迷宮グルメでヒロシも来た、波宮前にある「まるや食堂」【沖縄旅行記④】

沖縄旅行記2020年秋-④

 旅行期間:2020年11月11日~14日(3泊4日)
(Maruya Shokudo” in front of Namiyamae, where Hiroshi also came for Labyrinth Gourmet [Okinawa Travelogue 4])

迷宮グルメでヒロシも来た食堂!

さて沖縄旅行に来てまず一食目に何を食べるのかは、その旅の命運を分ける程に大事な選択である。沖縄料理といって思い浮かべる物にはゴーヤチャンプルなどもあるけど、やっぱり日本人は麺料理に惹かれる。という事でお店入口に「沖縄そば」という文字が入ったノレンが掲げられていた、こちらの「まるや食堂」さんに入るとする。

 

 

 

まるや食堂で沖縄そばを!

年季の入ったような外観をしていたまるや食堂の中に入ると、壁にメニューがズラリと張られているのが見える。沖縄そばかゴーヤチャンプルを食べようと考えていたけど、それ以外にそば定食なるセットメニューもあったけど、沖縄料理屋に入るのは久々なので少し混乱する。普段見慣れないメニューばかりの時は、混乱して「沖縄そば」というシンプルな料理を選んでしまった。。

 


 

『迷宮グルメ:沖縄編』で訪れたヒロシ

『迷宮グルメ:沖縄編』で訪れたヒロシ

この「○や食堂」は芸人ヒロシが世界中を巡る人気旅番組の『迷宮グルメ 異郷の駅前食堂』で沖縄を訪れた際に、この食堂に立ち寄り沖縄そばを食べていた。自分が訪れた事のあるお店に、いつも見ている大好きな番組でヒロシが立ち寄っているのを見ながら微笑ましい気分になれたのであった。

 


 

そして今日は車を運転しないのでビールを注文すると、ここには生ビールが無くて、代わりにこちらの缶ビールが出てきた。そして出てきたのはやっぱり沖縄ならではの「オリオンビール」で、日本本土ではあまり見る機会が無いけど、沖縄県内では過去に地元企業のオリオンビールだけ酒税が減税されていた事もあって、未だに沖縄県内のビールシェアの大半を占めるメーカーである。

 

 

この時はそんなに店内は混んでいなかったけど、地元のおじいちゃんらしき人がノーマスクでブラリと立ち寄って、お店のおばちゃんと仲良さそうに喋っている光景が見られた。沖縄などの島国では普段からあまり感染症などを気にしない人が多いのか、この旅中でもマスクをしていない高齢者の姿をよく見かけた。それもあって一時はコロナ感染者が沖縄で急増していた時もあったけど、その理由が何となくわかったような気がしたのである。。

琉球姫
琉球姫

田舎に行く程、お年寄りはここまでコロナは来ないと思っているのよ!

いやいや、ウイルスは田舎とか関係ないですよ・・・

 

大阪では大正区に沖縄から出てきた人が沢山住んでいて沖縄料理屋が密集している地区もあるけど、それ以外には居酒屋ぐらいでしか沖縄料理を食べる機会がないと思う。ボクも夜に沖縄料理の居酒屋に何回か行った事があるけど、夜だったので沖縄そばを注文した記憶が無く、ほぼ初めて食べる沖縄そばを楽しみにしていた。

 

それなりに歴史のありそうな食堂の「まるや食堂」だけど、店内にはこのように回転する扇風機ではなくて、風を送るファンが3つも付いた3方向扇風機なる、珍しい物が置かれていた。

 

 

珍しい3つのファン付扇風機 動画

これだと回転する事なく、全方向に風を送れる優れものですね!

 

そして約4分ほどで出てきたのが、こちらの「沖縄そば」の単品である。なお沖縄そばの事を「ソーキそば」とも表現されるけど、厳密には「ソーキ」というとこの脂身たっぷりの豚の肉を差すので、[素ソーキそば=沖縄そば]となるようだ。

 

沖縄そばというと”沖縄のラーメン”のようなイメージをしていたけど、ソバという名前が付くだけにどちらかというとラーメンよりではなくて、うどん・蕎麦に近いようだ。そしてこちらがラーメンのチャーシュー代わりになっている、ソーキそばのソーキである。

 

個人的にはもう少しラーメン寄りのイメージを持っていたけど、実際に食べてみるとラーメンというよりも、薄口のうどんのように思えた。こういう麺料理はもう少し出汁の味が効いているかと思っていたけど、意外と薄味の沖縄そばだった。。

 

 

沖縄そばを食べます! 動画

 

 

正直想像していた程に美味しいと思う沖縄そばではなかったけど、これを地元の人が食べているという事は、このようなあまり濃い味付けをしていない方が長寿の沖縄らしく、体にとってはいいのかもしれない。現代の日本人は贅沢な生活をしていて、料理にもどんどん欲を出して美味しい物を食べようとするけど、それが本当に体にとっていいとは限らないのである。

 

 

さて沖縄そばを満喫した後は、ここから歩いて国際通りの東側の方にある、今晩宿泊するホテルへと向かう事にする。すると途中に写真屋さんがあってそこの店頭ディスプレイに写真が飾られていたけど、やっぱりここは沖縄なので沖縄らしい服装をしたおばあちゃんなどが写っている写真だった。

 

今では簡単に写真を撮れる時代になったのですっかり少なくなってしまった写真屋さんだけど、やっぱり人生に残す大事な写真はプロの写真屋さんに撮ってもらった方がいいのだろう。それにこのような昔の衣装も家に持っている人も少ないだろうし、衣装レンタルも兼ねて写真屋さんを利用するのかも。

 

そして更には風俗無料案内所の看板も見えてきた。この時はまだ昼間だったから、そのような雰囲気を全然感じられなかったけど、いきなり風俗街の文字が見えてきて、こんな普通の街中にあるのかと驚いたのであった。。

 

そして那覇の面白い所は、そんな「風俗無料案内所」を見たと思ったら、次に見えたのが教会だったりする所かもしれない。実際にはその風俗無料案内所から少々歩いた所にあった、こちらの「那覇中央教会」だけど、カトリックではなくてプロテスタント系の教会のようだ。

 

あまりキリスト教徒っぽいイメージの無い沖縄県民だけど、那覇市だけでも30前後の教会が存在しているという。ただ日本全体にしてもキリスト教徒の割合は、全体の1%前後なのでこの沖縄でもそれくらいの割合なのかもしれない。

 

特に教会らしい聖堂という建物ではなくて、普通の建物に十字架が備え付けられている感じの建物となっている。海外にも行って現地の教会の建物を沢山見てくると、このような建物が教会と言われてもそんな雰囲気に感じないようになってしまっている。。

 

さて再び少し南の方へ向かって進んで行くと、モノレールの高架下を通った先にある県庁周辺に辿り着きます。この辺りにはこのように大きな建物が沢山立っており、那覇市の中心部という雰囲気に見える場所となっていた。

 

 

国際通りに到着!

そして辿り着いたのが沖縄を代表する繁華街である、この「国際通り」。元々は那覇市内から首里城方面へと伸びる道の1つだったが、戦後の復興で大きく発展し、今では沖縄を代表するメインストリートとしてよくテレビなどでも放映される場所である。

 

そんな国際通りにはこのように入口にシーサー像が設置されていて、国際通りにやって来る観光客などを出迎えてくれている。なおこの「国際通り」という名前の由来は、戦後にこの通り沿いに「アーニー・パイル国際劇場」という映画館が出来た為に、その名前が付けられているという。

 

この旅行から約15年前に沖縄に社員旅行に来た際には、団体行動だった為に自由に行動できずに、みんなで首里城を簡単に観光した後はこの国際通りには寄らずに、そのまま北側のリゾートホテルに直行した為に訪れる事が出来なかった場所である。

 

そんな来てみたかった国際通りに実際に2020年に足を踏み入れたけど、来てみるとモロに観光客向けのお店だらけで幻滅してしまったというのが正直な印象だった。もう少し沖縄らしい料理屋とかがあるのかと思っていたけど、お土産を販売するお店ばかりが並んでおり、古風な沖縄らしさが全く消え去っていたメインストリートだった。

 

こちらのお店は今ではすっかり沖縄の人気お土産の1つともなっている紅芋タルトを販売している、「御菓子御殿:国際通り松尾店」の建物。紅芋タルトを始めとして色んな商品が販売されており、また店内では紅芋タルトも製造されており、その工程を実際に眺める事も出来るようになっている。

 

 

それとこの国際通りは上下各1車線しかない狭い道路の割に交通量が多い為ので、常に道路が混雑している。この通りにバスやタクシーなども走っているので、それぞれに客の乗降などで停車していると、それだけ渋滞が発生するという車両にとっては効率の悪い道になっているようにも感じた。

 

そして今や日本だけではなく海外に進出しており、”世界の小売店ドン・キホーテ”ともなっている存在だけど、この国際通りで見かけるとゲンナリしてしまう。国際通りというと、もっとコテコテの沖縄らしさが集まっていると想像していただけに、資本力のある観光客向けのお店が占拠してしまっていた。

琉球姫
琉球姫

国際通りも大きく変わってしまったわ!

 

沖縄でも最も観光客が集まる通りだけあって、その大通り沿いには資本力のある全国チェーンなどの店舗が集まり易く、昔から営業していた沖縄らしさのあるお店などは、裏の通りとかに移転してしまっているのが多いようだ。だから沖縄らしさを感じれるお店を探したければ、この国際通りから脇道を入って探した方が良さそうだ。

 

ボクの場合は過去の社員旅行の際にこの国際通りに来れなかった事が頭に残っていただけに、より沖縄らしさを膨らせ過ぎていたようだ。冷静に考えれば観光客が多く訪れる場所程に、資本力のある会社や店舗が入り、個人経営などの資本力の無いお店は隅に追いやられるのは資本主義の世界ではごくあり得る事なのだから。

 

特にあれこれと買い物をしたり、沖縄の郷土料理を沢山食べたいと思っていた訳ではないので、この国際通りのお店には全然反応しなかった。またもうドコにでも出店しているスターバックスの店舗もあったりで、沖縄らしさが皆無のように感じた国際通りであった。。

沖縄43
沖縄43

進化したというか、個性が無くなったと表現するのサ~?!

 

ただこのように国際通りの脇にあるアーケード通りには、まだ沖縄らしさが匂うお店があったりするので、買い物などはこのアーケード商店街の中を散策してお店探しした方がいいと思う。

 

そんな近代的な街になってしまった国際通りを半分以上歩いて行くと、那覇市観光案内所が見えてくる。今晩宿泊するホテルはこの観光案内所近くにあり、チェックインする前にここで沖縄の観光スポットのパンフレットをあれこれと物色する。

 

そしてその観光案内所からすぐの場所に、今晩宿泊する「ホテルパームロイヤルNAHA国際通り」の大きな建物が見えてくる。この国際通り近くにあるけど、リゾートホテルっぽい雰囲気を出していて、敷地内にはプールも用意されていたり、そのプールサイドにバーも併設されていたりと、それなりのホテルのような感じである。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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