北海道/札幌旅
旅行期間:2020年9月1日~4日
札幌での流行り
今日は北海道でも札幌を飛び出て、西側にある小樽や余市などへ行った後は札幌市内に戻ってきました。既に暗くなってしまっていた札幌中心部で、今日の晩御飯へと向かいます。
夜の札幌市内にて
そして今の札幌では「シメのアイスクリーム」や「スープカレー」が流行っているという事を聞き、札幌市民のメグちゃんはあまりそういう店には行かないので、代わりにネットで検索したスープカレーの人気店へと向かいます。
「すあげ+(Suage+)」
住所:北海道札幌市中央区南4条西5丁目6−1 都志松ビル 2階
営業時間:11時30分~22時30分(LO.21時30分) 定休日:なし
電話番号:011-233-2911
スープカレー専門店「すあげ+」にて
という事でこちらの2007年に開業した、スープカレー専門店「すあげ+」の店内へと入る。札幌市内では5店舗、それ以外では東京に2店舗を出店しているスープカレー専門店。大阪ではスープカレーというのは聞いた事が無かったけど、北海道では一般的に既に受け入れられている食べ物らしい。
店内の内装はちょっとコジャれた感じで、どちらかというと店のターゲットを若者に定めたような感じに見受けられる。その為か、店員さんも若者だし、入ってくるお客も若者ばかりであった。

ちょっとワタシ達、浮いてるのかな?!

周りが沈んでいるだけですよ!(笑)
そんな若者向けっぽいスープカレーだからか、ちょっと簡単に頼みやすいメニューとはなっていなかった。というのもまずは「ベースのカレー」を選び(今回は「野菜たっぷりベジタブルカレー」をチョイス)、次は「スープの種類」と「スープの辛さ」を選ぶ(今回はくせがないSuageの定番スープとピリ辛をチョイス)。これで終わりではなくて「追加のトッピング」を聞かれるけど、特に希望は無かったので「無し」にして最後に「ご飯の量」を決める(今回は中ライスにて)。

意外と初めてだと疲れるメニュー選択でした・・・

美味しいもの食べるには、それ位我慢よ~!
そんな疲れるスープカレーの注文時に唯一ボクの頭にあったのは、こちらのサッポロビールのみ。一言「野菜カレー」で注文が通じれば楽なのであったが、アレコレと聞かれてちょっとイライラしたのは、年のせいかもしれない。年を取ると気が短くなるらしいけども、ここはグッと自分の未熟さだと思って辛抱する。するとすぐに目の前にビールが登場したので、そんなイライラはすっかりどこかに吹き飛んでしまった。

ワタシは帰りも車なので、飲めないのよ~!
そして注文してから約10分程して運ばれてきたのが、札幌名物ともなっているという「スープカレー(Soup Curry)」である。ラーメンで例えると”つけ麺”的な、カツ丼に例えると”台抜き(カツとじ)”的な、スープ状態になったカレーとライスが分かれていた。
2000年前後から札幌でブームとなって、瞬く間に札幌市内では店舗が増えて、今では200店舗程のスープカレーを提供するお店があるという。そして注文した「野菜たっぷりベジタブルカレー」には、スープカレーの特徴でもある”具がタップリ”載った豪勢な料理のインパクトをまずは受ける。
こちらはスープのカレーとは別皿で提供されるライス。普通のライスじゃない感じだったけど、脇にあるレモンがちょっとアクセントになっている模様。普段ライスにレモンを掛けるなんて機会はないけど、せっかくなんでたっぷりと搾って掛けてみる。
メグちゃんが頼んだのは、「パリパリ知床鶏と野菜カレー」。そして結構食べそうなメグちゃんだったけど、ライスは小ライスだった。娘からは「お母さん、ミートテックを来てるから温かいでしょ!」と冗談で言われているというが、意外と本人曰く小食なんだとか。

朝ごはんも毎日食べないんだけどね・・・ハハハ!
ここ数年間で以前もの何倍も野菜が好きになってきた男にとっては、この野菜がたっぷり入れられた器は見るだけでワクワクしてくる。

という事で初体験のスープカレーを味わう事にします!

ボクはジンギスカン鍋の次にスープカレーを食べるプ~~!
そんなスープカレーの液体に浸かっていた野菜をまず取り上げてみた。こちらはキノコ類の中でも一番ボクのお気に入りである舞茸である。
そしてこちらはほんのり甘みのあるヤングコーン。スープの辛さは甘口/ピリ辛/中辛/辛口/大辛/超辛という辛さの設定があった。だいたいいつもカレーを注文する時は普通が多いのだけど、今回はピリ辛に挑戦してみたけど、意外と思った以上には辛くなくて普通に食べる事が出来た。
お次はこれまた30歳を峠として、急に美味しくなってきた野菜の茄子である。他にもオクラやピーマン、蓮根やカボチャなども入っていて野菜好きにはたまらない。
そしてそんな野菜たっぷりベジタブルカレーに喰らいつく男。これらの野菜はこの店の名前「スアゲ」からも分かるように、このカレースープで炒めた物ではなくて、素揚げされたもののようだ。
大阪でも札幌でのスープカレー人気にあやかって、探せばスープカレーを提供するお店があるけど、あまり一般的には周知されていないと思う。そして気付けば、すっかりペロンチョした野菜たっぷりベジタブルカレー。

ご馳走様でした!

今度はボクも連れてって~~!
そんなスープカレーを完食して対面のメグちゃんを見ると、まだ食べている所だった。テッキリもっとパクパクと食べて、お代わりをする位の勢いかと思っていたけど、意外とゆっくり食べていた。

だから言ってるでしょ~、小食だってね~!
ネットでの口コミ評価が高い「 スープカレー専門店:スアゲ(Suage)」だったけど、特に接客とかは普通のバイト的な感じで、新しいもの好きな若者には人気がありそうな店の感じがした。
商業ビル「ノルベサ」にて
美味しいスープカレーを食べた後は、近くにある観覧車に乗ってみる事に。最近は観覧車を見かけると、乗りたくなって仕方ないようになってしまっている。そのススキノの中心部近くにある、この「ノルベサ」という商業施設の上に観覧車があるというので訪れた。なおこちらはそのビルの吹き抜けから下を見てみたら、最近テレビなどでよく目にする、自由にピアノが弾けるコーナーがあった。
そして観覧車の乗り場がある7階へと上がると、このような「ゴンドラバー」というビールと乗車券が付いて800円という看板が目に入る。大人は1周600円するので実質200円でビールを飲めるようだが、これは「観覧車ノリア」ではなくて、レストラン側で会計する必要があるとの事だった。
まあホテルに帰ったらまたサッポロクラシックが待ち受けているので、そんなビールの誘惑を素通りして、札幌市内の夜景が一望できる「観覧車ノリア」に乗り込む。こちらの観覧車は最高点は78mまで行き、一周約10分楽しめる。
「観覧車ノリア」からの札幌市内の夜景
今まで北海道には2回来た事があったけど札幌市内では泊まらなかったので、これだけそれなりに高いビルが札幌市内には多い事に今回初めて気付いた。だからグ~~ンと上に昇る前は全然見晴らしが良くなくて、ビル群の横腹を眺めているだけの景色しか最初の方は見えない。。
観覧車からの夜景 動画
しかし約4分程経過すると、だんだんとゴンドラは高くなっていき、このように札幌市内の夜景が一望できる高さまでやって来る。写真左側には建て替えが検討されたさっぽろテレビ塔が見えてくるが、周囲に同じような高い建物が無いのでしっかり確認できる。
そしてススキノの街のシンボルともなっている、札幌市中心部のススキノ交差点の角にあるススキノビルのニッカウヰスキー広告までが見えてくる。普段ニッカウヰスキーに興味が無い人も、このススキノにあるこの看板だけはテレビなどでお馴染みだと思う程に有名なもの。正直ボクもこの北海道旅まではニッカウヰスキーと言えば、代表的な製品は知らなくて、こちらの”キング・オブ・ブレンダーズ”オジサンのイメージしか思い浮かばなかった。
観覧車に乗り込んで約5分が経過した頃合いが、この観覧車でサッポロ一番の高さに居られる頃合い。人間の人生みたいに、この観覧車も昇っていく途中はワクワクしながらそれを待っているけど、いざ最高到達点に達してしまうと後は落ちるだけである。だから観覧車も人生にも言える事は「いかに堕ちていく瞬間を楽しめるか?!」かだと思う。
北海道では近年インバウンド客が増えて、特に北海道の雪質が良いのを求めてウインターシーズンに訪れる客が増えているという。そんな海外からの観光客が増えてきているので、札幌市内には続々と大型のホテルが増殖していっているようだ。だからどっかの会社のビルというよりは、ここから見える大きな建物はホテルだらけのようだ。
北海道なんて寒いイメージしか無かったので、このように野外ビアガーデンがあるイメージは全然なかったけど、北海道はこのように夏場は本州並みに温かいので、さすがにビアガーデンも営業していた。

こら~、ちゃんと北海道でもビアガーデン位あるよ~!
それにしても初めて今回の旅が札幌市内をウロウロしたのであるが、これだけ大きな都市になっているとは思っていなかった札幌市内。てっきり歓楽街だけかと思っていた札幌市内だけど、これからまだ2030年に北海道新幹線が開業するので、それまでは当分発展が続きそうな感じを見せつける街である。
とりあえず観覧車の最高到達点から札幌市内の夜景を見下ろす事が出来て、満足した様子の男。ただ歓楽街へは金欠というか収入のアテが無いだけに、派手使いはできないのでそういった意味で自粛したのであった。。
テレビなどで見かけるピアノのフリースペースであるが、あれはいい所しか放送していないのでそれなりに上手く皆が弾いているイメージしかないけど、実際には初心者が引く場合もあるし、全然観衆がいない中で寂しく演奏していた様子を見るとちょっと寂しくなったような気に。。
そして観覧車を降りた後は今日も1日現地ガイドとして同行してくれたメグちゃんに別れを告げて、とりあえず実際に見てみたかったススキノビルのある有名な交差点にやって来た。ここではメインのニッカウヰスキーの広告しかイメージに無かったけど、このように他にも記憶に残らないような広告も一応出稿されていた。
それ以外に目立ったのは、こちらのサッポロビールの広告。この広告のメッセージにもあるように「北海道はサッポロビール」じゃないけど、ビールの名前に札幌と入っているだけで、北海道ではこのサッポロビールしか注文してはいけないように感じてしまう。

ビール飲めれば、何でもええんやろ!

実際にそうなんです、飲めさえすれば何でも飲みます!
そしてホテルまでの帰り道に今日も大通公園を通って、しばしさっぽろテレビ塔の景色を眺める。朝から活動してきたけど、夜は大人しい北海道旅であった。。
こんな旅はまた次回に続きます!
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