愛媛/松山旅行記⑱
旅行期間:2020年9月23日~26日
夜の道後温泉街
さて愛媛県松山市と言えば全国的にも有名な「道後温泉街」があります。今回の旅ではそんな道後温泉街の一角にあるホテルを予約しており、事前に調べた所によるとかなり口コミ評価が高いホテルであったので、部屋に入るのが楽しみである。
道後温泉街にある、まだ新しく建てられてからそんなに時間の経っていない「椿の湯」。約120年前に造られたレトロな雰囲気を持つ道後温泉本館とは打って変わって、まだ外観がとても綺麗でまだまだレトロな雰囲気を感じる事が出来ない「椿の湯」の建物は綺麗にライトアップされている。
そんな建物の隣にある、こちらの道後温泉別館「飛鳥乃湯泉」もまだまだ新しい建物で、21世紀の道後温泉をイメージする場所ともなっている。どうせだったら古い木造建築物を移築してきて、道後温泉本館に負けない位に古めかし建物の温泉を造ればいいのにと思うけど、現実的には外観をお洒落にした鉄筋コンクリート造りが一番無難なのかもしれない。
さて周囲のお土産屋さんに寄るが、飲みたい気持ちのあった地ビール「道後ビール」は普通のビールに比べると、約2倍程の値段をしていたので、泣く泣く見送りコンビニで大手ビールメーカーの缶ビールを購入する事に。。
「ホテル道後やや」にチェックイン!
今回の愛媛県松山市3泊4日旅で3連泊する「ホテル道後やや」は、暗くなると昼間とは違って、そこそこに良い感じの雰囲気となっていた。
午後に道後温泉にまずやって来ていた時に荷物を預けていたので、フロントで荷物を受け取ろうとしたら「お荷物は部屋に既にお持ちしてあります!」との返事。2020年に国内旅行で泊まったホテルで荷物を事前に預ける事が多かったけど、このように部屋に置かれているという所は少なかったので、少し驚き少し喜ぶ配慮であった。そしてカードキーを受け取りエレベーターで宿泊するフロアに辿り着くと、このようにエレベーターホールで靴を脱ぐようになっていた。
和風旅館っぽいイメージがいきなり広がっていました!
こちらはそんな脱いだ靴を入れる靴箱が用意されていて、下には外に履いて行ける雪駄までちゃんと用意されている。
靴箱は部屋番号が書かれているボックスに各自入れるようになっている。なおシングルルーム用の下駄箱は勿論1人分の靴を入れるだけなので、他の部屋よりは小さなボックスとなっていた。
ここで用意されている雪駄はさすがに使い捨ての新品ではなくて、つま先部分が削れた雪駄だった。ただこのサービスが行き届いたホテルだけに汚い雪駄ではないと思うけど、浴衣姿で外に出る気が無かったボクは結局この雪駄は使わなかった。
ここも一応ビジネスホテル風な感じのホテルだったけど、実際にはビジネスホテルというよりは観光客が泊まりたくなるようなサービスを、頭を振り絞って提供しているように感じれるいいホテルだった。
このように廊下は上手く間接照明が施されていて、何ともいい感じの雰囲気が漂っている。やっぱり”楽天トラベルアワード金賞”や旅行サイトなどで口コミ評価が特にいいホテルは、とても気分よく泊まれるホテルが多いと思う。
今回宿泊するのは、7階のエレベーターホールに最も近い「706号室」。このドアはカードキーを差し込まずに、近づけるだけで開錠するタイプ。
今回選んだ部屋は、ダブルベッドが部屋にズド~~ンと1個だけ用意されている【ダブルルーム】。部屋の広さは13㎡と結構狭いので、一応1~2人が泊まれるとなっていたけど、小さな子供との宿泊じゃないと大人同士だけ結構狭く感じるサイズの部屋。
ベッドルームはこのようにダブルベッドが閉める比率が高いので、あまり動き回ったり荷物を置くスペースが無い。なのでこのダブルルームに大人が泊まる場合は、1人の方がいいと思う。
このように空気清浄機もあるけど、それが余計に空きスペースを狭くしているようにも思える。しかしながらこのようにちゃんとテーブルとイスや湯沸かし器などもコンパクトに用意されていた。
ベッドの頭を向けるサイドはこのようになっており、加湿器なども用意されている。コンセントもこの辺りに用意されており、スマホを触りながら横になる分には特に問題なかった。
しかし
※ただこれだけサービスのいいホテルだけに速度の遅いWi-Fiを使用している事は考えられないので、もしかしたらボクのスマホと相性が合わなかった可能性も考えられる。。
こちらは部屋内の洗面台で、コンパクトな造りになっている。初めはちょっと狭いと思う部屋だけど、滞在する時間が増える程に意外とコンパクトに収めているという印象に変わっていき、逆にもう少し広い部屋の方がスペースを無駄に使っているように思えてくる程だった。
こちらの部屋にはバスタブは無くて、あるのはこのシャワーのみ。なかなか日本のビジネスホテルでシャワーだけしか無いのは珍しい気がするけど、ここ道後温泉街にやって来る観光客は道後温泉に入りたいからやって来る客ばかりなので、このように敢えてバスタブは設置していないのだろう。
ただこちらのシャワーも上にある大きなシャワーヘッドと、真ん中部分に取り付けられているハンディーシャワーも使えるようになっていて、使い勝手としては全然問題なかった。結局このホテルで3連泊したが、その内2泊は温泉に行くのがめんどくさい&コスト削減の為にこのシャワーを使ったのであった。。
このホテルではパジャマは各部屋に用意されていない。そして代わりにハンガーにこちらの浴衣の上掛けが用意されているが、間違えてこれをパジャマ代わりに羽織ってしまった。。※浴衣は部屋ではなくてロビーに用意されている。
しかしこれが浴衣でもなく、パジャマでもない事に気付くのは今から3時間後であったが・・・
そして部屋には毎日こちらのミネラルウォーターが1本、サービスで用意されていた。海外のホテルとは違って基本的に水道水が問題なく飲める日本国内では、このようなミネラルウォーターサービスをしてくれるビジネスホテルは珍しいけど、こちらのホテルは毎日用意されていた。
そしてこのホテルの部屋には聖書ではなくて、この『古事記』が置かれていた。ここ道後温泉街ははるか昔に聖徳太子がやって来たという事が書かれているらしいので、それに関連して部屋に置かれていたのかもしれない。
こちらは部屋に用意されていた、温泉に行く際にタオルや着替えなどを入れていけるカバン。意外とこういう痒い所に手の届くサービスがされているというホテルも、なかなかに珍しい。今回は安く予約できたわりに、デザインが4種類ある浴衣やこれも何種類も選べる今治タオルなどもあったり、「楽天トラベルアワード金賞」に選ばれているホテルだけある。
コンパクトな部屋だけど、このようにトイレは別室となっている。狭いダブルルームだけど2人でも泊まれる部屋なだけに、このようにトイレが個室になっているのは重要なポイントでもある。
このトイレは勿論ウォシュレットのトイレで、そこそこに新しい便座となっている。最近の宿泊客はわがままになっているので、部屋のトイレがウォシュレットじゃないだけでダメ出しする人間が増えているようだ。
「ホテル道後やや」で評判の朝食については上記の翌日の旅行記前半に、愛媛県らしい盛り沢山の柑橘類などを食べた様子をアップしているのでご覧いただければと。
評判通りに食べ応えのある朝食ビュッフェでした!
夜の松山市内を散策する!
さて晩飯を食べたいというよりも夜のライトアップされた松山城を見に行きたいという気持ちで、ホテルを出発する。なお今回宿泊している「ホテル道後やや」では、宿泊客に限り食堂でコーヒーやジュースと共に、夜20時を過ぎると鯛めしのおにぎりが提供されてお茶漬けなどにしても食べる事が出来ると説明があった。なので今晩は最悪ホテル内の軽食で済ますという作戦も取れる。
という事で今日は路面電車の1日乗車券を持っているので、まだまだ使わないと損だという思いで、今回も松山城へ向かうのに路面電車を利用する。
松山城のロープウェイ/リフト乗り場のある「東雲口登城道」への最寄り駅は、この大街道近くにある「大街道駅」と1日乗車券には書かれていたけど、それは行き易い駅であって「警察署駅」の方が最短距離としては短い。しかし「警察署駅」からの道はちょっと分かりにくく少し暗い所もあるので、初めて松山市内を訪れる観光客にはナビ通りに「大街道駅」で降りる方がいいのかもしれない。
そして大街道のアーケード街ある商店街側(南側)ではなくて、その北側に進むアーケードのない「松山ロープウェイ商店街」を進む。この辺りには飲食店が比較的多くて、飲み屋街というよりはレストランのような雰囲気の落ち着いたお店が多い。
この辺りは「宇和島風鯛めし」を食べれるお店が多いタイ!
そして暗くなった時間帯にはロープウェイ/リフト乗り場は閉まっているので、その建物を通り過ぎると明るい時間帯にも見た加藤嘉明像が再び目の前に現れる。なお加藤嘉明像の兜正面に付いている、丸い輪のデザインは加藤家の”蛇の目”家紋である。
そしてこの暗くなった時間帯で他の登城道の中でも、一番明るくて登り易いのがこちらの「東雲口登城道」。
ただ道中で暗い場所もあったので、それが怖いと思う人は避けた方が無難です・・・
昼間も見たこちらの「東雲神社(しののめじんじゃ)」と彫られている石碑が、「東雲口登城道」の目印。この東雲口登城道の麓に、久松松平家の家祖を祀る東雲神社が設置されている。
さてここから東雲神社の駐車場に出て、更に上に続く坂道が続きます。松山城の本丸は約120m程の高さになっているので、本丸まで登るには7~10分程は掛かり、そこそこにいい運動となる。なお本丸公園内では自動販売機が設置されているので、特に水分などは手持ちに無くても上で買えるので心配はない。
こんな旅はまた次回に続きます!
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