島根県旅行記2021年11月-43
旅行期間:2021年11月上旬(2泊3日旅)
お土産タイム!
さて島根県旅も終盤戦を迎えました。島根県に来て、松江城・石見銀山、そして出雲大社の見学を終えて、後は帰りの高速バスまでの時間を待つだけとなった。とりあえずまだ時間があるので、観光客で賑わう参道沿いに出店されているお土産物屋さんを物色する事に。
出雲大社参道沿いのお土産物屋にて
出雲大社のような観光名所になると、昔から多くの参拝客などが訪れていた事もあって、そこまで向かう参道には色んなお店が並んでいる。そして観光気分でやって来ている観光客からすれば、歴史的な場所の見学よりも、このお土産屋さんの物色を楽しみにしている人も多いように思う。
こちらは、長い歩きと色んな場所の見学から解き放たれて、待ちに待ったお土産物を物色する時間を与えられて、”水を得た魚”のように自らの足でガツガツと動き出したオカン。
何、買おうかな~♪
こちらには高級魚のイメージが強い、「のどぐろ(喉黒)」の一夜干しが売られていた。この魚は「赤鯥(あかむつ)」という名前が付けられているスズキ目の魚であるが、日本海側で獲れる印象がある。
若い観光客に人気だったのが、こちらの「おふく焼き」なる、可愛らしいフグっぽい形の鯛焼きならぬ”ふく焼き”だった。1個150円だったので、ちょっとお菓子をつまむのに最適だったのかもしれない。
その参道沿いに見えた、こちらの歴史ありそうな雰囲気の旅館は明治時代前半に創業された「竹野屋旅館」。参道沿いの便利な場所にある旅館という事もあって、それなりに”いいお値段”ともなっているようだ。
そして参道を歩いていると、こちらの提灯に今大人気となっている猫ちゃんのイラストが入ったお店が見えてきた。昔は見られなかった猫ちゃん雑貨専門店は、ここ最近は至る所で見られる程に人気となっている。
可愛らしいデザインの雑貨を扱うお店ではなく、このように猫ちゃん限定の雑貨店となっている。犬よりも愛嬌があって、人間の都合にあまり合わせない性格が、逆に猫好きからすれば愛おしいのだろう。
このような雑貨店もその時の流行りの波に乗らないと、商売にならない。最近大人気な猫ちゃんだけど、これからも続くのかも分からないけど、個人的に猫ちゃんは見ているだけでも飽きない動物なので、もうしばらく猫人気は続きそうに思うが。
店内はこのように猫のデザインが入った雑貨一色となっていて、猫好きには堪らない場所となっていた。猫が好きで飼っている人も、ここで販売されている猫雑貨が欲しくなってしまいそうな雰囲気だった。
2年程前の自分だったら、こちらの「猫肉球マグ」をためらわずに購入していた事だろう。しかし、今は物を買うという事をあまりしなくなった事もあって、ここでは眺めているだけであった。
この「猫肉球マグ」は、このように底も肉球の形になっていて、それぞれに塗装もされていて、本当はとても欲しかった。しかし、「簡単にお土産は買わない!」と心の中で決めていたので、結局買わずだった。
こちらは江戸時代の浮世絵風デザインが入れられた透明のお皿で、外国人観光客向けの商品のように思えた。コロナ禍で大きく海外からの観光客が減ってしまったけど、2022年になって再び門戸が開かれ、以前のように外国人観光客が観光地で溢れかえる様子がまた見られるのだろうか?!
このような猫の顔のデザインとなった「しゃもじ」は、そのご飯を掬う本来の用途に使うよりも、ただ飾りとしてその辺に置きたい雑貨ともなっている。
こちらのスニーカーから顔を出している猫の人形も可愛らしい。猫が好きな人間でもボクみたいに”猫アレルギー”がある人は、猫を家で飼えないので、このような可愛らしい人形を家に置きたい気持ちとなり易い。
こちらはバンザイをしている姿の猫の人形。なかなかいいお値段となっていた猫の人形だけど、やっぱり猫は生きている本物の方が圧倒的に可愛らしい。置物はあくまで置物でしかないので、雑貨店で見ているだけにするのが正解かもしれない。
そして他のお店で見つけたのが、こちらのタレント「DAIGO」の顔写真が入ったラベルの日本酒だった。こちらのお酒を販売していた「竹下酒造」は、第74代内閣総理大臣:竹下登の実家である「竹下本店」が経営してきた酒造会社であった。
DAIGOは竹下登の孫だよ!
ただそんな竹下本店も後継者不足で、酒造事業を他社に譲渡し、2023年春の解散を予定しているという。
DAIGOが会社を継げばいいのにね!
酒造りより、タレントの方が儲か~んだわ・・・
そして島根県のお土産屋さんで必ず見かけるのは、こちらの「吉田君クッキー」である。中国地方に住んでいたりする人で無ければ、島根県か鳥取県かを把握されにくい土地柄だけど、それを逆手にとってアピールしている所が、素晴らしいと感じる。
それと出雲大社は国内有数の縁結びのパワースポットでもあるので、このような「縁結ばれカマボコ」なる物も販売されているのを見かける。しかし、恋仲が成就するにはこのようなカマボコを食べるだけではなく、それぞれが相手の為を考えて受け入れる心の広さを持つ事の方が大事に思うのであるが。。
そういう事は一度結婚してから言いなさい!
この参道は車も通るので、フラフラ歩いていると危ない場所でもある。勿論通る車も徐行しながら走っているのが多いけど、遠くから来た観光客の車に轢かれる事も確率的にはあり得るので、お土産物屋さんの中ばかりを見ているだけではなく、ちゃんと車が来ていないかも確認しておく必要がある。
今日も天気でほのぼのとした気分で、出雲大社の参道を歩いている。信仰の無い人間からすれば、そんな出雲大社よりも、その手前の参道が綺麗に整備されている事の方に目が行ってしまったが。。
最近の観光地は若い世代向けのカフェなどが多く出店されてきており、昔からの観光地らしいお土産物屋が減ってきて、観光地も新たな時代に突入している雰囲気を感じた。昔は和菓子などがメインで売られていたけど、今ではプリンやアイスなど、若者に媚びる商品が増えてきている印象だった。
そしてこちらの看板にあった「すなば珈琲」は、鳥取県を訪れた事のある人にだけ分かる、知る人ぞ知るカフェである。
こちらの看板を見た人は「チーズケーキは飲んだ事、ありません!」としか、感想を持たないような内容となっていた。今回の島根県旅であまり甘い物を口にしていなかったオカンが、この飲めるチーズケーキに反応を示すかと思っていたが、意外と
これはイラン!
との事だった。。
そしてそろそろ帰りの高速バスが出るJR出雲市駅まで戻る事にした。こちらはさっきも見た、一畑電鉄の「出雲大社前駅」だけど、JR出雲市駅までは乗り継ぎ有りで一畑電車に乗るか、乗り継ぎ無しのバスで向かうかの二択だった。
楽な方でお願いします!
という事で楽なバスで出雲市駅まで戻る方法を選んだのであるが、その路線バスがやって来る間の待ち時間を利用して、朝にも見学したレトロな駅舎内を見て回る事にした。このような木の改札など、今ではあまり見られないだけに、これからも残していって欲しいと感じた。
しかし、地方が少子高齢化社会で大きく影響を受けて、その煽りがこのようなインフラ産業の会社に大きなダメージを与えている。九州南部では豪雨の影響で崩れてしまった線路の復旧を諦めて、BTS化(バスタイプ)に舵を切っているが、地方の路線ほどにこれから増々厳しくなっていくのだろう。
バスが来るまでの待ち時間も、有効活用するに越した事はない。旅ではその現地に居てる時間は全て”旅行中”なので、このような待ち時間を無駄にスマホなどを見て過ごすか、それとも周囲に見える景色などを目に焼き付けるかで、大きく満足度が変わってくるのである。
こちらは出雲大社前駅の道路を挟んだ向かい側にあった、「だんだん薬局」という珍しい名前の薬局の建物。バス停の真ん前にあった建物だったのでじっくり眺めてみたけど、出雲大社前駅の駅舎に合わせて、こちらも玄関上部にステンドグラスが設置されていた。
大昔からの観光名所は、このような参道がその観光地に向かう観光客などをターゲットにした商売のお店ばかりで、個人的にはそのように”観光地・観光地”となっている光景があまり好きではない。だから、このような有名な観光地にあまり行きたいと思わず、自然とマイナーな観光客が少ない土地に行きたくなってしまうのだが。。
そんな風に周りの景色を最後まで楽しみながら待っていると、一畑バスの路線バスがやって来ました。いつも歩いての移動が多い旅行であるが、このような楽なバス移動をしてしまうと、道中の景色や想い出が少なくなってしまう印象がある。
歩きたければ、1人でどうぞ!
そして路線バスに約30分ほど揺られて、JR出雲市駅に到着します。ただまだ大阪に帰る高速バスが出発するまで約1時間残っているので、もう少し出雲市内を楽しめる時間が残っていたのである。。
こんな旅はまた次回に続きます!
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