出川ちゃんや反町隆史も食べて喜んだ、伯方島の塩アイスを味わう【尾道&岡山旅行記㊶】

尾道(広島)&岡山旅行記2021年3月-㊶

旅行期間:2021年3月某日(3泊4日旅)

伯方島の塩アイス!

伯方島 道の駅 建物

ここは愛媛県今治市の瀬戸内海に点在する島々の中にある「伯方島」。「伯方島」というと日本人の多くが知っている『伯方の塩』が作られる有名な場所でもある。そんな伯方島にある道の駅が、今回のサイクリング旅で最終目的地となっていた。

 

【道の駅:伯方S・Cパーク】

住所:愛媛県今治市伯方町叶浦甲1668-1
営業時間:9時~17時頃
電話番号:0897-72-3300

 

 

 

「道の駅 伯方S・Cパーク」にて

伯方島 道の駅 柑橘類

今回のサイクリング旅での目的地に到達した事もあって、すぐに折り返して帰るのもちょっと物足りなかったので、道の駅の中に入ってどんな物が売っているのかを、少し物色してみる事にした。

 

伯方島 道の駅 バリィさん ン行

こちらの大きなマスコットキャラクターの人形は、前回の愛媛県旅中によく見かけた『バリィさん』。愛媛県今治市のマスコットキャラクターであるが、しまなみ海道では愛媛県のイメージキャラクターである「みきゃん」の方がよく見かけたが・・・。

 

伯方島 道の駅 伯方の塩コーナー

そしてこの瀬戸内海の島々では昔から製塩業が盛んな地域もあり、この伯方島はこちらの「伯方の塩」の生産地としても有名な島である。現代人にとっては塩ってのは簡単に手に入る存在だが、昔は専売制になっていたり、独占的な生産販売方法がとられていた。

 

伯方島 道の駅 伯方の塩コーナー 焼き塩 販売

そして「伯方の塩」で大きく勘違いしてしまいそうなのが、このようなパッケージの商品だとここ伯方の海から作られた塩かと思ってしまうけど、今の「伯方の塩」の原料となる塩はメキシコかオーストラリアから輸入した物となっているのだ。

 

伯方島 道の駅 伯方の塩コーナー 焼き塩 裏の成分表記

元々この「伯方の塩」は勿論純粋な国産の塩だったけど、現代のグローバル社会では国内で生産効率の悪い製塩業は、賃金が高い国では価格競争に勝てなくなって、海外の塩を輸入するようになっていった歴史がある。

 

なので誤解させないように、パッケージの裏やホームページには、「メキシコのゲレロネグロ塩田」「オーストラリアのプライス塩田」で天日干しした塩を原料としていると記載されている。これらの塩田で1~2年掛けて天日干しして獲れた塩を輸入し、その塩を一旦瀬戸内海の海水に戻した後に濾過して再び塩に仕上げるという手間が掛けられている。

 

伯方島 道の駅 伯方の塩コーナー 焼き塩 パッケージ

伯方の塩は、輸入天日塩田塩と日本の海水が原料です。

伯方塩業株式会社ホームページより  ©HAKATA SALT co.,ltd.

 

塩って簡単に作れると現代人は思いガチだけど、実際にはかなりの労力が掛けられている。昔から一旦海水を天日干しにしてから、それを回収してもう一回海水に溶かしてから再度濾して製品化する。その過程で多くの燃料(薪)が必要で、現在の国内で殆ど塩業をしているのが見られないのは、それだけ儲からないからでもある。。

もみじ饅チャン
もみじ饅
チャン

昔は塩を作るだけで大儲けできた時代もあったのにね!

 

伯方島 道の駅 みかん飴 みきゃん

それはさておき、目的地に着いた達成感もあって、本来なら早めに道の駅を立ち去らないと帰りのフェリーに乗り遅れる可能性があったのだが、ちょっと油断していて他のお土産も見てみる事にした。

 

伯方島 道の駅 焼きニンニク

最近は特にこのニンニクを食べる事にハマっているので、こういった地方の道の駅に行くと、置いてあるニンニク関係のお土産にどうしても目と手が行ってしまう。ニンニクを食べて効果があるという実感はないけど、ニンニクを食べているだけで元気が出てくるようなイメージだけあるのだ。

 

伯方島 道の駅 みかん飴 パッケージ

ただ他には伯方島だからという程の名物はなくて、この瀬戸内海近郊のお土産品ばかりとなっている。今回は宿泊している「尾道ビュウホテルセイザン」で、素晴らしい対応をしてくれた可愛らしくて愛嬌に溢れるスタッフのサエちゃんに、この金色パッケージのお菓子を購入してプレゼントした。

「初めて見ました、このお菓子♪」って喜んでくれました!

もみじ饅チャン
もみじ饅
チャン

女の子にプレゼントって、完全にオッサンじゃけ・・・

 

伯方島 道の駅 日本酒 みきゃん

そしてこちらには、「バリィさん」「みきゃん」のデザインがそれぞれに入ったワンカップ型日本酒を発見。帰りのフェリーに乗りながら、瀬戸内海の風に吹かれつつ夕陽を眺めながら飲もうと購入。

 

 

伯方島で「塩アイス」を味わう!

伯方島 道の駅 塩アイス 旗

そしてこの伯方島で楽しみにしていた「伯方の塩アイスクリーム」を、そろそろ食べて帰る準備をする事にした。このアイスクリームは『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』の番組内で、ここを訪れた出川ちゃんとその時のゲストだった反町隆史が美味しそうに食べていたのを見た記憶があった。

 

伯方島 道の駅 塩ラーメン 旗

その番組内で反町隆史が道の駅内で、この「塩ラーメン」も食べているシーンがあったのを思い出す。昼食の時間帯だったら、このラーメンを食べてもいいけど、もう16時近くなので中途半端な時間だったのでパス。

 

伯方島 道の駅 塩アイス 販売 お店 外観

伯方の塩を使ったアイスクリームは道の駅の中ではなくて、この入り口横に併設された売店で買える。ただこの売店の営業時間は16時までとなっていて、地方の道の駅のレストランは16時までしか営業していない所も多いので、遅めに訪れた場合は閉まっている可能性があるので注意である。

 

伯方島 道の駅 塩アイス 販売 お店

特にこの売店の開店時間を調べていた訳でもなく、万が一閉まっていたら、それはそれで仕方がない事と諦めるだけ。とりあえずお店の正面に回ってみると、何とかまだ営業している様子だった。

 

伯方島 道の駅 塩アイス 出川哲朗の充電させてもらえませんか?

お店の受け渡し口には、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』の撮影で出川ちゃんと反町隆史が訪れた際の写真が飾られているのが見える。適当にバイクで旅しているだけの番組に思えるけど、意外とその地方の隠れた名所などを訪れているのが興味深い番組である。

 

伯方島 道の駅 塩アイス 購入

そして350円の「伯方の塩アイスクリーム」を購入する。「アイスクリームに塩が入っているのって美味しいのかな?」とも思ってしまうけど、塩が入っているといってもそんなにたっぷり入っている訳ではないので、ちょっと塩っぽさを感じる甘いソフトクリームとなっている。

 

そういえば前回愛媛県今治市側からしまなみ海道をサイクリングした際に、訪れた大島にある亀老山展望公園で「藻塩アイス」という塩のアイスを食べた記憶が蘇る。あの時は展望台まで登る坂道でとても疲れてしまった後だけに、その塩アイスがより一層美味しく思えた。

もみじ饅チャン
もみじ饅
チャン

疲れた後の塩アイスは最高にうまいよ!

 

伯方島 道の駅 塩アイス 砂浜 景色

帰りのフェリーは、2つ手前の生口島にある瀬戸田港から17時に出港予定となっている。今は16時前でフェリー出港の時間までは約1時間もあるので、余裕で辿り着けるだろうと思っていたこの時。ちなみにこの17時に瀬戸田港を出港するフェリーは当日の最終便なので、もし乗り遅れた場合には来た道をひたすらペダルを漕いで帰っていないといけない。

 

伯方島 道の駅 砂浜 景色

せっかくやって来た伯方島なので、すぐ立ち去るにはちょっと勿体なくも思ったので、この砂浜をしばし眺めてみる。奥には前回のしまなみ海道サイクリングで渡ってきた「伯方・大島大橋」が見えているが、本当にしまなみ海道は橋を建造してくれた人達に、感謝する気持ちを持って通行すべきだと感じた。

 

伯方島 道の駅 人型サイクルスタンド

この道の駅にも人型サイクルスタンドが設置されていて、ちょっとじゃれ合いたいようなポーズをしていた。ただ、これ以上出発が遅れるとフェリーに乗り過ごす可能性が高くなってしまうので、ここは遊びたい気持ちをグッと堪えて、写真だけ撮って我慢する事に。

 

 

生口島の瀬戸田港を目指す!

伯方島 大三島に向かう道

という事で16時に伯方島の道の駅を出発し、今までやって来たしまなみ海道を引き返していく事にする。一度は通ってきた道なので勝手を知ったばかりの道だけに、ちょっと懐かしさも感じたりしながら走っていく。

 

ちなみに伯方島の道の駅から、目的の瀬戸田港までは約17kmの道のり。本気で自転車を漕げば約50分程で辿り着けるだろうと皮算用していたけど、後から冷静に考えれば、普段自転車に乗らない人間が約50分間も全力でペダルを漕ぎ続けれる訳はないのだが・・・。

 

伯方島 大三島橋 通路

帰り道も平地ばかりだったら速いのだが、このようにそれぞれの橋を通過する際には坂道になっているスロープを登る必要があったので、坂道に差し掛かる度に体力が削られていく。

 

伯方島 大三島橋 通路 進む

急いで帰らないといけないのは重々承知しているのだが、やっぱり旅の思い出は写真で残すタイプなだけに、途中にちょっと足を止めて帰りの景色も写真に撮ってしまう。。

 

伯方島 大三島橋 通路 景色

ちょっと休憩という意味合いもある写真撮影だが、既に16時を過ぎてきているので、瀬戸内海の景色はそろそろ夕方を迎えようとしているのが見える。朝に出発して綺麗な瀬戸内海の景色を見てきたつもりだけど、自転車に乗っているだけであっという間に時間が過ぎてしまう。

 

伯方島 大三島橋 通路 渡る

そしてしまなみ海道で一番最初に造られた「大三島橋」に差し掛かる。しまなみ海道の醍醐味は瀬戸内海の小さな島々を巡る事でもあるが、このように色んなタイプの橋を渡る事も楽しみの1つである。

 

大三島 道路 進む

それはさておきゴールの瀬戸田港に向かって猛進するものの、そろそろ体力に限界が見えてきて、スピードがあまり上がらなくなってきた。そんな疲れ果てたボクをこれ見よがしに通り過ぎていく、普段走り慣れたサイクリストの速さが羨ましくも感じた・・・。

 

大三島 道路 進む2

そして大三島は幸い短い道で次の多々羅大橋まで辿り着けるので、意外と楽な島であった。ただ、多々羅大橋の入口は橋の下ではなく、左上の看板の通り、ちょっと手前の方に設置されているので注意。こういったちょっとしたタイムロスも、積もり重なると大きなタイムロスに繋がっていく。

 

大三島 道路 進む 多々羅大橋

来る時はあまり時間の事を気にしていなかった事もあって、もっと快適に早く移動できていた気になっていた。しかし、帰りは時間に焦り気味となっていたので、意外と自転車のスピードが上がらず、想定していたより時間が掛かっているイメージが出てきた。

 

大三島 道路 進む 多々羅大橋を渡る

でも、焦りながらでもこのように写真を撮る事を忘れないのがボクの良い所。最悪フェリーに乗り遅れても「死にはしないだろう!」と割り切って、もしフェリーを逃したら「その時はその時!」と思うだけである。

もみじ饅チャン
もみじ饅
チャン

充分写真撮ったのに、まだ撮るんや!(笑)

 

大三島 道路  多々羅大橋を進む

しかし走りながら帰り道の事を考えてしまう。もしフェリーを逃したら、通ってきたしまなみ海道を再び戻って、尾道までまた2時間近くペダルを漕ぐ必要がありそうだ。そして今の段階でそれなりに疲れがピークにきているので、2時間で帰れる保証もない。

 

大三島 多々羅大橋 海 景色

その場合にはそれ以外の港から出るフェリーで、尾道もしくは本州側に移動する便を使う案も検討しないといけない。瀬戸田港からは三原まで行くフェリーの便もあるので、三原までフェリーで行ってそこから約12kmの道のりを走って尾道まで戻るというプランBもある。

 

大三島 多々羅大橋 夕方 景色

ただ、体力が限界に近づいていると、そんな事よりもちょこちょこ休憩を入れながらでないと進めない・・・。そして振り向くと、”日本イチの斜張橋”である多々羅大橋と夕陽がコラボする景色が見られる。こういう景色を見ると、焦りながら生きるよりも、のびのびと自分らしい生き方をした方がいいかなと思ってしまった瞬間でもあった。。

もみじ饅チャン
もみじ饅
チャン

早う戻らにゃあいけん割に、余裕綽綽じゃのぉ!(笑)

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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