く思わないけど、人間相手の勝負はその心理戦が大きな割合を占めている。だからこのようなギャンブルや株式市場で勝とうと思うと、まずはメンタルを鍛えないといけない。

 

『ヘレナ・ニャーメントとその二匹の子猫』
by ピーテル=パウル・ニャーベンス

こちらでは母猫が小さく可愛い子猫を抱えている姿が描写されている。普段あまり子猫を見る機会が無いけど、子猫は何事にも好奇心旺盛で、しかも目もパッチリとしているので可愛らしい。

 

以前チュニジアに旅行した際に町で子猫を見つけたけど、ツアーで1人置いて行かれる位にその子猫の写真を撮り続けたのも良い思い出である。

 

昔は写真機が無かった時代なので、自分の愛する妻や子供達の姿を何かに残そうとしたら、このように絵に描くしか方法が無かった。しかし現代ではスマホで簡単に綺麗な写真が撮れるし、絵もキャンパスや絵の具を使わなくても、絵描きアプリで簡単に作品が作れる。なのでこれから絵画の素晴らしい作品が生み出される可能性は少なくなるものの、こういった過去の名画の価値が薄まる事は無いだろう。

 

『兵士と笑う猫』
by ヨハネス・フェールネーコ

ここから猫絵画界でも有名な「ヨハネス・フェールネーコ」の作品が並んでいるゾーンに差し掛かる。人間界の画家「ヨハネス・フェルメール」はバロック絵画を代表する人物で、現代でもとても人気がある画家。

 

『牛乳を注ぐメス猫』
by ヨハネス・フェールネーコ

こちらの絵画のモデルとなっている絵は恐らく殆どの人が何かしらで目にした事がある程に有名な物だけど、右下に置かれている箱のような物が何なのかは意外と知られていない。この箱は足温器や足炬燵とも呼ばれる、昔から使われてきた暖房器具の1種である。またその奥の壁に貼られているタイルも猫の姿に置き換わっているのが見られる。ちなみにフェルメールの絵画ではここには長い棒を持ったキューピッドが描かれている。

 

このような素晴らしい画家もその生前にはあまり絵は評価されず、このフェールネーコも借金を背負って亡くなったという。なので絵画はワインやウイスキーのように熟成期間が必要な芸術品で、その絵の価値が分かる時代に追いつかないと高く評価されないのであろう。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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