真夏でも夜は意外と冷える藻岩山展望台から、眺める札幌市街の夜景

北海道/札幌旅

 旅行期間:2020年9月1日~4日

 

冷たい風が吹く展望台

夜の札幌市内藻岩山駐車場

北海道は札幌旅の初日、暗くなった夜に札幌市内の夜景を一望できる藻岩山へとやって来ました。ただしこの藻岩山は昔から札幌市内の夜景を眺めるスポットとして観光地化されており、車で向かうと山頂ではなくロープウェイ乗り場がある麓までしか辿り着けません。

 

札幌市内の藻岩山にて

夜の札幌市内藻岩山駐車場のロープウェイ乗り場

そんな1200円払って専用の自動車道を登ってきて辿り着いたのは、この藻岩山:もいわ中腹駅である。てっきり山頂まで行ける自動車道だと思っていただけに、ちょっとガックリ。そしてこのサッポロ訪問時は2020年9月1日だったので、半袖シャツしか持って来ていなかったけど、さすがにちょっと標高は高くなって日も暮れていたので、少々肌寒い感じになって来ていた。

 

 

 

ロープウェイで藻岩山頂上を目指す

「藻岩山展望台」麓のロープウェイ乗り場

この藻岩山の山頂にある展望台まで向うには徒歩で山を登る事も出来るのであるが、それが嫌な人は山麓駅からここの中腹駅までロープウェイに乗って(もしくは車で専用自動車道を通って)やって来て、ここから山頂まで出ているケーブルカー「もーりすカー」に更に乗って昇る必要がある。

メグちゃん
メグちゃん

つまり下からだとロープウェイとケーブルカーを乗り継がないと、頂上まで行けないのよ~!

 

「藻岩山展望台」麓のロープウェイ乗り場内

そして「もいわ中腹駅(もーりすカー乗り場)」の中に入ると、このようにケーブルカー待ちの行列が出来ていた。コロナ禍の2020年には色々と国内旅行をしたけど、殆どが平日に旅行したのでこれだけの行列にはあまり遭遇する事が無かった。それと皆さん山頂が寒い事を知っているのか、殆どの人が長袖を着ているのが見える。

モ~モ~子
モ~モ~子

北海道の夏は短いからね!

 

「藻岩山展望台」麓のロープウェイ乗り場にあった看板

このように「日本三大夜景」ではなくて「日本新三大夜景」と謳われている夜景スポットに、このサッポロの夜景が入れられているようだ。その日本新三大夜景の他の2箇所である「長崎」は、2019年に甥っ子ちゃんと稲佐山に登ってそこの展望台からの夜景は既に眺めている。そして「北九州」はこの前の旅行の際に行った場所だったけど、残念ながら同行していたエロ坊主オジサンがあまり夜景には興味が無かったようで、行く機会が無かった。。

 

 

「藻岩山展望台」麓のロープウェイ乗り場にあった、札幌市内の地図

この藻岩山は標高531mの山で、夏場には登山する人も多いという。ただし冬は勿論北国なので雪が沢山積もる場所なので、徒歩や自動車での侵入は禁止になる場合がある。なのでこのように麓駅からロープウェイに乗って、中腹からケーブルカーが運行されているようだ。

 

「藻岩山展望台」麓のロープウェイ乗り場の景色

なお、この中腹駅から乗る「もーりすカー」の乗車料金は往復料金:大人600円である。しかし札幌市民には優待制度があり、免許証などの証明書を見せれば大人は半額の300円で乗れるのだ。

メグちゃん
メグちゃん

昨日までは札幌の観光施設が無料だったのに~~!

 

「藻岩山展望台」麓のロープウェイ乗り場の車両

こちらがその「もーりすカー」というミニ・ケーブルカーで、これに乗って約5分程で藻岩山の山頂まで連れていってくれるものである。

 

 

「もーりすカー」で山頂に向かう景色 動画

 

 

「藻岩山展望台」麓のロープウェイに乗って見える札幌市内の景色

この「もーりすカー」で進行方向の反対側を見ていると、このように段々と札幌市内の夜景が見えるようになってくる。こんな札幌の街も明治維新が起きた頃には殆どこのような街自体が無かった訳で、そう思うと開拓使達の努力や人間の逞しさを感じる光景でもある。

 

 

藻岩山の頂上に到着

「藻岩山展望台」麓のロープウェイに乗って到着して展望台

そして程なく藻岩山の頂上駅に到着します。さっきのケーブルカーは2011年に行われた藻岩山の観光施設リニューアルの際に新しく運行されたもので、このように山頂の施設もまだ全然古くは感じない場所である。

 

「藻岩山展望台」麓のロープウェイに乗って到着した展望台の階段を登る

そして山頂駅から展望台へと続く階段を登っていく。今までは何も気にせず階段をゾロゾロと登っていたけど、この2020年に起こったコロナ禍の影響で、このような階段でも一応前後との距離を空けて進む必要があった。だけどそのような距離感を保つ事を常に意識しておかないと気付かぬ内に距離感が縮まってしまう事が多いので、なるべく普段から距離感を空ける意識を持っておく必要があった。

 

「藻岩山展望台」麓のロープウェイに乗って到着した展望台の階段を登る1

さっきの中腹駅で車を降りた時もヒンヤリとしていたが、展望台への出口位になるとさらにヒンヤリとした空気を感じる。この藻岩山の頂上では真夏でも札幌市内の気温に比べると、標高500mを越えている事もあって一段と気温が低くなっている場所でもある。

 

藻岩山の展望台にて

「藻岩山展望台」麓のロープウェイに乗って到着した展望台の景色

そして展望台へと出ると、さっきのヒンヤリとした空気に輪を掛けたように、強く打ち付けて来る風によって更に体感温度が低く感じる。なので他のお客さん達が長袖を着込んでいた理由が良く理解できたけど、今回はまだ夏だったのでそんな長袖の服は一切持って来ていなかったので、ここは我慢するしか方法は無かったのである。。

 

「藻岩山展望台」麓のロープウェイに乗って到着した展望台にあったライト

展望台の一角にはこのように「幸運のベル」的な物が設置されていて、特に夜景を見に来る人が多いのでこのようにわざわざ内側に照明が取り付けられていて、この中に入るだけで神々しく輝いているように見える写真が撮れるスポットと化していた。

 

「藻岩山展望台」から眺める札幌の夜景1

そしてこちらが藻岩山の山頂に設置されている展望台から眺める、”日本新三大夜景”と謳われる札幌の夜景である。ただし思った以上に風が強く吹き付けて来る場所なので、スマホなどで撮影する時は特に夜景撮影だと写真がブレやすくなるので、注意が必要な場所でもある。

 

 

藻岩山展望台からの景色① 動画

 

 

「藻岩山展望台」から眺める札幌の夜景2

そして札幌の夜景でも特に明るく見える中心部分はご存じ、北海道を代表する歓楽街のススキの街である。

 

長年北海道の経済を支えてきたススキの街であるが、この2020年には札幌市内で新型コロナウイルス感染者を増加させた街として”札幌市内の悪の根源”のようなイメージが勝手に付いてしまって、飲食店などが悪者扱いされるようにもなったりして、また営業自粛によって多数の飲食店などが閉店を余儀なくされる事に至っているようだ。

 

「藻岩山展望台」から眺める札幌の夜景3

ただこのような夜景が綺麗と言っても、これは自然が創り出した美しさではなく、現代の人類が地球環境を破壊した上での造られた景色なので、冷静に地球環境も含んだ視野で考えるとあまり喜べない結果でもある。人類というものは長年地球上に住み着いた進化の過程で、夜間に光る物に対してより興味を抱くようになってしまっている。なのでこのような夜景を綺麗だと思う事は、ほぼ本能のままに思ってしまう事でもあるので、当然といえば当然なのであるが。。

 

 

「藻岩山展望台」にあった鍵

そしてそんな山頂の展望台には、このようにゴミ・・・じゃなくて願掛けの鍵が何個も設置されている。こういった願掛けをした所で実際には何の効果も無くて、カップルが別れるかはどうかはお互いの相手への心掛けが重要だと思う。このようなカギを購入して設置するので喜ぶのは、この鍵を販売している人だけである。。

メグちゃん
メグちゃん

そういうけど、女子なら誰もがしたくなるのよ~!

 

「藻岩山展望台」から眺める札幌の夜景4

そして札幌の夜景もず~~っと眺めていられる程には温かくなくて、冷たい風が思いっ切り吹き付けて来るので、半袖野郎には長い出来ない場所。それに夜景も別に動くわけではないので、ある程度写真を撮ればそれで充分である。という事で展望台を後にする前に、せっかくなのでここに設置されていたベルでも記念撮影を行う事にする。

 

「藻岩山展望台」のモニュメントで楽しむ男

よくテレビや写真を撮る時に「女優ライト」と俗に呼ばれるような照明を被写体に当てる事によって、その被写体がこのように野暮な真っ黄色半袖Tシャツ野郎をも、このように神々しく生まれ変わらせてくれるのだ。

 

「藻岩山展望台」のモニュメントで楽しむ男1

しかもこの背景が暗闇の中だと余計に「女優ライト」が効果を発揮して、被写体を明るく見せてくれている。それだけにこのようにバカっぽいポーズをしていても、そんなにバカっぽく見えてないような気がする。

メグちゃん
メグちゃん

そう思っているのは、自分だけかもね?!

 

「藻岩山展望台」のモニュメントで楽しむ男2

このように充分に「幸せのベル」的なもので遊んだ後は、ちゃんと消毒スプレーで手を消毒する必要があります。特にお年を召した方々は地下鉄の構内に向かう際とかに手すりに自然に手を掛けているけど、そういった場所もコロナウイルスが付着している可能性があるので、外出する時は自分が勝手に触れてしまいそうなものに意識して注意する気持ちを持っておく必要がある。

おかげで2020年には、コロナウイルスに感染する事なく過ごせました!

忙しいクマ
忙しいクマ

だからと言って、2021年に罹らない訳じゃないんやで!

 

「藻岩山展望台」にあった札幌市内の説明パネル

藻岩山の山頂がここまで冷えているとは思わなかったので、このようなパネルを見ながらじっくりと札幌の夜景を楽しみたいという気持ちは、ボクの体温と共に冷たい風に吹き流されてしまっていた。。

メグちゃん
メグちゃん

夏でもここまで寒いの、忘れててゴメンね~~!

 

 

藻岩山展望台からの景色② 動画

 

 

 

「藻岩山展望台」から眺める札幌の夜景5

さて今回は札幌付近だけを巡る4日間滞在の旅。そしてその内3日間は案内してくれる札幌市民のメグちゃんに、その旅程を丸投げしていた。ただ今ながら思うと、やっぱり旅ってのは誰かに旅程を決めてもらうよりも、自分で行きたい場所や日程などを計画して実行した方が、より自分の経験として記憶に残り易い気がする。

モ~モ~子
モ~モ~子

「苦労は買ってでもしろ!」という格言が、人間界にはあるらしい!

 

「藻岩山展望台」を写真に収める

札幌市民のメグちゃんだけど、この藻岩山展望台には久しぶりに来たという。確かに夜景マニアとか写真マニアとかでなければ、地元の観光名所とかは意外と行かないものである。しかしさすが札幌市民だけあって後で写真を見返してみると、このようにちゃっかり長袖を羽織っていたメグちゃん。。

 

「藻岩山展望台」にあった、小倉の夜景のパネル

またこの”日本新三大夜景”のパネルを見ると、遂この前に北九州に行った際に夜景を見ておいたら良かったと思う気持ちが湧きだしてきた。この時もほぼ案内してくれたエロ坊主オジサンにお任せ旅だったので、夜景をリクエストしなかったボクの問題だったのであるが。。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

夜景が好きとは、見た目以上にロマンチストけ?!(笑)

 

「藻岩山展望台」のロープウェイ乗り場で下に戻ってくる

何だかんだで展望台では約20分滞在して、再びケーブルカーに乗って藻岩山の中腹駅の駐車場に戻ってきました。なおこの藻岩山で麓からロープウェイとケーブルカーを乗り継いで山頂まで登ろうとすると、大人1名の往復券で1800円もするのである。まあそれだけ施設などの運営費用が掛かっている訳だから、そんな費用を加味した上で展望台へ向かう事をオススメします。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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