明石&加古川旅(2023年)-1
訪問:2023年1月下旬(1泊2日)
明石の橋渡し役!
「本年も明けまして、おめでとうございます!」
・・・・・
・・・・・
何、言うてんねん。
もう2024年、明けとるデ!
・・・というのは「2024年」の挨拶ではなく、この旅行記が「2023年」を迎えた為に、その挨拶でありました。
ただ、正確には上記の大晦日~元旦に掛けて奈良市内に数時間だけ滞在したのが2023年の初めに当たるが、それはひとまず置いといて、今回が個人的に2023年の旅スタートという気持ちであった。
約1年遅れの旅行記、さすが王子やけ!(笑)
舞子公園に到着!
今回やって来たのは兵庫県の「JR舞子駅」。
駅を降りてすぐの景色を見れば、何故ここに来たかが一目で分かる景観となっている。
江戸時代には考えられない、どえりゃ~な橋だぜい!
海側には「舞子公園」という兵庫県内で最初の”県立公園”になった公園があり、江戸時代には景観が優れた休憩所として、多くの人が訪れた場所だという。
ここで問題!
舞子公園は兵庫県の何市タコ??
明石市や~!
ブブ~~✖
正解は神戸市タコ!
明石海峡大橋という名前が付いている橋がある舞子公園なので、てっきり「兵庫県明石市」かと思ってしまうけど、実際には同じ兵庫県の神戸市垂水区となっている。
「神戸大橋」の方がいいかもね~!(笑)
「舞子の浜」として街道を行き来する人達に親しまれてきた舞子も、江戸時代には海岸線に松の木が立ち並んでいた光景が見られたというが、近代になるとその松が老衰や公害問題などで倒れていき、松の木が少なくなってしまったという。
そんな昔の松だらけの景色を復活させようと取り組みが行われ、その甲斐あってまた新しい松の木が育ちつつある舞子。
明石海峡の方に向って橋沿いを進んで行くと、右手に「橋の科学館」という明石海峡大橋について詳しく解説されている科学館が見えてくる。
明石海峡大橋の全てを勉強できる、素晴らしい場所タコ!
舞子プロムナードにて
明石海峡大橋は直近では、2022年6月に「大塚国際美術館」を訪問する際にバスに乗って通ったけど、このように橋の袂からじっくりと眺めるのは今回が初めてである。
まだまだ寒い2023年1月20日の午前9時頃だったので、こんな素晴らしい景観が見られる場所にも関わらず、全然観光客の姿を見かける事ができない程にガラガラだった。。
この明石海峡大橋は5000億円かけて1998年に完成した、当時は”世界最長の吊橋”という称号があった橋。
世界イチの記録は、破られる為にあるタコ!
明石海峡大橋の全長は建設開始当初は「3,910m」だったが、1995年1月17日に発生した『阪神・淡路大震災』で地盤がズレて約1m延び、現在は全長「3,911.1m」になっている。
あの大地震でもたった1mしか変化なかったタコ!
あの時の揺れは、ホントに凄かったナルト!
まだ朝早かった事もあって爽やかな空気の中、2023年も相変わらずこのコンビで旅に出掛けたのであった。。
毎度です♪
相変わらずのレッドソックス赤ジャンパーね~!
明石海峡大橋を眺める! 動画
この明石海峡は江戸時代以前から瀬戸内海を渡る船が、多く通ってきた海峡である。
というのも淡路島の反対:南側「鳴門海峡」は昔から渦巻く程に海流が激しい地帯であったので、難破する危険を少なくする為にも殆どの船がこの明石海峡を横断してきた。
かつては明石海峡を淡路島~舞子付近を渡る渡船が多く行き交っていた場所。
だが戦後の日本が貧しい時代に多くの人を乗せて転覆し、数百人の死者を出した難破事故が数多く発生し、それも契機となって明石海峡を横断できる橋の構想が強く進められていった。
明石海峡大橋の真下から、橋の底側を眺めてみる。
高度経済成長期の”日本技術”が結集された明石海峡大橋、しばらく眺めていても微動だせずに全く揺れもしない。
もし明石海峡大橋が揺れたら、エラい事になるタコ!
明石海峡大橋は「神戸淡路鳴門自動車道」という車専用道路となっている為に、歩行者や自転車などで横断する事ができない。
大鳴門橋も今は自転車で渡れないけど、将来は自転車で走れる予定ナルト!
なお、5000億円という膨大な予算の橋なので、当初の道路料金は垂水IC~~淡路IC間で普通車2600円だった。
たった一区間で2600円というと割高な印象を受けるが、膨大な建設費を回収する為に仕方のない料金設定だったのだろう。
その後は”ETC割引”や”休日上限1000円”などが実施されて料金は下がっていき、現在(2023年末時点)はETC搭載車での料金(普通車)は910円となっている。
※現金での支払い/非ETC車(普通車)の料金は「2,410円」
ETC使わないと、料金が2倍以上になるタコ!
国内旅行の際は、必ずETCカード持ってくよ~!
その明石海峡大橋が設置されている舞子公園敷地内には、”現存する日本最古のコンクリートブロック造り”の建造物で“国の重要文化財”にも指定され、今では「孫文記念館」となっている歴史的な建物も見られる。
その手前には
あっ、ドーナツ🍩の像がある!
と思ってしまうような記念碑が建てられている。
勿論、この像はドーナツではなく、明石海峡大橋に関連した『夢レンズ』という名前が付けられたモニュメント。
神戸市の第12代市長で土木技術者でもあった「原口 忠次郎(はらぐち ちゅうじろう)」の偉業を顕彰する為に、設置された物のようだ。
この『夢レンズ』というモニュメントは「人/自然/科学」と、そして橋で繋がる「本州/淡路/四国」の3要素が絡み合う構造を象徴しているという。
誰かおるタコ!(笑)
5000億円という莫大な予算だけではなく、橋建設に関わった多くの技術者や労建設関係者の”血と涙と汗の苦労”があって、見事立派な姿に仕上げられた明石海峡大橋。
次はそんな橋の上に登って、周囲を眺めれる「海上プロムナード」を見学しに行きます。
こんな旅はまた次回に続きます!
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