【2020年札幌旅行記:完結編】3度目の北海道で多くの事を学んだ旅

北海道/札幌旅行記
 旅行期間:2020年9月1日~4日

札幌の経験値が増えた旅

新千歳空港の景色2

さて新千歳空港内での散策で飛行機やチョコレートについて有意義な歴史を学べた後は、もう国内線の飛行機に乗り込むだけとなってしまいました。特にそんなに動かなかったのでお腹も減る事がなく、新千歳空港内にある「北海道ラーメン道場」でのラーメンを食べる事は次回に繰り越し。

 

新千歳空港から伊丹空港へ

新千歳空港の国内線ターミナルにて

この旅行記は2020年9月1~4日に行った際のもので、これが公開されているのは今から約9ヶ月前の出来事である。旅行記というブログもなるべく旅行後のリアルタイムな時期に公開するに越したことはないのであろうが、旅行の順番に長々と公開していっているのでどうしてもこれだけ旅行時期とは遅れてしまう。そして旅行から半年ほど経った時点でその時の様子を振り返りながら旅行記を作成していると、やっぱりその時の細かい事などを忘れている事がある。しかしその旅行時に撮影した写真を見返して、その当時に気付けなかった事柄などを調べながら旅行記を作成していくと、まるで2度目のその旅行をしているかのように復習しながら旅行しているような感覚にもなる旅行記作成ブログなのである。

という事でこんなブログとお付き合い頂き、誠にありがとうございます!

 

新千歳空港の国内線ターミナルで飲むサッポロクラシック

空港に到着するまでは荷物を増やしたくないと思っていたけど、国内線ターミナル内に入ってしまうと気が緩んでしまうのか、今日の午前中に訪問した「白い恋人パーク」に感謝の気持ちを込めて、白い恋人のお菓子を購入してしまった。そしてとりあえず今回の旅では最後となる、”北海道限定品”の「サッポロクラシック」をゆっくり1人で味わう事にする。

 

新千歳空港の国内線ターミナルから眺める飛行機

今までの旅行では海外旅行が多かったから、国際線のように約2時間前には飛行場に到着して、出発1時間前頃からの搭乗開始に慣れていた。しかし国内線では出発の30分前までに飛行場に到着しとけばいいし、出発15分前から搭乗開始というのもザラにあったので、イマイチそんなゆっくりな感覚に慣れる事が出来なかった2020年。

 

新千歳空港の国内線ターミナルで搭乗開始

そしてやっとJALの飛行機が準備出来て、搭乗開始となる。国内線の飛行機は基本的に同じ路線をピストン輸送しているので、その飛行機が空港に到着して乗客を降ろしてから、機内を清掃する時間などがどうしても必要になる。飛行機を見ると何故か乗りたくなってしまう気持ちが強く湧いてくるけど、それを耐えながら搭乗開始時刻になると、そんな耐えた事など全く顔に出す事なく搭乗ゲートを進んで行くのである。

 

新千歳空港の国内線ターミナルで飛行機に搭乗

基本的には伊丹空港から国内線で飛び立つ事が殆どだった2020年コロナ禍での国内旅行だったけど、沖縄や新千歳空港行は普段から客が多いからか、このように3列+3列=6列のちょっと大きめの飛行機だった。そしてここ機内でCAさんにさりげなく「白い恋人パーク」で購入したキャンディーをプレゼントすると、とても喜んでくれた。こんな500円前後のお菓子を1つプレゼントするだけで、場合によっては搭乗しているCAさん達がそれぞれにわざわざ挨拶しに来てくれたりする(挨拶してこない場合もたまにあります・・)。

でもこの2020年に1度だけANAの国内線に搭乗した時に、CAさんにお菓子をプレゼントしたら、その時だけは何故かその後に誰も挨拶にすら来なかった。まあコッチの都合で勝手にCAさんにお菓子をプレゼントしているだけなので、それに対して必ずしも挨拶をしなければいけない訳でもないのだが、やっぱりこういった小さな心遣いに対する感謝の気持ちを伝えるという行動1つを取っても、JALとANAの差を体感したように感じたのであった。。

 

北海道から大阪の伊丹空港に到着

そして大阪の伊丹空港に到着すると、既に真っ暗だった。それよりも空港のバス乗り場に向かうと、北海道に比べて湿気が多いだけにムワ~~っという、まるで熱帯の国にやって来たかのような気候を肌で味わった。だから近年は温暖化の影響で北海道の夏も気温が上がり続けているらしいが、ただ本州などに比べると湿気が少ない北海道は圧倒的にまだまだ夏を過ごしやすい避暑地であるというのを体感した2020年9月の札幌旅であった。。

 

 

 

<まとめ>

旧島松駅逓所周辺

今回の札幌旅はまず島松川沿いの『旧島松駅逓所』から始まる旅であった。昔は旅の宿となっていた建物跡であるが、北海道では有名なあのクラーク博士がアメリカに帰国する際に、有名な言葉を学生たちに向かって言った場所ともされている為に、ここのクラーク博士の記念碑が造られているから立ち寄った場所。

 

新千歳空港の到着ゲートに待ち受ける女

そんな札幌旅で3日間も現地を案内してくれた札幌市民のメグちゃん。その出会いは2019年2月に訪れたモロッコ旅行のツアーに参加していた事によるものだった。前回の九州旅でも遥か彼方の北欧で出会ったオジサンと旅行したり、アフリカ大陸のモロッコで出会った人と札幌旅行をしたりと、旅をしだした頃は全然考えてもいなかった出会いから発展していった2020年の国内旅行。

メグちゃん
メグちゃん

楽しかったよ~、また来てね~!

 

「回転寿しトリトン:清田店」の湯吞み

2020年の国内旅行では主に自分1人で旅する機会が多かったけど、地元民に案内してもらうと地元の人気店などに連れていってくれるのがとてもありがたい事でもある。北海道ローカルチェーン店は本州の人間には全然知られていないけど、この『回転寿司トリトン』に代表されるように、とても美味しかったり、お店の人もとても気さくでアットホームな雰囲気を楽しめる場所が多かった。

 

 

「さっぽろ羊ヶ丘展望台」の入場チケット

そして札幌観光では外せない、1番の人気観光地と言っても過言ではない『さっぽろ羊ヶ丘展望台』。てっきり無料で行ける場所だと思っていたけど、実際には羊などを飼育している畜産物実験場の中に造られている観光地だったので、その場所に入る料金が必要だった訳である。

 

さっぽろ羊ヶ丘展望台に立つクラーク博士像

札幌だけではなくて北海道旅行の象徴的にも使われている、さっぽろ羊ヶ丘展望台に設置されているクラーク博士の像。今では札幌市内にこの銅像含めて3体の像が設置されているが、この銅像が一番古い像ではない。しかし観光客からすると「えっ、クラーク博士の像って他にもあるの??」と思ってしまう程に、ここのクラーク博士像だけが有名になってしまっている。

 

北海道大学構内にあるクラーク博士像1

一番古いクラーク博士の像が設置されている場所は、アメリカから1年間だけ休暇を貰ってやって来て校長先生として教えていた『旧札幌農学校』(現在の北海道大学)だった場所。そんな胸像は第二次世界大戦中には軍隊に兵器を造る為の原料として没収されてしまい、今見られる胸像は戦後に復元されたものである。そしてポプラ並木がある場所という事で観光客にも人気となってしまった北海道大学で、観光バスの乗り入れが規制されてしまい、多くの観光客達がクラーク博士の存在を知る機会が減る事を危惧して、代わりに「さっぽろ羊ヶ丘」に新しくクラーク博士の像を造った。

モ~モ~子
モ~モ~子

そんな新しい像が大人気になってしまったね~!

 

札幌時計台の2階に鎮座するクラーク像3

そしてここ最近になってから、札幌の街のシンボルでも『札幌時計台』2階には、新しい樹脂で造られたクラーク像がベンチに鎮座している姿も見られる。これまではイマイチ見学しても面白みの無かった『札幌時計台』だけど、クラーク博士とのツーショット写真を撮れるという事で、今までよりも訪れる観光客を楽しませる事に貢献している事であろう。

 

 

「サッポロビール園」内にある歴史資料館のパネル7

そしてビール好きからすると、札幌旅では欠かす事が出来ない『サッポロビール園/サッポロビール博物館』の見学。単なるビール会社だった訳ではなくて、明治政府による近代日本化に向けて造られた会社でもあった。今では何気なく飲まれている国産ビールも、その裏では江戸末期に海外に密航して留学してきた人達の力が大きく貢献するのである。

 

サッポロビール園博物館の試飲コーナーでビールを飲む1

サッポロビールは元々は北海道を開拓する事を目的に、明治政府が造った「開拓使」という組織が造らせた会社なので、このような『サッポロ 開拓使麦酒仕立て』という商品が今の時代になっても造られるのである。

 

ただそんな「開拓使」にまつわる歴史ではなくて、別の意味で世間の注目を浴びる事になった『サッポロ 開拓使麦酒仕立て』だった。。

 

「サッポロビール園」でジンギスカン鍋に野菜ち羊肉を放り込む

そしてサッポロビール博物館を見学した後は、サッポロビール園に併設されているビアレストランで、ほぼ初体験のジンギスカン鍋を食べた。関西ではあまり食べる機会が少ない羊の肉を使うジンギスカン鍋だったけど、想像以上に羊肉の臭みが無くて、こんなに美味しいとは思わなかった。

仁義スカンク
仁義スカンク

昔とは違って、今はと~~っても美味しくなっているジンギスカン料理プ~!

 

「藻岩山展望台」から眺める札幌の夜景5

そしてちゃんと札幌の街の夜景スポットも満喫した。こちらは札幌の南西側にある『藻岩山展望台』からの景色である。北海道でも最大の都市である札幌の、その中でも一番の歓楽街としても全国的に有名なススキノの街が、特に中央部分の光り輝いているエリアである。ただしこのコロナ禍によって多くの飲食店などがダメージを受けた為に、これから数年の間で大きく街の景色が変わるかもしれない。

 

「藻岩山展望台」のモニュメントで楽しむ男

今回は9月1日の夜に藻岩山展望台を訪れた訳だが、自分的には「まだまだ夏!」というイメージで半袖シャツ1枚で展望台を訪れたが、さすが北の大地である北海道の、しかも山の上だけに吹き付ける風はとても冷たかった。なので、もしこれから行かれる人があれば長袖を羽織っていく事をオススメする。

 

小樽運河がよく見える橋からの景観1

そして今回初めて訪れた、北海道でも屈指の観光地として人気の『小樽運河』。このような景観が見られるのも昔に港町として大きく発展し、その落差で後年に大きく衰退した事が、今の観光名所となる小樽の街を創り上げる事になった。元々は今の川幅の倍の広さがあった小樽運河であるが、今位の20m幅位が観光地としてはちょうどいい感じなのかもしれない。

 

「小樽オルゴール堂:2号館」に展示されている平盤式のオルゴール1

そんな小樽の街では明治から昭和初期の、小樽の街が最盛期にあった時代に造られた建物が今でも多く残されている。そんな建物は色んな商店と今では化しているが、その中でも『オルゴール博物館』では今ではめっきり見る事が出来なくなった”平盤式のディスク型オルゴール”を拝見できた。後のレコード盤やCDディスクをイメージさせるディスク型オルゴールも、今ではすっかり廃れてしまった遺物である。

 

 

小樽の街のアーケード街のパネル

そんな小樽のアーケード商店街の入口にこのようなパネルが設置されていた「榎本武揚」という人物は、幕末から明治維新の時代に興味が出だした2020年に初めて知った人物だった。それも江戸幕府の悪あがきをする最後の抵抗勢力としての存在と思っていたけど、榎本武揚もヨーロッパへ留学した経験があり、その有能さが認められて明治政府に重用された人物でもある。そんな榎本武揚が小樽の場所を払い下げで購入し、開拓していったのである。

 

小樽の街にある、廃線となってしまった旧手宮線跡

そんな小樽の街で廃線となっていて、今ではこのようにそんな歴史など全然知らずに興味も無くて、ただ写真を撮るだけの為に若者達が群がる場所となっていた、北海道で一番最初に鉄道が敷かれた『旧手宮線跡』。この線路は札幌で採れた石炭などを本土へ運び出す際に、榎本武揚が小樽を港として強く推薦した結果、造られた鉄道であった。

まあボクもここを通っていた時は、そんな歴史は知らなかったのですがね・・・

 

積丹半島の北端にある「島武意海岸」に到着

こちらは北海道西側の日本海側に飛び出ている岬「積丹半島」(しゃこたんはんとう)の北端にある『島武意海岸(しまむいかいがん)』。先住民族として暮らしていたアイヌ人達が付けた名前の場所が多い北海道では、このように当て字のような名前が付けられていて、北海道民でなければ読み仮名が全然分からない場所だらけ。

 

積丹半島の北端にある「島武意海岸」へと降りながら見える景色

北海道の日本海側では、昔はこの海岸一面にニシンが群がって、海岸部分ではそんな群れに押し出されて陸を飛び跳ねる大量のニシンが見られていたという。だからこの『島武意海岸』の展望台などとなっている場所は、この海岸の景色を眺めたい人が造った場所ではなくて、そんな大量のニシンが獲れる場所だったから漁師が開拓した、ニシン御殿の夢の跡である。ただ近年にはそんな大量のニシンを見かける事は、殆ど無くなっているという。

 

美園駅近くにある「麺屋 彩未」ののれん

そして札幌ラーメンでも3本の指に入る程の大人気店『麺屋 彩未』も訪れた。こちらは札幌味噌ラーメンを代表する名店『すみれ』で、修業した大将が調理しているラーメン屋である。

 

美園駅近くにある「麺屋 彩未」に並ぶ人達

札幌市内の住宅街の一角にある店舗の周りにはオープン30分後の11時30分頃で、なんと既に20人程が待つ程の超人気店。ただし並んでいる時から先に注文を聞いてくれるので、約30分経過後に店内に入れたが、あまり待ち時間も掛からずにラーメンを提供してくれた。

 

美園駅近くにある「麺屋 彩未」の味噌ラーメン

その30分並んで出てきた、『麺屋 彩未』の味噌ラーメン。たぶんこれほどの人気店であれば30分並んでの入店は、まだ早い方だと思う。

 

 

美園駅近くにある「麺屋 彩未」の味噌ラーメンを食べる

札幌ラーメンでは多いちぢれ麺。ラーメンは普通に好きだけど、ラーメンマニアの部類までいかないので、どちらかというとここのお店で頼んだ瓶ビールに付いてきたタンブラーが、凍らされていた方が鮮明に記憶に残っているのであったが。。

 

大倉山ジャンプ競技場の景色

こちらは札幌市内の西側にある、1972年札幌オリンピックの際に会場としても使われた『大倉山ジャンプ競技場』。今では何気なく目の前に見えている大きなスキージャンプ台だけど、スポーツ好きな皇族の熱に触発された財閥の方々が、ど~~んとお金を出して造ったもの。

 

札幌オリンピックのメダル

そんな風に『大倉山ジャンプ競技場』などの練習場所などを提供してくれた人達のおかげがあって、1972年札幌オリンピックではスキージャンプで表彰台を日本男子が独占するという、奇跡的な快挙を成し遂げた。勿論当の選手たちが汗水流して厳しいトレーニングを経た結果であるが、その前提にはジャンプ台を建設するに至る人達の努力無くしては語れない。

 

ススキノ「だるま6・4店」で焼きあがってきた肉

札幌ススキノの街には「成吉思汗」と書かれたお店だらけで、てっきり一大ジンギスカン鍋チェーン店があるのかと思ってしまった。しかし「成吉思汗」はジンギスカンという言葉の漢字だった事を、今回の札幌旅では勉強出来たのである。

 

「ビストロます家 札幌店」での生ビール

そしてアルコール好きが北海道に来ると、迷わず頼んでしまうのが「サッポロ クラシック」ビールである。たまに大阪でも北海道展などが開催されていると出会える事があるけど、”北海道限定”という言葉が脳内でこの「サッポロ クラシック」をより美味しく感じさせるのかもしれない。

 

「宮の沢駅」から徒歩で白い恋人パークに到着

そして雪が多く積もる北海道ではあまりテーマパークがあるという印象が無いけど、北海道土産でもお馴染みの「白い恋人パーク」は、札幌を代表するテーマパークとする構想があるという。今でも楽しめる工場となっている場所だけど、10~20年後にはひょっとしたらディズニーランドやUSJのようなテーマパークに肩を並べている可能性が考えられる場所である。

 

新千歳空港「大空ミュージアム」に展示されている、昔の飛行機模型1

新千歳空港内は結構広くて色んな売店や「北海道ラーメン道場」という北海道を代表するラーメン屋さん10店舗が出店しているコーナーなどもあったりで、飛行機の待ち時間に退屈しない場所。それ以外にも『大空ミュージアム』というちょっとした飛行機関連の博物館が設置されていて、過去に造られた特徴的な飛行機の模型などを見て、飛行機業界の歴史を垣間見れる場所となっていた。

 

新千歳空港のロイスチョコレート:ブースに展示されている品々

そして普段なら営業しているロイズチョコレートの売店に吸い込まれるハズだったが、この時は半分が閉鎖していたので、代わりに『ロイズチョコレート・ワールド』の奥に造られていたチョコレート関連雑貨などの博物館的な場所を見学した。

 

ロイスチョコレート:ブースに展示されている、チョコレート関係のポスター1

ここではチョコレートがこの約500年の歳月を経て、今では簡単に甘いチョコレートが食べれるに至る歴史の説明などが展示されていた。そしてチョコレートの歴史を調べると、昔は今のように甘くて固形のチョコレートが食べられていなかった事実も知る事が出来た。

 

「ロイズチョコレート・ワールド」にあるアステカ帝国の置物1

アメリカ大陸で採れていたカカオの実は、元々は単に磨り潰されて水に混ぜて飲んでいた、薬のような飲み物だった。アメリカ大陸にいた原住民はカカオの実を”神様からの贈り物”と呼んでいたりで、神聖な貴重品として扱っていて、貨幣代わりにもカカオの実が使われていたという。

 

余市の町にあるニッカウヰスキーの工場外観

そして今回の札幌旅で一番印象に残り、そして後でこのブログ造り時にも勉強になったのが、この『ニッカウヰスキー余市蒸留所』の見学であった。この工場を見学する前までは、実はニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝という人物については、全然知見が無かったのである。まして普段はテレビドラマなども見ないので、数年前にNHK朝ドラとして放送された『マッサン』という作品も、全く知らなかったこの時。

 

 

ニッカウヰスキー余市蒸溜所の待合室にあった、ニッカウヰスキーのシンボルマーク

今ではニッカウヰスキーのシンボル的存在ともなっている、こちらのステンドグラス風の”キング・オブ・ブレンダーズ”という西洋のオジサンデザインは見た事がある位の初心者であった。

 

ニッカウヰスキー余市蒸溜所の蒸留棟内の景色4

しかし旅行後半年ほど経ってからこの札幌編旅行記を作成している時に、この竹鶴政孝という人物について調べてみると、広島県出身だけど大阪に住んでいた時期があって、しかもその大阪に住んでいた所がボクが昔住んでいた場所に近くて、ボクのオヤジが事務所を構えていた直ぐ横の場所にも住んでいた事もあるという事実を知って、より親近感を勝手に覚えてしまった。

 

余市町のウイスキー博物館内で、竹鶴21年の試飲を注文2

それによってより興味を持って竹鶴政孝という人物を調べると、単身スコットランドのウイスキー蒸留所に乗り込み、国外秘とされていたウイスキー造りを実際に体験してそのノウハウ全てを持ち帰り、日本国産ウイスキー造りに尽力した人物だった。当初は後のサントリーとなる寿屋に10年契約で招かれて国産ウイスキーを造るのであるが、日本人向けのウイスキー造りを掲げた鳥井信治の元を去り、スコットランド風の本物のウイスキーを造る為に北海道余市の場所に工場を造った竹鶴政孝。

 

ウイスキー博物館に展示されている竹鶴政孝氏の写真

ただそんな竹鶴政孝がスコットランドに約2年程も留学に行けたのは、第一次世界大戦中に起きた軍事物資需要バブルで栄えていた日本経済の後押しと、竹鶴政孝が高校(現在の大阪大学)を卒業後に入社した摂津酒造が将来的に国産ウイスキーの需要増を感じていた当時の社長:阿部喜兵衛の将来的な投資のおかげである。ただし竹鶴政孝がウイスキー造りのノウハウを学んで帰国する頃には、日本は大戦バブルが崩壊していて、摂津酒造も最低5年間は商品とならないウイスキー造りに難色を示して、結局は摂津酒造でのウイスキー造りは叶わずに退職してしまう。

 

大阪市住吉区にある、摂津酒造跡地の「神の木公園」

大阪市住吉区にある、摂津酒造跡地の「神の木公園」

そんな竹鶴政孝が働いていたという摂津酒造の跡地が家から歩いて行ける範囲にあるという事で訪れてみると、NHKドラマ『マッサン』で注目を浴びた事もあって昔は無かったこのような記念碑が現場には建てられていた。普段は全然見ないNHKのドラマだけど、この時はその社会への影響力の大きさを肌で感じた瞬間でもあった。

 

ウイスキー博物館内にある、竹鶴夫妻愛用の品

そして摂津酒造を退職後は大阪で化学の教師などをしている時期もあった竹鶴政孝に、後のサントリーの創業者である鳥井信治郎が三顧の礼までして彼を迎え入れて、今の大阪府三島郡にある「サントリー山崎蒸溜所」の工場長として赴任し、国産第1号ウイスキーの製造に関わった。

 

余市ウイスキー博物館にある、ニッカウヰスキー1号

しかし日本人の口に合わせたウイスキーを造ろうとしていた商人:鳥井信治郎とは反対に、職人:竹鶴政孝は本場で学んだ本物のスコットランド・ウイスキーを造りたかった為に、10年契約が満了後に国内でウイスキー造りの理想の場所と考えていた、北海道の余市町にニッカウヰスキーを創業した。しかしウイスキーというものは醸造過程でアルコール飲料となっても、その時点では今のウイスキーに見られる深い香り・味・色などは付いていない。

それらの付加価値は実はオーク材で出来た樽の中に入れられて最低でも4~5年間熟成させる事によって、木樽の成分がウイスキー内に溶け出してウイスキーに混ざる事で出来るものである。だからそんな最低5年は商品化できないウイスキー造りに、反対する出資者などとの闘いの方が大変だったのかもしれない。なおこちらはそんな竹鶴政孝が辛抱して造り上げた最初のウイスキー『ニッカウヰスキー(第1号ウイスキー)』である。

 

余市工場内にある竹鶴政孝の銅像2

ウイスキーの本場スコットランドでは日本のように原酒から熟成まで一貫して製造するメーカーは少なく、原酒のみを造って販売し、それを買った熟成メーカーが熟成させて売るという分業制が多かったという。しかしサントリーやニッカウヰスキーでは原酒造りから熟成まで、同じメーカーが一貫して行った。そんなウイスキー造りの極意を「子供が成長するのを見守るような、辛抱する気持ちが大事である!」と語っていた竹鶴政孝。

 

ニッカウヰスキーのブラックニッカ・クリアと竹鶴政孝関連の書籍

そして単身スコットランドに乗り込んで裸一貫でウイスキー造りを学んだ竹鶴政孝は、日本でもブレる事なく本場スコットランドのウイスキーを目指して奮闘して、今日では世界的にも注目を浴びる国産ウイスキーを造った偉大な人物であった。

 

 

このコロナ禍の前までは「旅行するなら、絶対に海外旅行だ!」と思い込んでいた。知り合いからは「国内にも色んな素晴らしい場所があるのに・・・」と言われていたけど、やっぱり言葉や文化や人種が全然違う海外の方が、自分の常識が壊される程の衝撃を得る事が出来て自分の成長に繋がると思っていた。

しかし2020年は早々とタイ・スリランカ・ロシアと行ったものの、そこで打ち止めとなってしまった。それ以降は国内にも新型コロナウイルス感染が拡がって緊急事態宣言が発令された。そしてその間はブログ造りをしていたので特に問題は無かったけど、その期間に全て旅行ネタを仕上げてしまったのでネタが切れてしまった。そのタイミングで北九州に住んでいる、旅で出会ったオジサンからの誘いを受けて九州を旅して、今回はその九州旅の一週間後に北の大地へやって来た。

 

そんな2020年コロナ禍下で国内旅行をして感じたのが「国内にも自分が知らないだけで、色んな偉大な人物が居た」という事だ。学校の教科書では特にその人物の細かい点までは教えずに、ただテストで出るからとその人物が教えられるだけ。それに今までの自分だったら、ここまでの歴史について興味も出ていなかっただろう。数年前に会社を辞める事なく続けていたら、こんな風に各地を旅行してそんな土地ゆかりの偉人達の歴史を調べる事も興味が出る事もなかっただろう。

そう思うと人間の生き方ってのは自由で、必ずしも社会の一員として働いていないといけない訳ではないという事が分かった。人によっては「生きる為にはお金が必要で・・・お金の為には働かないと・・・」という決まったかのような台詞が聞かれる。しかし実際に本当に生きるだけにそこまでのお金は必要ではない。このコロナ禍で分かった事は人間はどんどん欲望が出てくる生物なので、お金があればある程に贅沢してじゃないけど、本来の人間が生きるという事に全く”不要不急な”事に無駄金を使っているという事。

 

だから周りの社会やその社会に生きる人達の生き方に流されずに、自分らしい生き方を見つけて自分の人生を生きないといけない。そこには周りではなくて自分の、自分自身に対する強い気持ちが必要になる。そして迷った時も自分で模索しながら進む道を見つけないといけない。でも歴史に埋もれてしまっている偉人達も過去に、実際にそのように自分の生き方を貫いて生きていたのである。

今回たまたまニッカウヰスキーの工場見学に連れていってもらった事から、この竹鶴政孝という人物について知り、そしてとても興味を抱いたので彼について書かれている書籍や自伝などを数冊読んでみた。そして彼の残したニッカウヰスキーのウイスキーを飲むと、1人の人間が意地を貫き通した結果が凝縮したウイスキーだった。そんなウイスキーを飲みながら、自分の人生で残すものが社会に影響があるかは全然分からないが、自分の生き方を貫く事の大事さを大きく感じた札幌旅であった。

2021.2.24

という事でますます日本全国に旅に行きたくなったので、まだまだ旅行記は続けます!

メグちゃん
メグちゃん

いつかはウイスキーのように、人間的にも熟成するといいね~~!

 

<完>

 

【札幌旅行記①】クラーク博士の記念碑がある旧島松駅逓所からスタート
2020年9月に訪れた、北海道は札幌メインの旅行。久しぶりに到着した新千歳空港で旅友の出迎えを受けて、まずはクラーク博士の記念碑を見学しに行きます!
回転寿司トリトンの珍しい寿司と羊ヶ丘展望台のクラーク博士像にご対面
2020年9月に訪れた北海道札幌旅行。北海道の回転寿司チェーン店「トリトン:清田店」で、普段はお目に掛かれない珍しい寿司を満喫。それから札幌イチの展望台である「さっぽろ羊ヶ丘展望台」でクラーク博士像とご対面!
さっぽろ羊ヶ丘展望台で、クラーク教会や雪まつり資料館なども見学
2020年9月に訪れた北海道札幌旅行。札幌イチ観光スポットである「さっぽろ羊ヶ丘展望台」でクラーク博士像を見学した後は、敷地内にある「クラークチャペル」や「さっぽろ雪まつり資料館」なども回ります!
赤レンガが特徴的なサッポロビール園で札幌開拓とビールの歴史を勉強
2020年9月に訪れた北海道札幌旅行。「さっぽろ羊ヶ丘展望台」を見学した後は札幌市内にある「サッポロビール園」に向かいます。明治時代に造られた赤レンガが特徴的な建物で、まずはビールの歴史について学びます。
サッポロビール博物館の最後で、待望のビール試飲タイムを満喫する!
2020年9月に訪れた北海道札幌旅行。札幌市内にある「サッポロビール博物館」でビールの歴史について学んだ後は、待望のサッポロビール試飲タイムが始まります!
サッポロビール園で、ジンギスカン鍋とサッポロビールを美味しく頂く
2020年9月に訪れた北海道札幌旅行。札幌市内にある「サッポロビール博物館」でビールの歴史について学んだ後は、建物脇に併設されているビール園でジンギスカン鍋を食べる事にする!
真夏でも夜は意外と冷える藻岩山展望台から、眺める札幌市街の夜景
2020年9月に訪れた北海道札幌旅行。暗くなった札幌市内で『日本新三大夜景』とも呼ばれる札幌の夜景を眺めれるスポットの藻岩山展望台へと向かいます。
JR札幌駅から徒歩2分の「JR東日本ホテルメッツ札幌」の口コミ
2020年9月に訪れた北海道札幌旅行。暗くなった札幌市内に戻ってきて、夜の札幌の街をぶらりと散策した後は宿泊する「JR東日本ホテルメッツ札幌」の部屋へと向かいます!
北海道大学構内のクラーク博士像と、余市宇宙記念館の毛利衛パネル
2020年9月に訪れた北海道札幌旅行。2日目の朝は札幌駅近くにある北海道大学をまず訪れて、古くからあるクラーク博士像を見学。その後は余市町まで車で向かい、余市宇宙記念館で毛利衛氏のパネルと肩を並べる!
余市駅を散策して、近くのイクラ丼で有名な海鮮工房で海鮮丼を味わう
2020年9月に訪れた北海道札幌旅行。2日目は北海道の西側にある余市町までやって来て、余市駅周辺を散策して、近くにあった人気の海鮮丼が食べれるお店で昼食にします!
余市町から明治時代に造られた歴史的建造物が立ち並ぶ小樽の街へ移動
2020年9月に訪れた北海道札幌旅行。2日目は北海道の余市町から、北海道の人気観光地ともなっている明治時代に建てられた歴史的建造物が今も残る街並みとなっている小樽へと移動します!
小樽オルゴール堂2号館でアンティークな年代物オルゴールを見学する
2020年9月に訪れた北海道札幌旅行。2日目の午後は北海道でも人気の観光地である小樽の街を訪れ、アンティークな年代物のオルゴールが飾られている「小樽オルゴール堂2号館」を見学します!
明治時代の風情を残す小樽運河と、廃線となってしまった旧手宮線跡
2020年9月に訪れた北海道札幌旅行。2日目の午後は引き続き観光地として人気の小樽の街で、写真スポットとなっている小樽運河を眺めた後は、廃線となってしまった国鉄の手宮線跡を眺める!
榎本武揚が興した小樽の街を見ながら、山中牧場アイスクリームを味わう
2020年9月に訪れた北海道/札幌旅行。小樽の街で小樽駅を遠目から見た後に、通り道に売られていた「山中牧場アイスクリーム」を食べながら、歴史的建造物を見ながら散策していきます!
ニッカウヰスキー余市蒸留所ガイド付きツアーで昔ながらの製法を見学
2020年9月に訪れた北海道/札幌旅行。小樽の街での観光を終えた後は再び余市町へ戻って、満を持して予約していたニッカウヰスキー余市蒸留所のガイド付き見学ツアーに挑みます!
竹鶴政孝の夢の楽園だった、ニッカウヰスキー余市蒸留所の景色とは?
2020年9月に訪れた北海道/札幌旅行。余市町にある「ニッカウヰスキー余市蒸留所」でガイド付き見学ツアーで、その敷地内に広がる竹鶴政孝ワールドの世界に見ていきます!
竹鶴21年物の試飲を余市ニッカウヰスキーのウイスキー博物館で味わう
2020年9月に訪れた北海道/札幌旅行。余市町にあるニッカウヰスキー余市蒸留所内のウイスキー博物館で、「竹鶴21年物」をちょびっとだけ試飲してみたお味は?!
『マッサン』こと竹鶴政孝の資料館ともなっている余市蒸留所の博物館
2020年9月に訪れた北海道/札幌旅行。ニッカウヰスキー余市蒸留所内のウイスキー博物館で「竹鶴21年物」を試飲した後は、館内に展示されている『マッサン』との愛称で呼ばれた竹鶴政孝氏の資料を見学していく!
ニッカウヰスキー創業の地にある竹鶴政孝像から、ウイスキー魂を学ぶ
2020年9月に訪れた北海道/札幌旅行。ニッカウヰスキー余市工場内にあるウイスキー博物館で、ニッカウヰスキーの歴史と竹鶴政孝の歴史を十二分に勉強して、お土産のアップルワインを購入する!
【番外編】竹鶴政孝がスコットランド留学後に大阪で暮らしていた場所
今回はスピンオフとして、日本に国産ウイスキー造りを根付かせた張本人の竹鶴政孝が、スコットランドでウイスキー造りを学んだ後に帰国して大阪に住んでいた当時のゆかりの場所を訪問してみました!
積丹岬にある日本の渚百選『島武意海岸』で、ブルー色の海岸を眺める
2020年9月に訪れた北海道/札幌旅行。ニッカウヰスキー余市工場を見学後は更に西へ進み、積丹半島の先端にある日本海が一望できる絶景の展望台である『島武意海岸』を訪れます!
今では北海道屈指の観光地となった小樽で、夜の小樽運河に煌めく光
2020年9月に訪れた北海道/札幌旅行。積丹半島先端の『島武意海岸』を眺めた後は、海岸線にその景色を楽しみながら小樽を目指します。そして小樽の街では暗くなった小樽運河の夜景を楽しみます!
札幌名物のスープカレーと、ススキノの夜景が見れるノルベサの観覧車
札幌の夜に、すっかり札幌名物と化したスープカレーの専門店である『スアゲ(Suage)』で夕食を食べて、ススキノの繁華街の夜景を見下ろす事が出来るノルベサの「ノリア観覧車」に乗り込む!
北海道庁と共に明治時代に建てられた、クラーク像が鎮座する札幌時計台
札幌3日目の朝はまず明治時代に建てられたレトロな赤レンガの建物「北海道庁」を訪問。その後は近くにある、これまた明治時代の建造物であり、札幌を代表する建物「札幌時計台」で鎮座するクラーク像と出会う!
札幌市内の景色を無料で見下ろせる展望スポット「札幌市役所展望台」
札幌を代表する「札幌時計台」でその歴史的な時計を見学がした後は、道を挟んだ向かい側にある札幌市役所の無料展望台へと向かいます。ここからは札幌市内の景色を一望できる、かつタダという最高の場所です!
北海道ラーメン「麺屋 彩未」は、平日昼前から長蛇の列ができる人気店
札幌市内外れにあるプロ野球も行われる円山球場を見学した後は、美園にある北海道ラーメンの人気店「麺屋 彩未」に向かうが、昼前にも関わらず行列が出来ている。さてそんな人気店の味噌ラーメンのお味は・・?!
スキージャンパーが居ない夏の大倉山ジャンプ競技場で謎の地響きが?!
札幌市内の北海道味噌ラーメンの名店でラーメンを食べた後は、大倉山へ向かいます。冬と違って雪が無い夏の大倉山は、普段テレビで見る光景ではない芝生が広がる景色が見られます!
札幌大倉山にあるオリンピックミュージアムで冬季オリンピックのお勉強
札幌市内西側にある大倉山にはジャンプ台とオリンピックミュージアムの施設が造られています。そんな両方できる割引セット券を購入して、オリンピックミュージアムを見学していきます。
札幌オリンピックミュージアムの競技体験コーナーで、はしゃぐ大人達
札幌市内にある大倉山ジャンプ競技場に併設されている「札幌オリンピックミュージアム」を見学して、その後半はウインタースポーツの体験コーナーがあります。そこでは実際に競技を疑似体験できるので、試してみます!
大倉山ジャンプ競技場でジャンプ台頂上まで登るのに約15分は必要
札幌市内にある大倉山ジャンプ競技場で普通ならリフトで向かうジャンプ台へ、1人階段を使って登ってみました。その約20分間の道のりは、とても清々しい気分をもたらしてくれる道です。
札幌の開拓使が造った高級ホテル「豊平館」は、今ではレンタルスペースに
札幌市内にある「豊平館」という歴史的な洋風ホテルだった建物は、開拓使時代に造られた明治政府が唯一所有していた歴史的な木造建築物である!
札幌中島公園にある明治時代に造られた歴史的な建物「豊平館」の内装
札幌市内南側の中島公園内にある「豊平館」という建物。こちらは明治時代に建てられた、北海道の洋風木造建築物として最古の建物で天皇陛下が3代宿泊したホテルでもあった場所です。
ウルトラマリンブルーの塗装が施された「豊平館」は、結婚式のメッカ
札幌市内中島公園内にある「豊平館」という明治時代に建てられた洋風木造建築物。その2階にある明治天皇などが泊まった部屋などを見学して、見学を終えた後はススキノの街に繰り出すのである。
ススキノの人気ジンギスカン屋「だるま」と、濃い個性が出ていたイタリアンバー
北海道イチの繫華街で歓楽街でもある札幌のススキノの街でも、まずは大人気のジンギスカン屋「だるま」に向かう。その後は「BAR TUTTI」でイタリアのアマルフィに住んでいた事があるというマスターの元、快適な時間を過ごす!
白い恋人パークで当日予約なしの工場見学体験に突撃してみたブログ
北海道を代表するお土産のお菓子メーカーである石屋製菓。その札幌にある『白い恋人パーク』は単なる工場見学だけではなくて、誰でも楽しめるテーマパークとなっています。そんな場所に当日予約なしで乗り込んでみました!
白い恋人パークで1500円の『プレミアムファクトリーコース』を体験
札幌市内にある『白い恋人パーク』で『プレミアムファクトリーコース』(大人1人1500円)という、プロジェクションマッピングと工場見学がセットになったチケットを購入して、その世界観を体験してきました!
札幌の「白い恋人パーク」お菓子製造ラインの工場見学:口コミ体験
札幌市内にある「白い恋人」のお菓子を製造している「白い恋人パーク」では、テーマパークでありながらお菓子を製造する工場でもあります。そんなチョコトピアファクトリーと題された製造ラインを見学していきます!
白い恋人パーク【チョコトピアマーケット】で、石屋製菓の歴史を学ぶ
札幌市内にある「白い恋人パーク」内の【チョコトピアマーケット】までやって来ました。ここでは単にチョコレートばかりではなくて、石屋製菓の勉強もちゃんとしましょうね!
白い恋人パーク見学後に必ず訪れたい、宮の沢駅近くのラーメン屋「麺や六根」
札幌市内にある「白い恋人パーク」で最後に売店で石屋製菓の商品を眺めた後にお土産を購入。そして帰り際に宮の沢駅近くにあったラーメン屋さん「麺や六根」で美味しい味噌ラーメンを食べるのである!
2度目の訪問となるサッポロビール園博物館で出会ったビールと美女
札幌旅最終日はラーメンを食べた後は初日のリベンジとばかりに、サッポロビール園にある博物館に再訪します。そこで美味しいビールと念願の美女と出会える事が出来たのか・・・?!
新千歳空港内にある「大空ミュージアム」という飛行機マニアが喜ぶ場所
札幌旅の終わりは新千歳空港で迎えるが、新千歳空港には色々見どころがあるので十二分に最後の最後まで旅を満喫できる場所。そんな空港内に設置されている「大空ミュージアム」を訪れます!
新千歳空港の北海道ラーメン道場で特に人気な海老そば一幻とチョコの歴史
帰りの新千歳空港内を散策していると、北海道ラーメン道場に辿り着く。そんな10店舗程が出店しているエリアでも一番人気だったのが「えびそば一幻」。そんな行列を見た後はロイズのブースにある、チョコレートの歴史展示を見ながらお勉強です!
チョコレート博物館でもある新千歳空港の「ロイズチョコレート・ワールド」
札幌旅の最後に新千歳空港内にある「ロイズチョコレート・ワールド」で、チョコレートについてのお勉強をする。そこにはチョコレートに関する雑貨などが展示されていて、まるでチョコレート博物館のようになっている!
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