九州縦断旅行記(秋)2020年-54
旅行期間:2020年10月24日~28日
(Check into a hotel at the foot of Mt. Aso and taste Kumamoto’s specialty: red beef.)
少しでも混ざってればいい?!
今回の九州旅で福岡~佐賀~長崎と経て、遂に熊本市内へとやって来ました。そして熊本県のシンボル的存在である熊本城を見学した後は、今晩宿泊するホテルがある阿蘇山麓へと車を走らせます。
今日は天草諸島の中でも一番西側の端っこである苓北町からスタートしているので、既に阿蘇山に向かう途中には夕陽が落ちかけている光景が見える。こうやって毎日見れる夕陽だけど、これまで何億年と変わらずに輝き続けてくれている太陽に感謝を捧げるタイミングでもある。地球上に生きる生命にとって、この太陽の輝きは欠かせないもので、もし太陽が消え去ってしまうと地球上は低温地となって、人類や他の生命体も暮らす事が出来なくなる。
崩壊した橋を眺める!
阿蘇山麓のホテルに向かっている途中に、道の脇に駐車場のようなスペースが造られている場所があったので、そこで少し寄り道をする事に。何があるのかと思っていたら、このように渓谷を挟んだ奥に無残にも崩れ去った橋が生々しく見えていたのであった。
どうやらこの橋も熊本城が被災した2016年の熊本地震によって、大規模な地滑りが発生して阿蘇大橋という橋が崩れた跡がそのまま残されている。そして今ではその光景を後世に残す為に「数鹿流崩之碑」という記念碑も設置されている。
2016年に発生した熊本地震は熊本城が被災した事でも有名だけど、熊本県内ではそれ以外にも多く被災している。地球上に住んでいる限りは、こういった地震の被害を避ける事はほぼ不可能である。だから地震を防ぐのではなくて、地震が起きた際に起こすべき行動をしっかりと頭に入れておく必要がある。
こちらはくまモンの『がんばるモン』というガードレールが設置されている。こうやって見るといつも笑顔のくまモンに、何だか癒されて熊本が好きになってしまう瞬間でもあった。。
「阿蘇リゾートグランヴィリオホテル」にて
そして今晩宿泊する「阿蘇リゾートグランヴィリオホテル」に到着する。ここは普通のホテルというよりは、裏に大きなゴルフ場を備えたゴルフリゾート・ホテルという雰囲気。表の門から車で5分くらい離れている本館で、駐車場も広い。
ホテル内に入ると広いロビーが見える。フロントも大勢のお客さんを捌けるようにと長めに造られているようだ。ここはすぐ裏手にゴルフ場があるのでゴルフ客が多そうだけど、住所が米塚温泉となっている位に天然温泉に浸かれる露天風呂などもあるリラックスできるホテルであった。
ロビーにはこのように大きなくまモンらしきぬいぐるみが置かれていたけど、どうもボクが今まで見てきたくまモンの顔に比べると、少々精彩を欠いていたかのように感じた。ひょっとしたら、くまモンの偽物だったのかもしれない。
なんか微妙な、くまモンね・・・
このホテルは大箱ホテルのような感じで、シングルルームはなくて、1人で泊まってもツインからの部屋となっている。バルコニー付きで24.37㎡の広さとなっている部屋で、宿泊料金は朝食付きで10,070円だったけど、”GO TO キャンペーン”などの適用で▲3,851円となり最終的に支払った料金は6,219円なり。
じゃらんネットや楽天トラベルの口コミ評価でも★4.2前後と、なかなかに評価のいいホテルです!
エロ坊主オジサンは今日お別れとなったので、1人で2つのベッドは扱い切れない。個人的にはシングルルームの部屋で充分なんだけど、ホテルによってはこのようにシングルルームも無いホテルもあるので、これはこれで仕方がない。
ケチるのであれば、ベッドはなくてもこのソファーだけでも充分な位に思える大きなソファーだった。大箱ホテルだけに広々とした余裕を感じる部屋の造りとなっていた。
リゾートホテルという名前だけあって、部屋内であまり仕事関係を行う人がいないからか、一応机もあったけど、このようにとても小さな机となっていた。ボクが普段泊まるビジネスホテルは、一応ビジネスマンがメインで泊まるようなホテルなので机は欠かせないものだけど、リゾート地に行くと机はあまり必要ないのであろう。
勿論今時のホテルは、ほぼトイレにはウォシュレットが完備されている。逆にウォシュレットが付けられていないだけで、ホテルの口コミ評価が下がってしまう時代でもある。
そしてここのホテルは珍しく部屋内に、このように洗面台が用意されている。普通はユニットバス内に手洗い所が用意されているので、少々戸惑うのであった。
こちらはお風呂だけど、ホテルには天然温泉の大浴場が用意されているので、わざわざ部屋で風呂に入る事もない。でも万が一温泉が出なくなった時の事などを考慮して、このように各部屋に浴槽が設置されているのだろうか。
そして今回の宿泊で1,000円分の地域共通クーポンをゲットする。2020年の後半は”GO TO キャンペーン”と地域共通クーポンのおかげで、リーズナブルに国内旅行をさせてもらったけど、年末からサービスの利用停止になってから新型コロナウイルスが一段と活発に暴れ出してしまったので、すでにこの取り組みは過去のものとなってしまった感が強い。。
「コーヒープラザイースト」で晩飯!
ホテルにチェックインを済ませた後は晩飯を求めて車に乗り込み、周辺の食べ物屋さんを探します。ただこの時期は閉まっているお店も多々あって、なかなか良さげなお店が見つかりません。しまいにドコでもいいという状態になってきて、思い切って飛び込んだのがこちらの「コーヒープラザイースト」という喫茶店のようなレストランのようなお店だった。
お店の奥には大きな駐車場が用意されていたけど、全然車が停まっていなくて少し不安だった。しかしこちらのメニューだけ見ていると普通にレストランのような料理が見えるので、こちらに決めたのである。
店内に入るとこのように写真が沢山飾られており、隣では写真館も経営しているようで、皇室の人を撮影した事もあるという由緒ある写真館のようだった。
こちらはまだ赤牛を食べた事のない朋ちゃんが頼んだ「赤牛のハンバーグ定食」。この赤牛は熊本県ご当地牛としても有名だけど、まるまる赤牛が使われているハンバーグという訳ではなくて、赤牛の肉が混ざっているハンバーグである。
でも赤牛を食べたと言えるのよ~!
ボクは前回熊本県に来た時に赤牛のハンバーグを食べているので、ここでは赤牛の料理は頼まずに、普通の肉のステーキ丼を頼む。赤牛が特別美味しいという訳でもなく、牛自体がそれなりに美味しいので、このステーキ丼で充分である。
こちらは阿蘇の味噌汁・・・・ではなくて、普通の味噌汁。この味噌汁を見て全く違和感を感じないのは、自分が純粋な日本人である証拠。。
こちらも特段普通のサラダにしか見えないサラダ。個人的にはドレッシングは要らないけど、日本人はあまり味のない野菜をそのまま食べたいと思う人が少ないようで、だいたい出てくるサラダには何かしらのドレッシングが掛かっている事が多いのである。
こちらも普通な「切り干し大根」であるが、昔はこのような料理を年寄り臭い食べ物と思っている時期もあったけど、一度病院に入院した際に毎日切り干し大根で出てきて、それ以降は普通に食べれるようになってしまった。
赤牛と普通に食べる牛でそこまで味が変わるのか? 恐らく食べ比べをすれば同じ牛でも味の違いが分かるかもしれないけど、普通に美味しく食べれるという事自体が幸せと感じるべきかと思う。
さていい感じにステーキ丼を食べれて食欲を満たした後は、レストラン横を少し見学する。するとこのようなルパンが乗りそうなレースカーなども展示されていたりで、なかなかに見所のある店内。
近年はスマホの普及でこのような特別な時に写真を撮ってもらうという事が減りつつある時代だけど、さすがに写真を撮り続けてきたプロは、綺麗に見える角度や構図を熟知しているので、素人が撮る写真に比べるとよっぽど綺麗な写真の仕上がりになる。
こちらは念願の赤牛が食べれてご満悦の朋ちゃん。なおボクは基本的に紙媒体で地域共通クーポンを貰ったけど、朋ちゃんは電子クーポンを貰っていたので、なかなか使える所がなかったりで苦労している姿を見かけた。そういう光景を見ていると、日本も高齢化社会を迎えて国としてデジタル化に遅れている印象を受ける。
そして部屋に戻って、テレビを点けながらの晩酌タイム。なお、このホテルの部屋に用意されていたグラスは、このように金属製タンブラーとなっていて、豪華な晩酌を1人楽しむのであった。。
オレがおらんかったら、寂しいか?!(笑)
こんな旅はまた次回に続きます!
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