明石海峡大橋の勉強をして、狸の信楽焼が待ち受ける明石市に到着【明石&加古川旅16】

明石&加古川旅(2023年)-16

訪問:2023年1月下旬(1泊2日)

明石でもタヌキ!

明石海峡大橋を見に来た際に”是非とも合わせて見学しておきたい施設”が、橋の袂に設置されている「橋の科学館」である。

ちなみにこちらの施設は、明石海峡大橋の建設中に基地ベースとして使われていたスペースの跡地に造られている。

 

【橋の科学館】

住所:神戸市垂水区東舞子町4-114
営業時間:9時15分~17時頃(※定休日:月曜日)
電話番号:078-784-3339
入館料:大人310円/小中学生150円/65歳以上200円

 

 

 

「橋の科学館」の見学

20世紀後半に入って、人類の技術発展のスピードはそれ以前の有史時代と比べても、格段の速さで進歩していった。

それに伴い、それまでは不可能と思われていた海峡に橋を架ける計画が、次々と生まれていく。

江戸春男
江戸春男

ジブラルタル海峡に橋が架かったら、ヨーロッパとアフリカが繋がるぜい!

 

こちらには世界的に長い吊り橋が紹介されているが、吊り橋ではなく”世界で一番長い橋”は、中国にある「丹陽-昆山特大橋」という164.8kmの京滬高速鉄道の高架橋である。

 

橋というと”海の上に架かる橋”をイメージするけど、この世界イチ長い「丹陽-昆山特大橋」は一応9kmほど湖の上を通過する部分があるらしいけど、その大半が陸地に造られているので、あまり橋というイメージが湧きにくいが。。

 

北欧とヨーロッパを繋ぐ計画『スカンジナビア・リンク』では、既に「グレートベルト・リンク」「オーレスン・リンク」が完成して、デンマークの首都コペンハーゲンを北欧のスウェーデンと共にユトランド半島も繋いでいる。

 

そして2029年に開通予定となっている「フェーマルン・ベルトトンネル」は、18kmのフェーマルン・ベルト海峡の海底トンネルとして建造途中で、完成すればデンマークと北ドイツを繋ぐ予定となっている。

朋ちゃん
朋ちゃん

北欧の地理はあまり判らないけど、何か凄そうね~!

 

世界的に有名な橋の1つであるサンフランシスコ湾に架かる「ゴールデン・ゲート・ブリッジ(Golden Gate Bridge)は、1930年代に架けられて周辺地域経済の発展に大きく貢献した為に、後年の橋を架ける計画の際によく見本として出てくる橋だという。

 

大坂黒門
大坂黒門

1937年に完成した当時は、世界イチ”支柱間が長かった橋”でもあったんやで!

明石蛸一郎
明石蛸一郎

ちなみにゴールデン・ゲート・ブリッジは、”世界イチ飛び降り自殺が多い建造物”でもあるタコ・・

朋ちゃん
朋ちゃん

ゴールデン・ゲート・ブリッジ橋からの飛び降りは、死亡率が約98%とか。。

 

『スカンジナビア・リンク』のように島と島を次々と繋いでいく橋は、ここ日本では「本州四国連絡橋」として既に架けられている。

 

 

3ルートある本州四国連絡道路の中でも最も知られているのが、西瀬戸自動車道が通るルートの「しまなみ海道」だろう。

 

この「しまなみ海道」は現在では自転車で全ての橋を走行する事ができる為に、”サイクリングの聖地”的場所ともなっており、今では年間多くの自転車ライダーが駆け抜ける人気スポットと化している。

 

個人的にはしまなみ海道サイクリング旅を、愛媛県今治市側からと、広島県尾道市側からした事がある為に、思い深い場所でもある。

 

因島と生口島の間に架かる「生口橋」も実際に自転車で渡った事があるが、自分で自転車を漕いで渡った経験がある橋がこのように説明されていると、見ているだけで少し嬉しくなってくる。

 

しまなみ海道に架かる橋は全て同じ形式の橋ではなく、その架けられた時代や場所によって、違う形になっていたりで、サイクリング旅で橋を渡っていくと、そのような橋の景観や周辺の景色なども楽しめるのでオススメである。

オカン
オカン

私はシンドイ旅はイランで・・・

 

明石蛸一郎
明石蛸一郎

この「大三島橋」は、”しまなみ海道”の中でも最初に造られた橋タコ!

 

因島大橋は広島県尾道市側からしまなみ海道サイクリング旅をする際に”最初に渡る橋”として、必要以上に橋の写真を撮りたくなってしまう橋でもある。

※尾道大橋を渡らずフェリーで因島に渡った場合

 

 

この「伯方・大島大橋」が架けられている伯方島は、『ハカタの塩』でも有名な場所。

 

しかし、現在も販売されている『伯方の塩』はこの伯方で採れた塩ではなく、メキシコとオーストラリアから輸入された「原塩(天日塩田塩)」を使う事を国から義務付けられており、昔のように海水から直接塩を作る事は禁止されているようだ。

江戸春男
江戸春男

昔の塩は専売公社が独占していたぜい!

 

こちらは尾道でも有名な千光寺周辺から眺めた「尾道大橋」と、そのすぐ脇に建造された「新尾道大橋」の説明。

 

古い方の「尾道大橋」は車道が片側1車線しか無い為に、しまなみ海道サイクリング旅をする人にはなるべく利用しないように案内されている。

明石蛸一郎
明石蛸一郎

狭い歩道は、一応歩けるタコ!

 

そして今治市側からしまなみ海道サイクリング旅を始める際には、必ず渡る前にその全貌の景色を写真に収めたくなってしまう程に立派で素晴らしい橋となっている「来島海峡大橋」

 

そんなしまなみ海道と比べて、歩行者や自転車で渡れない「瀬戸大橋」

自転車で渡れる為に人気観光スポットと化したしまなみ海道に、大きく差が付けられた印象を受けてしまうが。。

 

こちらはこの科学館見学途中にも説明があった「櫃石島橋」「岩黒島橋」で、建造計画時には”カンチレバートラス橋”で進められていたが、瀬戸内海の景観を考慮して”斜張橋”へと変更された橋である。

 

淡路島と四国本島の鳴門海峡に架けられた「大鳴門橋」は、新幹線も通れる橋として造られたものの、四国新幹線計画が立消えとなった為に、その部分を改修してサイクリングロードとして2028年度の開通予定計画で進められている。

 

大塚ナルト
大塚ナルト

淡路島を自転車で一周するコースは『アワイチ』と呼ばれてるナルト!

明石蛸一郎
明石蛸一郎

ただ明石海峡大橋は自転車で渡れないタコ・・・

大塚ナルト
大塚ナルト

その代替えとして、フェリーで自転車とライダーを輸送するナルト!

 

このような大きな橋が架けられた当初は、道が開通した地域経済の活性化に目が行ったが、橋が架けられて長い年月が経過すると、次は”観光資源”として新たなスポットライトが当たる存在になっている。

 

という感じで「橋の科学館」でじっくり明石海峡大橋などの勉強を済ませた後は、国道2号線の上に架けられている歩道橋を渡って、JR舞子駅に戻っていく。

 

ちなみに今回の旅は兵庫県加古川市で1泊する予定となっているが、「何故、加古川市で1泊するのか?」と疑問が湧いてきた人も居てるだろう。

明石蛸一郎
明石蛸一郎

その答えは、加古川に行けば分かるタコ!

オカン
オカン

その理由は、この子が最近ハマっている”アレ”ですよ。。

 

 

明石市に到着!

そんな宿泊地の加古川市に向かう前に、まずは通り道となっている「JR明石駅」に到着する。

 

JR明石駅は舞子駅からたった5分で移動でき、駅のプラットホームから”明石城跡が見られる”という素晴らしい場所になっていた。

江戸春男
江戸春男

江戸時代には”明石藩”の拠点だった場所だぜい!

 

そして明石市に降り立つと「タコが出迎えてくれるのか?」と期待していたら、まず目に飛び込んできたのがこちらの”明石ポン太”という名前が付けられた信楽焼のタヌキだった。。

朋ちゃん
朋ちゃん

誰かが要らない信楽焼を寄贈してくれたのかもね~!(笑)

 

この「明石市」というイメージはやっぱり”子育て支援”が手厚い印象があるが、その政策を実現させた原動力となった「泉房穂(いずみ ふさほ)市長がまず思い浮かんで来るが、残念ながら泉市長は2023年4月の任期満了で政界を引退してしまっている。

 

大坂黒門
大坂黒門

エエ政治家は、スパッと辞めてしまうデ!

江戸春男
江戸春男

それに比べてダメな政治家は、いつまでも居座り続けるぜい!

 

手厚い子育て支援を求めて若い世代が多く移り住んで来た明石市は、人口減少が続く高齢化社会となってしまった日本の中でも、目指すべきモデルケースとなっている。

 

そんな明石市には初めて訪問したのであるが、その目的は当然ながら”子育て支援”を求めていた訳ではなく、明石名物の『○○焼き』を求めて来たのであった。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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明石&加古川旅(2023)

2023年1月下旬に訪れた、1泊2日の兵庫県:明石&加古川旅です。

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