高千穂峡に向かう途中に見つけた、日本最大級鉄筋コンクリートの天翔大橋【宮崎旅行記⑮】

宮崎県旅行記2020年-⑮

 旅行期間:2020年10月18日~22日

貧乏人は高速道路代をケチる?!

さて宮崎県で迎えた2日目の朝は、まず宿泊している「宮崎第一ホテル」の朝食会場に向かいます。この朝食会場ではコロナ感染対策で一度に入場できる人数が決まっているので、チェックイン時に朝食を食べる時間を伝えておく必要があった。

 

宮崎第一ホテルでの朝食タイム!

この2日目は宮崎県の中でも一番観光客が多く訪れるという高千穂峡に行く予定にしていたので、そこそこに早起きする。この宮崎市内から車で高千穂峡へは2~3時間は掛かるので、結構な距離がある。だから本来ならもう少し早めに朝食を食べるべきだったのだが、今日のお天気はあいにくの雨模様だったのであまり気が進まなかったのだ。。

 

ホテルの謳い文句は「従業員も食べに来る朝食!」らしく、あまり広くはないビュッフェ会場だったけど、色んな料理が豊富に置かれている。ここにある大皿の玉子焼きや鮭などは人気メニューだから、大きなお皿で提供されているのだろう。

 

こちらは洋風のソーセージやスクランブルエッグなどが置かれていて、料理には不自由しないビュッフェ会場となっていた。

 

ここ宮崎第一ホテルで提供されているご飯は、宮崎県産のコシヒカリを使っているようだが、隣にカレーが入った容器が置かれていると、その匂いに釣られて白米を食べたかったのに知らず知らずのうちにご飯にカレーを掛けてしまっていた。。

 

という事で朝からカレーを食べる。ビュッフェも料理を取っている時は多いとは思えないけど、テーブルに座った後にトレイなどを見直すと、「ちょっと多く取り過ぎたかな・・・?!」と思ってしまう事が多々ある。

 

ただ朝から野菜を豊富に採るのは、体にとってはいい事。朝から野菜などを食べずに、デザートのような甘いパンやケーキを食べる女性などもたまに見かけるけど、今のボクにとっては野菜しか目に入らない。

 

ライスと麺は炭水化物&炭水化物なので、このコンビネーションは冷静に考えるとあまりオススメは出来ない。しかし日本だったらやっぱり美味しいお米を食べたいし、ビュッフェだとほぼスパゲッティの麺を取ってしまうし。。

 

朝食会場は窓が開けられていて空気は充分に換気されており、扇風機も回されていたので空気は循環されていた。朝食を食べ終わるとホテルスタッフがテーブルを消毒液で拭いてくれるので、宮崎第一ホテルの細やかなサービスというか丁寧な対応がここでも見れる。

 

 

外の景色が見える朝食会場だったからか、それとも少し多めに取り過ぎたからか、食べ終わるのに約20分を要した。今日の目的地は片道2時間以上掛かる遠距離なので早く出発するに越した事ないが、雨降り模様なのであまりテンションが上がらなかったので、食べるスピードが落ちたようだ。それとカレーの器にご飯粒が4~5個残っていたのが、今思うと我ながらもっと綺麗に食べなければいけなかったと反省するのであった。。

 

そして一旦部屋に戻り、歯を磨いて少しゆっくりしてからホテルを出発する。そんなに雨は降っていないけど、いまいちテンションが上がらない朝。しかし午後からは雨は止んでくるとの予報なので、その予報を信じて出発する事にする。

 

こちらはホテルの駐車場で、朝8時半頃には半分ぐらいの車がもう出発済みであった。恐らく仕事の為に宿泊している人が、早くから出発していっていたのだろう。

 

という事で高千穂町のある北側へ向かって、車を進めていきます。

 

 

途中、日向の道の駅で休憩!

宮崎市内から高千穂峡までは途中高速道路(約2,500円)を使えば2時間ちょいで辿り着けるのだが、無職の貧乏人はなるべく高速道路は使いたくなかったので下道をズンドコ・ズンドコと北上し、約1時間半かけて途中の「道の駅 日向」で少し休憩する事に。

 

【道の駅:日向】

住所:宮崎県日向市大字幸脇241-7
営業時間:9時~18時頃(※夏場は19時まで/年末年始休み)
電話番号:0982-56-3809

 

 

宮崎市内から北九州市と鹿児島を結ぶ国道10号線をひたすらに北上して日向市の手前までやって来たけど、一般道は途中混み合ったり、信号があったりで止まる事が多いので長時間の運転はさすがにしんどい。高速道路を使えば約2,500円が追加出費になるけど、その代わり1時間程は移動時間を短縮できるし、止まる事がないので快適に運転できるのだが。。

金持ちは迷う事もなく、高速道路を使うんだろうが。。

 

トイレ休憩も兼ねて道の駅内を少し物色する。もし高速道路を使っていれば、この道の駅に寄る事はなかった訳なので、ここに立ち寄った事も何かの縁だろう。ただしまだ旅行2日目なので、お土産の買い過ぎには注意しないといけない。

 

そうやって自制心を働かせるものの、最近はすっかり野菜好き男子となってしまったボクは、この「10種の野菜チップス」を買いたいという欲望からは逃げる事が出来なかった。ただ色んな野菜が入っているチップスだったので、飽きずに食べれるチップスでお酒のつまみにも合うので、個人的にはオススメである。

 


 

こちらは「10種の野菜チップス」を帰って食べた際の写真。このようにチップスという名前で想像する物よりも、はるかにカラフルな色合いをしていた野菜達。

 

野菜好きからすればたまらない野菜チップス。ポテトチップスなどを食べるよりも遥かに体に良さそうにも見えるし、野菜の味が凝縮されているように感じた。

日向夏男
日向夏男

宮崎の野菜は美味しいよ!

 


 

それと「天ぷら ごぼうせんべい」も買ってしまった。買ったお土産を見るだけで、その当人が野菜が好きだという事が分かるように思える。

甘いお菓子には惹かれないけど、野菜のお菓子には惹かれます!

 

 

日之影町の天翔大橋にて

そして日向で少し休憩した後は再び下道をドンドコと進んでいると、「日本一の橋」と書かれた文字の看板を発見。そこでUターンして「天翔大橋」という橋の麓で再び見学を兼ねて休憩する事に。

 

【天翔大橋(高松大橋)】

住所:宮崎県西臼杵郡日之影町岩井川
電話番号:0982-87-3801
(※日之影町地域振興課)

 

 

この天翔大橋の手前には展望台のようなスペースと公衆トイレがあった。そこにはこのようなパネルなども設置されていたので、これらを見て天翔大橋について知識を得る事にする。

 

この天翔大橋があるのは日之影町という宮崎県の中でも北部に位置する町で、目的地の高千穂峡のある高千穂町の隣にある。この辺りは景色を見れば分かるけど渓谷が多くて、昔から農作物などの運搬に難儀していた場所。昔は大きな橋を造れなかったけど、近年は橋を架ける技術と機材の性能がどんどんと向上していった為に、この辺りでも沢山橋が造られていっているようだ。

 

この天翔大橋は鉄筋コンクリート固定アーチ橋という形式の橋に分類されて、そのアーチ間の距離が260mでそれが鉄筋コンクリート造りの橋では国内最大であり、かつ水面からの高さが143mでこれも鉄筋コンクリート造りの橋では国内最大だという。

日向夏男
日向夏男

「鉄筋コンクリート造りの橋では・・・」という条件での日本一です。。

 

この天翔大橋は約4年間に渡る工期の末、2000年7月に完成した。橋としては全長463.2m/幅8.75mで、歩道用の街灯などは橋に取り付けられている小型風力発電機によって賄われているという。

 

この日之影町は自然が豊かな場所で色んな農作物が採れる場所のようだけど、あまり目立った観光資源がない為に、この天翔大橋も日之影町の観光資源のようだ。だから誇張気味に”日本一の橋”という文字が、看板に書かれていたようだ。

 

橋と一口に言ってもその形状には色んなタイプがあり、素人からすると「〇〇型の橋」と言われても全然分からない。だから”日本一の橋”って聞くと、もっと大きい橋を想像してしまうけど、日之影町verの”日本一の橋”だったかもしれない。

 

 

天翔大橋の景色 動画

 

 

せっかくなので天翔大橋を途中まで歩いてみる事にする。このように片側にだけ歩道も作られているけど、この橋を歩いて渡る人は殆どいないかもしれない。この辺の田舎では車がないとどこへも行けないような場所に思えるし、この橋滞在時も2台の車しか見かけなかったし。。

 

 

天翔大橋の中央付近まで行くと、下に流れる川の水面まで143mという高さがある場所なので、手摺部分よりも高い金網が設置されているのが見える。これだけ高いと下手したら自殺スポットになるかもしれないので、橋も高ければいいというものでもないかもしれない。。

 

 

天翔大橋を歩く 動画

 

 

ただこの辺りは渓谷が多いので、このような大きな橋が出来る事によって周囲の住民の生活はとても楽になった事だろう。ただこのような田舎の町では税収が少ないので、国からの補助金が無ければこのような大きな橋を造るお金を捻出する事が出来ない。だからその背景では色んなお金の動きがあったのかもしれないな。。

 

宮崎県は九州の中でも人口密度が少ないので、とてものんびりとした印象を受ける。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

宮崎県出身の女の子はのんびりとしていて、それが可愛いぞ!

 

このような場所も自然豊かな場所だから「住めば都」なんだろうけど、もう少し便利な場所じゃないと過疎化の影響もあって、年々不便になっていくように思える。

 

そして高千穂峡に行く前に、その近くにある「国見ヶ丘」という景色スポットに向かう。ここは標高が高いので秋頃の朝晩と昼の温度差がある時に雲海が見られる場所として、多くの人達が雲海を見にやって来る人気スポットとなっているそうだ。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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