13年振りに訪れた沖縄でのメンソーレな旅の始まり【沖縄旅行記①】

沖縄旅行記2020年秋-①

 旅行期間:2020年11月11日~14日(3泊4日)
(The beginning of my first visit to Okinawa in 13 years [Okinawa Travelogue 1])

約13年振りの沖縄!

さて、また仙台から帰阪して1週間ほどで新しい旅先へと旅経つ時がやって来ました。今回選んだ旅行先は国内旅行でも北海道と人気を二分する、南国ムードが漂う沖縄です。

 

2007年に社員旅行で首里城を訪れた時の記念写真

2007年に社員旅行で首里城を訪れた時の記念写真

この沖縄を訪れたのは今回が初めてという訳ではなくて、今から15年前(この旅行時は13年前)の2007年に勤めていた会社の慰安旅行で訪れた事があります。ただこの時は40~50人程の団体旅行で、常に仕事場で一緒にいる人達と行動したので、全然旅行ムードが出なくて、沖縄のリゾートホテルの狭い部屋で上司と麻雀をしている時に「なんでわざわざ沖縄まで来て、麻雀をしないといけないの?!・・・・それっ、ポン!!」って思っていたのが記憶に残っている程度。

若かりし頃のボク、ドコに居るか、判ります?

 

沖縄旅行の金額

沖縄旅行の金額

今回の旅の費用は、国際通りにある『ホテルパームロイヤルNAHA国際通り』のデラックスセミダブルルーム(16㎡)で素泊まり3連泊、往復飛行機は今回はいつものJALを利用、そして現地で1日だけレンタカーを借りて(レンタカー費用は別途)で、”GO TO キャンペーン”と楽天トラベルのクーポン(2000円引き)を併用して、24,065円となる。

 

今回宿泊したホテル『ホテルパームロイヤルNAHA国際通り』は、沖縄旅行者のメインストリートでもある国際通り近くにあり、比較的モノレールの駅に近かったのと、口コミは上々で楽天トラベル・アワードにも過去に選ばれた事があったから。そしてホテル内には綺麗な大浴場もあり、部屋の狭いユニットバスを使わなくても済みます。

朝食付きを選ばなかったのは、単にケチったからです・・・

 

沖縄旅行での地域共通クーポン代

沖縄旅行での地域共通クーポン代

この旅行時はまだ地域共通クーポンが発行されていたので、今回は6,000円の沖縄と隣接する鹿児島で使えるクーポン券をホテルで入手します。

 

沖縄旅行でのレンタカー代

沖縄旅行での地域共通クーポン代

沖縄というと昔から行っている人からするとレンタカー天国のようなイメージがあるかもしれないけど、今回はなるべく那覇市内を走るモノレールを利用しようと思っていたので、2日目だけレンタカーを借りる事(免責保障込み2,500円)にした。この沖縄旅行で知ったのだが、沖縄で借りるレンタカーの料金が本土に比べると、とても安かった。探せば1,000円代もあったりでビックリしたけど、モノレールが造られる前はレンタカーしか移動手段が無かったので、その名残りだったのかもしれないな。

 

 

いざ、南国の沖縄へ!

さて今回の旅もまた毎度お馴染みのJALを利用します。伊丹空港から沖縄まではJALでも何便か就航しているが、なるべく滞在できる時間が長くなるようにと、朝早い便を予約する事にしている。旅行社の激安ツアーとかでは中途半端に遅い時間帯の行きの飛行機や、帰りの飛行機が午前中だったりするので、それだと少し勿体なく感じるのである。

 

最近は宮崎県や、九州縦断第2弾(福岡~佐賀~長崎~熊本)と巡って、今回は更に南下して沖縄の地へ向かう。見ている人からすると、「毎回家に帰らずにそのまま日本全国を流れるように旅をした方がいいのでは?!」と思うかもしれない。しかし旅のメリハリを付けるのもあり、またお土産を置いたり、現地で撮影した写真や動画をパソコンに保存したりと、一旦は帰る事にしているのである。

 

この2020年後半は国内旅行を色々と行ったけど、小型の飛行機ばかりだったのが今回は沖縄という目的地もあって、久々に国際線を思わす大きな飛行機に久々に搭乗した。そしてそれなりに搭乗客の姿も見えて、沖縄が観光客に人気の場所だという事が飛行機に乗るだけで感じたのである。

 

伊丹空港から沖縄の那覇空港までは、飛行機でおよそ2時間10分程のフライト。旅は飛行機に乗ると、離陸する時の高揚感でより旅を楽しめるような気がする。

 

 

那覇空港へと着陸する 動画

 

 

そして実に13年振りに沖縄の地に到着する。13年前の社員旅行も実は全然楽しい記憶が残っておらず、首里城だけを観光したけどそれ以外の場所には連れていってもらえず、沖縄でも北部のリゾートホテルに缶詰めとなった。その時の沖縄旅行も社長のボンボンバカ息子がゴルフメインで予定を組んだ為に、ゴルフをしない人間にとっては楽しめない内容となっていた。またそのホテルも高速道路を使っても、国際通りまでは2時間は掛かる程の場所にあったので、出るに出れない場所だった。。

 

久々の沖縄の大地を踏みしめる!

那覇空港のターミナル内に入ると、何故か自然に南国的なムードを感じる。本土とは気温・湿度が違う為に、そういった雰囲気を肌で感じ取ってしまうのかもしれない。昔中国に行った際にも、連れて行ってくれた知り合いの社長は中国の空港に到着すると「この香辛料の匂いが、嫌なんだよね・・・」と言っていたのを思い出す。

 

この沖縄は昔は琉球王国として、当時の中国の属国にもなっていたのもあって、日本本土とはちょっと異なった文化や言葉などの名残が今でもある。この「メンソーレ」という言葉は沖縄の方言で、歓迎するような意味合いとなっている。

琉球姫
琉球姫

メンソーレ!沖縄を楽しんでね♪

 

沖縄の観光で人気があるのは、この大きなジンベイザメが泳ぐ水槽などがある『沖縄美ら海水族館』。だけど今回の旅では那覇市内のホテルに宿泊し、レンタカーも1日だけしか借りないので、沖縄でも北側に造られているこの水族館の見学は諦める事にした。一応現地バスツアーとかもあったけど、水族館といっても魚を見るだけなので、そこまで興味が無かったのでもあった。。

 

さて久々にやって来た沖縄で、まずはちょっと那覇空港内を見回る事にする。昔は流行ったプリクラだけど、今は簡単にスマホで写真が撮れて、更には画像を簡単に加工も出来るのであまり使われない物になっているかと思っていたけど、若い世代は旅行の記念としてプリクラを楽しんでいる様子が見られた。

沖縄43
沖縄43

シーサーと一緒に写真が撮れる、滅多に無い機会さ~!

 

この沖縄は第二次世界大戦時にアメリカ軍に占領された事もあり、一時はパスポートが無いと入国が出来なかった時代もあったという。しかし戦争とは遠のいた現代に生きる若い世代からすると、そんなアメリカ軍占領時代なんて想像にも出来ない事だろう。

 

奄美大島でもそれなりに見られたけど、やっぱりこのシーサーの像は沖縄のシンボルと言っても過言ではない。沖縄の住宅には必ずといっていい程に、玄関脇にシーサー像が飾られている。

沖縄43
沖縄43

シーサーは守り神なのさ~!

 

 

日本最西端の駅「那覇空港駅」

そして那覇空港からその敷地内に造られている、沖縄都市モノレール線:ゆいレールの駅「那覇空港駅」へと向かう。このモノレールは2003年にこの那覇空港から首里城駅まで開通しているが、今ではもう少し先の浦添市まで延伸している。

 

【那覇空港駅】

住所:沖縄県那覇市鏡水

 

 

この那覇空港は実は”日本最西端の駅”となっている駅である。そしてこの次の駅である「赤嶺駅」は”日本最南端の駅”ともなっている。

 

このゆいレールが2003年に開通する前で、鹿児島の西大山駅が”日本最南端の駅”となっていた。ただ西大山駅は今では”日本最南端の駅”ではなくて、『JR日本最南端の駅』と表現されている。あくまでもゆいレールは鉄道というジャンルには入らないようで、鉄道駅と分類はされないようである。

 

だから鹿児島の西大山駅に行った時には、その駅が日本で一番南にある駅だと勘違いしやすい。だからちゃんとそこで表示されている内容も、自分で細かい事まで確認しないと、間違った知識を詰め込んでしまう可能性がある。西大山駅は『JRの・・・』というように、注釈が大事な駅なのだ。

 

 

この那覇空港駅は日本で最も西側にある駅なので、始発駅となっている。また沖縄ながらこの2020年3月からJR系の交通系ICカードが使えるようになったので、わざわざ券売機で乗車券を買わなくても良くなったので、便利であった。

 

 

このゆいレールの車内はまだ比較的新しい路線という事もあって、綺麗な車体になっていた。また先頭車両にはこのように操縦席の後ろに、運転手さんを監視できる席もあったりで、意外と人気になる席もあった。

 

県庁前駅付近を散策!

そしてモノレールに乗り込んでやって来たのが、こちらの「県庁前駅」。那覇市の中心部であるが宿泊するホテルまでは少し歩かないといけない距離にある駅。とりあえずホテルに先に寄ってリュックを預けたかったのだが、その前にこの辺りを少し散策する事にした。

 

 

 

この辺りは駅の名前からも分かるように沖縄県庁などがあったり、奥の左側には国際通りの入口があったりと、便利な駅ともなっている。国際通りに行くにはこの県庁前駅が近いのかもしれないけど、国際通りは意外と長いのでそのどの場所に行くかで、モノレールで降りる駅が異なるようだ。

 

という事で国際通りは後回しにして、まずは駅から北側に向かい、海沿いの大きな岩の上に建てられているという神社を見に行く事にする。沖縄ではモノレールは出来たものの、今でも車社会なので多くの車が走っている光景が見られる。

 

そして道を歩いていると、「くにんだなかみち」と文字が入った龍の置物を見かける。この辺りは那覇市久米という場所で、この通りには門が造られていた事もあって、重要な道だったようだ。

 

そして北に向かって進んでいると、右手に大きな「沖縄県立那覇商業高等学校」が見えてくる。こちらは沖縄にある高校の中でも大規模な学校となっていて、また野球部は1994年に春夏の甲子園に出場していた事もあって、沖縄では有名な高校でもある。ちなみに沖縄出身の女優である国仲涼子さん(旦那は俳優の向井理)は、この高校出身だという。

 

 

そして進んで行くと、左手にはこのような沖縄らしい建物というか、門が見えてくる。こちらは「福州園」という中国式庭園で1992年に造られた場所。沖縄は元々は古代中国の属国ともなっていたので、中国の都市とも交流があった影響でこの庭園が造られたようだ。

 

 

日本の本州ではこのような置物は神社の狛犬ぐらいでしか見る機会が無いけど、この沖縄に来るとこのような像が至る所に設置されているような印象を受ける。

 

 

このシーサーは沖縄の言葉で獅子(ライオン)を意味しており、沖縄での狛犬的な存在となっている。独自の文化を築いた沖縄であるが、主に貿易の中継地点として栄えた場所なので、日本やアジアに通じる仏教的な文化も浸透していたようだ。

 

ただこの福州園は残念ながら休園していたので、見学できず。ここも少し見学するつもりで考えていたので、出鼻を挫かれるのであった。。

 

そして更に海の方に向かって進んで行くと、反対側には車社会の沖縄だけあって、多くの車がやって来ていた人気のガソリンスタンドが見えた。「有村商事沖縄:若狭SS」という、地元では有名なガソリンスタンドのようだ。

 

 

そしてその先に目をやると、このように反対側の道路には一車線分に車の列が出来ているのが見える。一瞬何でこんなに車が並んでいるのかが理解できなかったけど、すぐにこの車の列はさっきのガソリンスタンドでの給油を求めて並んでいた事が判った。というのもこのガソリンスタンド「有村商事沖縄:若狭SS」は、那覇市内で一番ガソリンの値段が安いと言われている所なので、車社会の沖縄県民がこぞってこのガソリンスタンドに群がっていたのである。

琉球姫
琉球姫

沖縄県民にはガソリンの値段は、とても大事なのです!

 

13年振りに訪れた沖縄だけど、その頃はまだ色んな場所を観光したいという考えは全く無かった時代。その頃から休みの日はパチンコ屋に通い出した頃で、会社が休みの土日は1日中パチンコ屋に滞在していた。しかし時が流れば人も大きく変わるもので、今では全くパチンコをしなくなってしまい、昔は全く興味が無かった旅にハマっているのである。。

 

そして近くにあった公園にはシーサーではなく、このような大きな龍の立像が立っているのが見える。ただこの龍の像は古いものではなくて、さっき見た福州園のように中国の福建省との友好を記念して、まだ比較的最近に造られた物のようだ。

 

沖縄って琉球王国があったので大昔からの建物や像なども沢山残っているのかと思っていたけど、第二次世界大戦地には日本軍とアメリカ軍との激戦地でもあり、またアメリカ軍に占領された事もあって、大きく変貌した場所となっているようだ。

 

沖縄にも色んな歴史があるので、それぞれを自分の目で見て、自分の鼻で匂いを嗅いで、沖縄に聴こえる音に耳を傾けて、色んな事を感じる旅にしようと思った瞬間であった。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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