仙台旅行記2020年秋-⑪
旅行期間:2020年11月3日~5日
(Heading to Matsushima Beach on a Mangattan Liner full of Ishinomori World)
JR仙石線名物!
さて仙台で迎えた旅2日目の朝、このように今日も晴天が広がって良い一日が過ごせそうな景色が窓から見えている。ただ宿泊している「ANAホリデイ・イン仙台」は、仙台駅東口近くにあるので周辺にはビルやマンションが立ち並んでおり、このように窓からの景観はそこまで楽しむ事が出来ないが。。
ANAホリデイ・イン仙台で朝食!
さてまずは朝の朝食を食べに、ホテル内の朝食会場へと向かう。この2020年後半に国内旅行をした時に泊まったホテルの多くは、食事時の混雑を防ぐ為に前もって来場時間の予約が必要だったが、このANAホリデイ・イン仙台ではそんな予約がなくて少し拍子抜けのように感じた。
ANAホリデイ・イン仙台では朝食会場は1階にあり、この時はそこまで混雑している感じではなかった。周りの客層を見ても家族連れで泊っている人よりは、単身のビジネスマンらしき人の方が多かったと思う。
翌日は大混雑やったけどな・・・
ここの朝食会場では和食か洋食か、メインディッシュを選べるようになっている。それ以外に用意されているサイドディッシュは、ビュッフェスタイルになっており、この黒板にあるように何種類かと用意されている。
コロナ禍という事もあって、このように冷奴などはラップで包まれているのが見える。わざわざラップをかけるのは働いている人から手間が掛かってゴミが増えるだけど、衛生面では重要である。
そして和食をオーダーしてから約7分後に、メイン料理がテーブルに到着する。見ているからには特に可もなく不可もなくといった感じの、普通の和朝食に見える。
個人的にはこの大きなお皿の割には載っている量が少ないように思うので、もう少し小さいお皿にしてもいいのかと思ってしまう。あまりお皿が大きいとテーブル上を占有して、他のお皿や小鉢などを置くスペースが減ってしまうように思う。
そして昨日は旅初日からそこそこに歩かされてお疲れの御様子だったオカンも、一晩寝た事で元気な様子に見える。
ちょっと筋肉痛だけど、頑張れます!
こちらはセルフサービスの牛タン入りカレーで、朝からカレーを食べるのにはちょっと抵抗を感じるけど、「牛タンカレー」と書かれていると取らざるを得ない。。
まずは松島海岸へと向かう!
朝食をしっかりと食べた後は8時半頃にホテルを出発して、仙台駅へと向かう。昨日空港で購入した乗り放題チケット「仙台まるごとパス」が昨日~今日までの2日間有効なので、今日も元を取る為に移動しまくる予定となっている。
今日はまず”日本三景”としても有名な松島と、「仙台まるごとパス」の範囲外になるけど、仙台藩の主要港だった石巻まで行く予定。それらに行こうと思うと仙台駅から出ている「JR仙石線」の電車に乗れば一本で行ける。ちなみにこの「仙石線(せんせきせん)」という名前は、起点となっている仙台と終点の石巻からそれぞれ名前が取られている。
この日は平日だったので朝8時半頃は通勤ラッシュのようで、さすがに東北随一の大都市である仙台駅には大勢の人の姿が見られる。この2020年はコロナ禍の影響でリモートワークが流行ったけど、昔のやり方から逸脱できない日本企業の多くはある程度コロナ禍が沈静化したら、すぐにリモートワークを止めて従来の出勤スタイルに戻っていたようだ。
仙台といえば今ではこちらの広告にもあるように「東北楽天ゴールデンイーグルス」というチームの本拠地があるのだが、ボクの日本プロ野球界への興味は近鉄バファローズが消滅した2004年に終わっているので、正直楽天イーグルスの本拠地には全然興味が惹かれない。。
近鉄バファローズが消滅した年に、代わりに楽天イーグルスが生まれたんやな!
そしてホームで待っていると、このように派手なペイントが施された電車がホームに入ってきた。最近は派手な広告がペイントされた電車を見かける機会が増えているけど、これは広告のようには見えないが。
この電車の車体に描かれていたのは仮面ライダーを筆頭とする、石ノ森章太郎が生み出したキャラクター達だった。一応調べると石ノ森章太郎はこの宮城県出身で、石巻には彼の漫画館なる記念館があるという。それもあって今日はまず松島に行ってから、乗り放題チケットの範囲外になるけど石巻に向かう事にしたのである。
JR仙石線の派手な電車に乗り込み、海岸沿いを東に向かう。段々と港みたいな場所が見えてきて、このように海岸沿いに船が停泊している光景が見えてくるけど、この辺りも2011年に起きた大震災の時には大変だった事だろう。
東塩釜駅でマンガッタンライナーを眺める!
JR仙石線に乗って松島まで簡単に行けるかと思っていたけど、その手前にある「東塩釜駅」までしかこの電車は行かずに、ここで松島海岸駅行きの電車に乗り換える必要があった。
さっき仙台駅ではこの「マンガッタンライナー」という石ノ森章太郎が生み出したキャラクターとコラボした電車の写真をゆっくり撮影する時間が無かったので、この電車乗り換え時間を活用してじっくりと撮影に励む事に。
こちらのデザインは殆どの日本人が見ればすぐに分かる「仮面ライダー」であるが、実は今から約50年程前にテレビ放映が開始されたもので、冷静に考えるとかなり古い部類に入るキャラクターである。
ちなみにボクはその頃はまだ生まれてません・・・
車体には仮面ライダー以外に、こちらの『サイボーグ009』のキャラクターなども見られる。この『サイボーグ009』も初連載は1964年とかなり古い物なので、ボクもこの漫画やアニメを見た記憶が無い。しかしこの『サイボーグ009』というのは、前にパチンコ台とコラボしていた影響で知っていたのである。
結構パチンコ台経由で覚えた物も多いです、花の慶次とかも!
仙台市内だと大都市のような雰囲気の街だったけど、この海岸沿いにある東塩釜駅に来ると、すごくゆったりとした緩やかな時間が流れているように感じる。
マンガッタンライナー① 動画
こういう車体にペイントされている電車はたまには見かける事があるけど、そのような場合は大概は外側だけで内側まではペイントされていない事が多い。しかしこのマンガッタンライナーでは特別塗装の電車という事もあって、このように内側まで沢山石ノ森章太郎が生み出したキャラクターが描かれているという。
車内は外側程の派手さは見られないけど、それぞれにキャラクターの影絵のようなのが所々に見られる。石ノ森章太郎ファンにとっては堪らない電車なんだろうけど、ただ石ノ森章太郎が生み出した作品をリアルタイムで見ていた世代っていうのもそこそこのお歳だろう。
たぶんボクより一回り上の世代だろう。。
ただ石ノ森章太郎の作品を見ていた世代じゃないと、彼はギネス記録になる程多くの種類の漫画を制作した人物だったので、このようなキャラクターを見ても全然何の漫画かすら分からないのである。。
私には全部同じようにしか見えないけど・・・
こちらの車体は「マンガッタンライナーⅠ」という、2003年に生まれた石ノ森章太郎ワールド満載の電車。4車両あって 『サイボーグ009』・『仮面ライダー』・『秘密戦隊ゴレンジャー』・『がんばれ!!ロボコン』のキャラクターが描かれているようだ。
それが人気を博して2008年からはこちらの「マンガッタンライナーⅡ」という、石ノ森章太郎の別キャラクター達が描かれている車体も誕生している。
ただこのJR仙石線も2011年に起きた東日本大震災の影響で、通行止めとなってしまった。大きな地震の揺れと海岸が近くにあった為に津波被害も受けて、全線の再開通が完了したのは震災から約4年経ってからの事だったようだ。東日本大震災は今から約10年前の事だけど、こうやって来てみるとあまりその爪痕は見られないような感じだったが。
マンガッタンライナー② 動画
この『がんばれ!!ロボコン』というアニメは1974~1977年に放映されたものらしいけど、全く分からない・・・。石ノ森章太郎はなんと700作品以上も生み出しているバケモノ的な漫画家なので、それらの殆どを知っている方がおかしい存在になるのだろう。。
そして仙台駅から電車に乗って約50分で、目的地の「松島海岸駅」に到着する。オカンは昔この松島を見に来た事があるようだけど、ボクからしたら天橋立・宮島と行った事があるので、ここで”日本三景”をコンプリートとなるのである。
こんな旅はまた次回に続きます!
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