仙台旅行記2020年秋-⑨
旅行期間:2020年11月3日~5日
(Masamune Date’s horse statue light up in pink and ANA Holiday Inn Sendai.)
ピンクや青色ライトは派手すぎ!?
さて仙台旅初日は仙台城本丸にある資料館を見学して外に出ると、すっかり夕暮れを過ぎて暗くなりつつある時間帯だった。そんな暗くなった本丸内で伊達政宗騎馬像もライトアップされているのが見えるけど、何とも怪しいピンク色で照らされているようだ。。
夕暮れの仙台城本丸にて
暗くなってくると、このように東北の中では随一の大都市となっている仙台の街が明るく光り出している景色が見える。仙台市内も第二次世界大戦中に空襲で焼失してしまった街だけに、その後は区画整理して整った都市が形成されている。
そして明るい時間帯に見た伊達政宗騎馬像とは思えないような、ピンク色にライトアップされている像・・・。ライトアップする際に使う照明の色には決まりはないけど、あの伊達政宗がピンク色に照らされている姿はすっかり威厳がなくなってしまっているようにも見えるが。。
個人的には普通の蛍光灯色でライトアップしていて欲しかったけど、このピンク色も仙台らしさが出ていたのかもしれない。。
ワシにはピンク色より黒色が似合うのに・・・
暗くなった仙台城本丸 動画
ただピンク色にライトアップされる銅像ってのも意外と珍しいので、仙台城を訪れていた観光客には人気なようだった。それともこの暗い時間帯に訪れた人が、とりあえずピンク色だけど写真を撮っていただけだったのかもしれないが。
この時は知らなかったけど、どうやらピンク色だけではなくて、時間によって色が変わる照明が使われているそうだ。ライトアップされる色が変わる事によって、再訪した時の雰囲気が変わるのでまた足を運んでくれる事を期待しているようだ。
さて個人的には暗くなりつつある仙台城を一回りしてみたかったけど、今回は口うるさいオカンが同行しており、そろそろ疲れて晩飯が食べたいとの事。という事で仕方なしに仙台城を後にするのであった。
まるで私がワガママ言っているみたいやけど、普通に腹減っただけや!(怒)
本丸の出入り口にはこの宮城県護国神社の鳥居をくぐらないといけないけど、江戸時代の初め頃まではここに大きな門と左右に櫓が造られており、堅固な関所となっていた場所である。ただその門などは1600年代の大地震によって倒壊し、平穏な時代になった江戸時代という事もあって、再建される事はなかった。また詳細な資料も残されていないようで、ここの門と櫓の再建予定は今の所は予定されていないという。
そして仙台城本丸の石垣はピンク色ではなくて、このようにブルー色にライトアップされているのが見える。仙台城では日没から23時までは毎日ライトアップが行われているという。
この仙台城本丸脇からは「るーぷる仙台」という仙台市内の観光地を循環するバスが運行しているのだが、最終便は16時半頃とかなり早く終了してしまうので、帰りは歩きとなる。
せっかく乗り放題チケットで、タダでバス乗れたのに・・・
この仙台城から北側にある東北大学キャンパス寄りに地下鉄東西線の駅があり、それに乗れば仙台駅まで簡単に行けるのであるが、帰りも歩いた方が経験値が増えるという事で歩きを選ぶのであった。。
そんなに歩かしたら、疲れるで・・・
そして仙台城から仙台駅まで向かって歩いていると、その通り道にはこのような伊達氏で使われていた九曜紋のマークが入っている照明なども見られて、いい雰囲気を醸し出していた。さっと地下鉄に乗って仙台駅に移動していたら、こういった九曜紋の入った照明などを見る機会が無かった訳である。
私はこんな物見るより、地下鉄に乗って早く帰りたかったんや!
そして仙台城内と城下町の間に流れる広瀬川に架かっているのが、1938年に建造されたコンクリート造りの「大橋」である。江戸時代にあった橋はもう少し北側の位置に掛かっていたらしいが、昔から広瀬川の氾濫で度々流されて、その都度新しい橋が架けられていたという。
明治時代になると流された橋を再建する際には、西洋化の影響でベルギーより鉄を取り寄せて建造した鉄の橋となっていた。しかしこの城近くに鉄の橋というのも雰囲気が合わないのと老朽化した事もあって、1938年に今のコンクリート橋になったそうだ。
そして仙台城脇を流れる広瀬川に架かる大橋を渡った後に、先程まで訪れていた仙台城本丸付近を眺める。するとブルーライトが当たっていた石垣などの照明が見えるけど、その左奥に光り輝く塔が見えている。さっきまで本丸に居た時には全然そんな塔らしき物は見当たらなかったハズだけど、ここからだとしっかりと確認できる。実は仙台城奥の山には地元テレビ局の電波塔が3本も設置されていて、それぞれライトアップされているんだとか。
さて仙台城からホテルまで歩こうかと思っていたけど、地下鉄に乗りたそうな顔をしていたオカンと、そして松山旅行時のサイクリングの影響で左膝付近の骨が歩くと痛くなってた事もあって、東西線の地下鉄乗り場に結局向かう事にした。
2015年に開業した東西線構内はまだ造られてそんなに時間が経っていないので、とても綺麗な内装となっている。仙台空港で購入した乗り放題チケット『仙台まるごとパス』は、この地下鉄も使えるので便利である。
仙台駅まではあと2駅だったけど、さっき仙台城に向かう途中に歩いたので、ここはやむを得ず地下鉄というショートカットを使うのであった。。
やっぱり電車は快適だわ!
そして快適に仙台駅まで到着した後は、駅東口側にある今晩宿泊する「ANAホリデイ・イン仙台」へと向かう。
「ANAホリデイ・イン仙台」にチェックイン!
そしてこちらのグリーン色にライトアップされている建物が、今晩宿泊する「ANAホリデイ・イン仙台」。午前中に荷物を預ける為に立ち寄った際には、こちらの正面玄関側を利用しなかったけど、正面側から見ると大きな建物だった。
この「ANAホリデイ・イン仙台」は、2001年に「ホリデイ・イン仙台」として開業したホテルで、その後ホリデイ・インを世界展開していた親会社【インターコンチネンタル・ホテルズグループ(IHG)】とANAが合弁会社を立ち上げて、2010年にその新しい合弁会社1号店として「ANAホリデイ・イン仙台」と生まれ変わったホテル。
ホリデイ・インとANAホテルが合体したホテルやな!
2011年の大震災の時には避難所になっていたので一時休業はしたものの、大きな震災被害は免れる。フロントも海外系列のホテルとして設計されたからか、吹き抜け構造で広く感じる雰囲気だった。
フロントにいた若くない元お姉さんの佇まいを見ていると、昔CAさんをしていたお局様的な雰囲気が感じられる人もいて、ANAの名前が似合うホテルのようにも感じた第一印象であった。
このように廊下も綺麗だし、今の所は特に問題もない。このホテルを選んだ理由は比較的安価な価格で宿泊できて(朝食付き)、かつ駅から近い事だった。
こちらの部屋は「洋室ツインルーム(禁煙/26㎡/幅120cmベッドx2台」となっていて、ホリデイ・インとして外資系ホテルチェーンとして造られた事もあってか、少々入口から部屋までの通路が狭いように感じる。ただこのようなホテルでは入口付近に収納スペースなどがあって入った時は狭くは感じるけど、その代わりにベッド付近や奥にあるテーブル付近は広くなっているようだ。
このように特に可もなく不可もなくといった第一印象の部屋。ホテルのWi-Fiも普通に繋がって、特に問題も感じない。
ツインルームのベッドは幅120cmのシモンズ社製ベッド。ただどこのホテルに泊まってもあまりベッドの質にはこだわらないので、そのベッドの何がいいのかなどはいつも分からずじまい。。
このホテルはまだ建てられて20年程のホテルだからいいけど、古いビジネスホテルなどに泊まると禁煙室を選んだにも関わらず部屋がタバコ臭かったりするという書き込みをたまに目にするけど、新しいホテルはそういった事はないので禁煙希望の人ほど、新しいホテルを選んだ方が無難である。
このように部屋にはテーブルが用意されているけど、実はあまりテーブルは使わずにすぐに荷物置き場になってしまうのは定番。だから個人的にはテーブルではなくて、荷物置きに見えてしまうのであるが。。
こちらはユニットバスタイプとなっており、相方が風呂に入っている時はトイレを使えないという少々不便な造り。いつもは1人で部屋に泊まる事が多いだけに、誰かと一緒に部屋に泊まると気を使ってしまうのである。
何言うてんの、気を使ってるのは私の方やで!(怒)
こちらの手洗い場もユニットバスなどと一緒の部屋。こうやって誰かと一緒に部屋に泊まる際には、トイレが風呂と別になっている部屋の方が好ましいけど、それは我慢するしかない。ボクはそのような我慢などは出来るタイプだけど、そういった他人に合わせる事が出来ない人は、仲のいい同性の友達と旅行に行っても、同部屋には泊まらずに部屋は分けて予約するという。。
さてホテルにチェックインし、9,000円分の地域共通クーポンもゲットしたので、これから仙台の夜の街に繰り出し、晩飯を食べに行く事にします。
いつもホテルなどを予約する楽天トラベルとじゃらんネットでは、この「ANAホリデイ・イン仙台」の口コミは4.1~4.2付近とそれなりに高評価となっている。個人的には部屋には何も不自由を感じなくて快適に過ごせたけど、朝食会場で長時間待たされて、中には頼んだ料理が運ばれてこずに怒って帰った人もいたりで、働く職員の作業効率性とかも悪そうな動きに見えたのが残念ではあったが。。
そんなのより、早よ晩飯行こや!
という事で仙台の街に繰り出します。初めての仙台だったけど、さっきの仙台城本丸にあったお土産屋で牛タン関連の商品を見ていた後だったので、頭の中では「牛タン!牛タン!」という文字が踊っていたのであった。。
こんな旅はまた次回に続きます!
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